ハイローオーストラリア(Highlow.com)で取引をするときにオセアニア時間に着目したことはあるでしょうか。一般的にバイナリーオプションやFXでは世界三大市場が開いている時間帯を狙うのが定石と言われています。
東京市場、ロンドン市場、ニューヨーク市場の三つは世界経済に大きな影響を及ぼす市場で、為替取引もこれらの市場がオープンしているときに活発になります。
それぞれの市場がオープンしている時間帯を東京時間、ロンドン時間、ニューヨーク時間と呼ぶこともあります。
オセアニア時間は世界三大市場に比べると話題になることが少ないですが、オセアニア市場がオープンしている時間帯なのでオーストラリアやニュージーランドなどでの取引が活発です。この時間帯を攻略することはできるのでしょうか。この記事ではオセアニア時間の特徴やハイローオーストラリアならではの戦略を紹介します。
目次
オセアニア時間はいつからいつまで?
まずはオセアニア時間がいつなのかを確認しておきましょう。
広い意味ではウェリントン市場とシドニー市場がオープンしている時間帯を指します。
ニュージーランドのウェリントン市場は5時~15時、
オーストラリアのシドニー市場は7時~17時にオープンしています。
ただ、9時には東京市場が開くので、一般的には5時~9時の時間帯をオセアニア時間と言います。6時にニューヨーク市場がクローズするため、さらに狭い範囲にすると7時~9時がオセアニア時間です。
日本では朝型の人がバイナリーオプションをやりたいと思う時間帯でしょう。
日本では朝活が流行していることに加え、一般的に年齢を重ねると朝が早くなる傾向があります。シニアになってからバイナリーオプションで投資生活を送りたいという人にも魅力的な時間です。将来を考えるとオセアニア時間の攻略法を覚えておくのは重要と言えるでしょう。
なお、ニュージーランドもオーストラリアもサマータイム制度を取り入れているので、夏時間になると市場時間が1時間早まります。オセアニア諸国は南半球にあるので北半球にある日本とは季節が逆転します。冬と思っている時期に夏時間になるのです。
✓ニュージーランドでは10月の第一日曜日から3月の第三日曜日
ウェリントン市場は4時~14時OPEN
✓オーストラリアでは10月の最終日曜日から3月の最終日曜日
シドニー市場は6時~16時OPEN
なお、アメリカがサマータイムになるとニューヨーククローズが1時間早まって6時になります。4月第一日曜日午前2時から10月最終日曜日午前2時までが夏時間なので合わせて覚えておきましょう。
戦略を考える上で重要な要素なので頭に入れておくのが大切です。
オセアニア時間の特徴
狭い意味でのオセアニア時間は他の主要市場が開いていないのが特徴で、大きな経済活動を行っているエリアはほぼオセアニア諸国だけになります。先進国が集まる欧米の市場が開いているときに比べると世界経済が動きにくい時間帯なので、通貨の売買はあまり行われていません。
通貨の取引量が少ないと相場の動きがあまり大きくならないのが一般的です。トレンド相場が発生しにくく、レンジ相場が続くことになります。レンジ相場でもノイズのような値動きが比較的起こりやすいことから、短期的な値動きの予測が難しいのが取引量が少ないときの相場の特徴です。そのため、短い時間で大きな値動きを期待してトレードするFXではオセアニア時間は避けられています。
また、経済活動を行っているのがオセアニア諸国だけなので、オーストラリアドル、ニュージーランドドルしかあまり値動きを起こしません。
オセアニア時間には特別なケースを除くと世界的に政治も経済も動いていないため、要人発言や経済指標の発表などが各地で行われて市場の激動を引き起こすリスクが低いのも特徴です。基本的にオーストラリアとニュージーランドにだけ気を付けていれば急変の予測ができる点でファンダメンタルズ分析の負担が小さくて済むのはこの時間帯の魅力です。
ただ、オーストラリアやニュージーランドで政策金利が発表されたときなどには価格が瞬間的に値動きを起こしたり、珍しく一時的なトレンドが発生したりすることもあるので注意が必要です。
オセアニア時間の攻略のコツ
ハイローオーストラリアでオセアニア時間を攻略するにはコツがあります。基本的にオセアニア時間はリスクが潜んでいる時間帯なので、リスク回避をしながら取引のチャンスを狙うことが重要になります。上手に攻略するには以下の3点を押さえておきましょう。
時間帯に応じた違いに留意する
オセアニア時間ではニューヨーククローズの影響を考えて取引をするのが肝心です。ニューヨーク市場が閉じる前の1時間程度は取引の方向性が見えなくなって相場が乱れることがよくあります。
アメリカが冬時間なら6時~7時、夏時間なら5時~6時が取引を控えるべき時間帯なので、特に10月末と4月最初の日曜日には戦略を組み立て直しましょう。また、市場のオープン直後に相場が乱れるのはウェリントン市場でもシドニー市場でも同じです。市場がオープンしてから1時間は取引を控えるのが安全策です。
✓ニュージーランドドルを使うなら夏時間は5時以降、冬時間は6時以降を狙います。
✓オーストラリアドルを使う際には夏時間は7時以降、冬時間は8時以降に取引するのが無難です。
8時以降の取引なら年間を通じて特に時間帯を気にする必要はありませんが、東京市場が開く9時以降はまた市場が乱れやすいので注意しましょう。
それまでに取引を終えられるように計画を立てるのが大切です!
