バイナリーオプションをやってみたいと思ったのに、口座開設ができずに悩んでいる人はいないでしょうか。
身近な証券会社でバイナリーオプションのサービスがあるとわかり、口座開設を申し込んだら取引ができなかったという事例は決して少なくありません。
「個人向け通貨関連店頭バイナリーオプション規制」によって取引経験と知識の確認が義務付けられたからです。
多くの人にとって大きなハードルになっているのが知識確認テストです。合格しないと取引を全くできない仕組みになっています。
テストなんてやりたくないと思い、バイナリーオプションを諦めた人もいるのではないでしょうか?
この記事では知識確認テストの実態について解説した上で、ハイローオーストラリア(Highlow.com)でもテストがあるのかを説明します。
テストは嫌だと思っている人もこの記事を読んで、バイナリーオプションを始められるようになりましょう。
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知識確認テストとは
バイナリーオプションを始めるときに実施される知識確認テストとは何かを背景まで詳しく知っているでしょうか。
2013年以前は知識確認テストは存在せず、簡単に口座開設をして取引を開始できました。
国内バイナリーオプション規制によって知識確認テストの実施が業者に義務付けられています。この概要をまずは大まかに見ていきましょう。
知識確認テストの目的
知識確認テストは投資家がバイナリーオプション取引に必要な基礎知識を持っているかどうかを見極めるために実施されています。
しっかりとした知識を持っている人が取り組むのなら大丈夫という判断の下に、知識確認テストの実施が義務付けられました。
同時に流動性の高い禁輸商品やFX、デリバティブ取引などでの投資経験が必要と定めています。
知識確認テストの内容
知識確認テストの内容は当初、具体化されていませんでした。
しかし、業者がテストを実施するにあたってどのような形で知識の確認をすれば良いか、どの程度の水準の知識があれば合格として良いかを判断するのは困難でしょう。
そのため、一般社団法人金融先物取引業協会では以下の5項目に分けて参考問題を公開しました。
・仕組み
・方法
・概要
・リスク
・計算
どの項目についても正誤問題が例題として挙げられています。
記述式の問題や、バイナリーオプションの取引技術などに関する内容ではありません。
あくまでバイナリーオプションの仕組みやリスクといった基礎知識を問うものになっています。
証券会社の知識確認テストへの対応
証券会社は参考問題を見て自社で類似している知識確認テストを作成し、合格することを取引条件としてオンライン受験をできるようにしているのが一般的です。
バイナリーオプション規制に伴って作成されたガイドラインでは業者に対して以下の2点も求めています。
・学習コンテンツなどにより基礎的知識を補完すること
・受験して不合格だった場合には後日受験できるようにすること
つまり、合格できるようなテキストなどの教材を用意し、日を改めて受験させられるようにすることが必要になっています。
ハイローオーストラリアに知識確認テストはない
ハイローオーストラリアは海外業者なので、日本で敷かれているバイナリーオプション規制の知識確認テストを実施する義務はありません。
口座開設をして取引をしたいと思っている人を遠ざけることになってしまうため、あえてハイローオーストラリアが知識確認テストをする意味はないのは確かでしょう。
日本では国や公的機関が消費者を守ろうと強く考える傾向があります。
無知な消費者がうっかり失敗しないように転ばぬ先の杖を用意するのが日本のやり方です。
海外では自分で良し悪しを判断し、良いと思ったら行い、悪いと思ったらやらないと決めるのが普通です。
手取り足取り教えるようなことはせず、やりたいなら自分で学んでやるべきだというのが海外のやり方です。
そのため、海外業者では知識確認テストによって知識がある人だけを迎え入れ、知識がない人は断るというやり方をしません。
知識があろうとなかろうと自分の判断で取引をすべきというスタンスでサービスを提供するのが標準的です。
ハイローオーストラリアでも投資をしたい人を遠ざけることはしていません。それでも以前はオーストラリアの金融ライセンスを保有して営業していました。グローバルスタンダードを保っているので、知識確認テストがないとも言えるでしょう。
ただ、ハイローオーストラリアがテストをしていないのには他にも理由があります。その理由は知識確認テストの問題を見てみるとわかります。
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知識確認テストの参考問題と実題
参考問題と実題から知識確認テストでは何が問われているのかを具体的に見てみましょう。ここでは5項目についてそれぞれ2題ずつ典型例を紹介します。
仕組み
【仕組み1】
通貨オプションとは、通貨を原資産とし、一方の通貨を売って、他方の通貨を買う権利である。たとえば、円とユーロをペアとする場合、円を売ってユーロを買うものを、円プット/ユーロコールオプション、略してユーロコールオプションと呼ぶ。
(出典:https://www.rakuten-sec.co.jp/web/bo/bo_test/)
【仕組み2】
ペイアウト1,000円のバイナリーコールオプションを500円で売付し、判定の結果、権利行使条件が満たされた場合には、売り手は買い手に対するペイアウトとして1,000円を支払わなければならず、したがって売り手の損益は、買い手から受け取った500円と差し引き500円の損失となる。
(出典:https://www.ffaj.or.jp/binaryoption/exercises/)
仕組みの項目ではコールオプションやプットオプションなどといった初耳な単語がたくさん出てきます。さらに簡単な計算も求められることが多く、じっくりと考えないとなかなか解けずに苦労するでしょう。
方法
【方法1】
コールオプション、プットオプション共に、原資産の価格が権利行使価格と同じ状態をアットザマネーという。
(出典:https://www.ffaj.or.jp/binaryoption/exercises/)
【方法2】
ヘッジとしてバイナリーオプションを利用する場合、ペイアウトは固定されているのでヘッジ対象資産の損失の一部を補うものとして行う必要がある。
(出典:https://www.rakuten-sec.co.jp/web/bo/bo_test/)
方法では仕組みに基づいた取引方法についての具体的な出題があります。権利行使価格やアットザマネーなどといった専門用語もたくさん出てくるので難しそうに見えるでしょう。語彙を求められる傾向が強いのは方法の項目にも共通しています。
概要
【概要1】
バイナリーオプションの取引期間(満期)は2時間以上であり、原則として取引可能時間内の取引は自由にできる。
(出典:https://www.rakuten-sec.co.jp/web/bo/bo_test/)
【概要2】
店頭通貨バイナリーオプション取引については、顧客との間で行われた全取引の損益結果をまとめ、自社のホームページにおいて情報を公開し、顧客が取引開始前、あるいは取引を行っている間いつでも、その情報を確認し、冷静な判断の下にお取引いただけるための、様々な環境整備に努めている。
(出典:https://www.ffaj.or.jp/binaryoption/exercises/)
概要の項目では国内ルールを正しく理解できてるかどうかを見極めるための問題が多くなっています。取引時間や売買の仕方などに加え、サービスのあり方も出題されます。全体像を正しく理解することが求められる高度な問題です。
リスク
【リスク1】
店頭バイナリーオプションの金融商品としての内容は、取扱金融商品取引業者により異なる場合がある。
(出典:https://www.rakuten-sec.co.jp/web/bo/bo_test/)
【リスク2】
ペイアウトを受け取る確率が50%、投資額に対するペイアウトの倍率が2倍を下回る場合の期待収益率は1倍を下回り、予測回収額は投資額を下回る。
(出典:https://www.ffaj.or.jp/binaryoption/exercises/)
リスクの項目では投資家が誤解を生まないように理解を促しておきたいポイントが列挙されている傾向があります。
資金が減るリスク、他の選択肢を選んだら資金が増えていたはずだと後悔するリスクに関連する出題が多くなっています。バイナリーオプションをする上では確かに押さえておくべきポイントでしょう。
計算
【計算1】
オプションの価格を形成する要素には原資産の価格、権利行使価格、権利行使期限までの期間の長さ、ボラティリティ、金利があるが、権利行使価格を除き、他の要素は刻々と変化し、オプションの価格も変化する。したがってオプション取引のリスクを管理していくためには、それぞれの要素の変化とオプション価格の変化の関係を理解する必要がある。
(出典:https://www.ffaj.or.jp/binaryoption/exercises/)
【計算2】
バイナリーオプションの価格がペイアウト額を上回ることは基本的にない。
(出典:https://www.rakuten-sec.co.jp/web/bo/bo_test/)
計算と言いつつも特に計算問題が出るわけではなく、数学的な考え方で価格の動きを考えられるかを測る内容になっています。
価格の動き方の概念を具体的に問うというわけではなく、リスクがあるかどうかを数字的に考えられるかが問われているのが特徴です。よく考えないとわからない問題も多いのでかなり敷居が高いという印象を与えるでしょう。
このように知識確認テストでは国内ルールについての理解を求めつつ、リスクを定性的、数学的な角度で考えられる知識があるかを確認しています。
リスクを意識できずに大きな損失を出してしまった投資家が多かったことを踏まえての対策と考えるともっともな内容でしょう。
知識確認テストがない理由
知識確認テストの内容を見てみると、実際に取引する上で役に立つ内容はあまり多くはないことがわかったのではないでしょうか。
日本のルールは複雑化しているので仕組み・方法・概要についてはかなり量が多く、語彙レベルから詳しく勉強しなければならない内容になっています。
リスクと計算についてはハイローオーストラリアでも知っておくと良い内容が多数含まれています。合格できるくらいの知識を持っていた方がリスクを減らすことができるでしょう。
ハイローオーストラリアでも知識確認テストを実施するとしたら、リスクについてのテストの実施で十分です。
ハイローオーストラリアの取引ルールはとてもシンプルで、国内業者のように語彙もたくさんなくても問題ありません。リスクがあるのは紛れもない事実なので、どのようなリスクがあるかを理解してもらうために懇切丁寧に知識確認テストをしても良いでしょう。
ただ、海外の考え方では投資におけるリスクとリターンは自分で学んで判断すべきものです。
それができない人は自立した大人ではないとすら言われることがあります!
もしハイローオーストラリアでも複雑なルールのバイナリーオプションだったとしたら、投資家の誰もが失敗してしまうリスクが高いので知識確認テストを実施する可能性があります。
稼げない業者だという噂が流れてしまうと、消費者が離れていってしまうからです。
風評被害で苦しむことになるよりは知識がある人しか利用できない仕組みにした方が経営は続けやすいと考えられます。
ただ、現実的にはハイロー取引というわかりやすいルールなので、知識確認テストをする必要性があまりありません。
だからこそ、日本へのサービスでも日本の証券会社と同じようにテストを実施する方針にしていないのです。
まとめ
国内では知識確認テストが義務付けられているので、バイナリーオプションをするにはテストに合格しなければなりません。
しかし、ハイローオーストラリアでは知識確認テストがないので、勉強しなくても口座開設をして取引を始められます。
国内の証券会社で取引できずに悩んでいた人も、ハイローオーストラリアでバイナリーオプションを始めてはいかがでしょうか。
ハイローオーストラリアで知識確認テストを実施していないのは国内ルールに比べてシンプルでテストをする必要性が低いからです!
リスクについてはきちんと頭に入れて取り組む必要がありますが、必死に勉強せずともすぐに始められるメリットを生かして、今からハイローオーストラリアに申し込みをしましょう。
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