また、ウェリントン市場もニューヨーク市場も開いている時間帯は通貨の流動性が比較的高いので、オセアニア時間を攻略するなら狙い目です。特にニュージーランドの夏時間なら5時から6時に安心できる時間を確保できるので取引を積極的に行いましょう。
レンジ相場の周期性を重視する
オセアニア時間は時々ノイズが走るレンジ相場なのが特徴です。そのため、オセアニア時間を攻略するにはノイズに気を付けながらレンジ相場の取引をマスターするのが重要になります。
特に重要なのはトレンドが発生しにくいレンジ相場だという点です。ロンドン市場が開いた後の外国為替市場ではトレンド相場が発生しやすい傾向があります。トレンド相場からレンジ相場へ移り、またトレンドが生じるといったことを繰り返す場合も少なくありません。
しかし、オセアニア時間はほぼレンジ相場なので、トレンド相場への切り替わりを気にする必要はほとんどありません。ただ、レンジ相場でも予想が当たりやすい状況と当たりにくい状況があります。
そのタイミングを見誤らないためには周期性が高いレンジ相場を狙ってエントリーするのが大切です。一定の周期性で価格が上下している規則的な相場のときにはエントリーポイントを見定めやすいからです。
値上がり幅や値下がり幅はあまり大きくなく、ノイズも起こり得るのでインジケーターの選定には十分な注意が必要になります。
CCIは周期性を重視しているオシレーター系インジケーターなので比較的信頼できるでしょう。
ストキャスティクスのように最高値と最安値を使うインジケーターの場合にはノイズがない期間を指定して使うのが大切です。
単純に買われすぎか売られすぎかを見極めるだけでは失敗するリスクが高いので、モメンタム分析もして相場の駆動力が切り替わっていることも確認しましょう。ACオシレーターやシャンデモメンタムオシレーターが比較的使いやすいインジケーターです。
経済指標発表やノイズを活用する
オセアニア時間の攻略には経済指標発表を活用するのがおすすめです。経済指標の発表時間を狙ってスタンバイし、短時間の取引で上下動を狙うのは有効な手段です。また、発表の結果を受けて起こった急変から、元の相場に戻ろうとするタイミングを狙う手法も比較的成功しやすいので活用しましょう。
オーストラリアの主要な経済指標の発表は東京時間に入ってしまっています。しかし、ニュージーランドの場合には政策金利やGDP、貿易収支などの発表が狭義のオセアニア時間内です。
✓政策金利の発表は第2木曜日の冬時間で7時、夏時間で6時です。毎月ではありませんが、年に8回チャンスがあるので注目しましょう。
✓GDPの発表と貿易収支の発表は冬時間で7時45分にスケジュールされています。GDPは年4回、貿易収支は毎月です。
この他にも消費者物価指数などの経済指標の発表は内容によって急変を引き起こします。発表時刻の前後に動きを予測してエントリーしていきましょう。
また、オセアニア時間はノイズが発生しやすいので、ノイズからの戻りを狙った取引も可能です。短い時間足で見ていると急に価格が上がったり、下がったりすることがあります。そのタイミングで逆張りのエントリーをすると高い確率で元の水準に価格が戻ってくるので成功します。オセアニア時間は取引量が少ないので、大きな企業が決済のために外貨を手に入れたり、自国の通貨を買ったりすると為替レートに大きく響きます。
経済指標の発表もノイズのような形になりますが、ノイズと違って戻りが遅いことが多いので注意しましょう。
ハイローオーストラリアなら攻略可能!
オセアニア時間のバイナリーオプションを攻略するにはハイローオーストラリアがおすすめです。
日本の業者の場合
不利なルールになっていたり、そもそもエントリーできなかったりするのが問題になります。国内では朝8時前後から取引を開始することができ、明け方の4時~6時くらいに取引ができなくなるのが一般的です。
オセアニア時間は取引量が少なくて明確なトレンドが生まれることはほとんどありません。2時間以上もの取引となるとどのような値動きになるかを予測するのは困難です。
レンジ相場の転換点を狙うには15分以下の取引がおすすめです。また、経済指標の発表やノイズを狙う場合にも15分以下の取引でないと急変に対応できずに失敗するでしょう。
ハイローオーストラリアがオセアニア時間を攻略するのに適しているのはターボ取引や15分取引ができるからです。
6時から7時はメンテナンスをしていますが、8時以降は通常の通貨ペアでの取引が可能です。ニュージーランドでの経済指標の発表による相場の動揺が起こった後の値動きの方向性が見えるタイミングで取引を始められます。オーストラリアの市場も開いている時間帯なので、オーストラリアドルとニュージーランドドルに着目して8時から9時に効率的な取引を進められるでしょう。
オセアニア時間を活用してバイナリーオプションをやっていきたいならハイローオーストラリアの口座を開設し、短時間取引による戦略を使っていくのがおすすめです。
まとめ
ハイローオーストラリアではオセアニア時間も攻略し、朝一番の時間帯にも取引で稼ぐことができます。
一般的にはオーストラリアとニュージーランド以外の市場が動いていないオセアニア時間は敬遠されています。しかし、ここで紹介したように短時間取引や経済指標の発表を狙う取引を使ったり、レンジ相場の攻略を狙ったりすれば勝率を上げられます。
オセアニア時間の攻略は朝の貴重な時間を有効活用するのに直結するのでおすすめです。ハイローオーストラリア初心者の場合にはオセアニア時間よりもロンドン時間やニューヨーク時間の方が取引量が多くて安心かもしれません。しかし、オセアニア時間の攻略法は他の時間帯とは違います。
一般的な見解に捕らわれずにハイローオーストラリアでオセアニア時間の攻略を目指してみましょう。特に朝活をしたい人にはおすすめなので、ぜひ口座開設をして取引を始めてみて下さい。