ハイローオーストラリア(Highlow.com)の取引プラットフォームではトレーダーズチョイスという独自のインジケーターを利用できます。
インジケーターというとテクニカル分析に用いる移動平均線やボリンジャーバンド、RSIやストキャスティクスなどをイメージする人もいるでしょう。チャートを分析して取引しようと考えるようになったトレーダーが比較的初期に習得するインジケーターです。
ただ、テクニカル分析は難しそうだと思っている人の場合には、インジケーターと言われると抵抗感があるかもしれません。インジケーターは指標と言われることも多く、トレード判断をするための根拠になるものです。
難しく考えてしまうと避けたいものになってしまいますが、使い方がわかるとトレードの成功率を上げるのに活用できます。
この記事ではハイローオーストラリアが独自に提供しているトレーダーズチョイスについて紹介します。
目次
トレーダーズチョイスの機能
トレーダーズチョイスとはたった今、ポジションを購入しているトレーダーが「HIGH」と「LOW」をどのくらいの割合で選んでいるかを示しているインジケーターです。
ハイローオーストラリアでトレードをしている人たちの総意が表示されていると言えます。
ハイローオーストラリアが確認できるのは自社のトレーダーの情報だけなので、他のバイナリーオプション業者を使っているトレーダーがどのようなポジションを取っているかは反映されません。
トレーダーズチョイスの見方はとても簡単です。ハイローオーストラリアの取引プラットフォームで原資産と回号を選択するとチャートが表示されます。
チャート画面の左側に緑色と赤色が入ったバーが出てきます。このバーがトレーダーズチョイスです。
トレーダーズチョイスの緑色は「HIGH」、赤色は「LOW」でトレードをしている人の割合を示しています。
「HIGH」を選んでいるトレーダーが多いときには上側の緑色のバーが優勢になり、「LOW」でトレードをしている人が多いときには下側の赤色のバーが長くなります。
ポジションの購入に使う「HIGH」と「LOW」のボタンと同じ色になっているので直感的にもわかりやすいデザインです。
リアルタイムでトレーダーズチョイスの表示は更新されていきます。
トレード開始直後は大勢のトレーダーがポジションを購入するので急激に動きますが、だんだんと動きが安定してきます。
ハイローオーストラリアでは取引終了の1分前まで購入が可能なので、トレーダーズチョイスは最後まで変動を続けます。
転売機能を使ってポジションを途中売却した場合にも反映されます。
そのため、まさにたった今、どれだけのトレーダーが「HIGH」「LOW」を選んでいるかがわかるのがトレーダーズチョイスです。
トレーダーズチョイスの使い方
せっかく使えるものならトレーダーズチョイスを表示してみて損はありません。
ハイローオーストラリアの取引プラットフォームではトレーダーズチョイスをどのようにしたら表示できるのでしょうか。
ハイローオーストラリアの取引プラットフォームはウェブ版とアプリ版があります。
アプリ版はトレーダーズチョイスに対応していないので、スマホでトレードをする場合にはウェブ版を利用しましょう。
ただ、スマホ用のウェブ版の取引プラットフォームでもトレーダーズチョイスは表示できません。
しかし、工夫をすれば表示可能なので手順を簡単に解説します。
パソコンの場合
パソコンのブラウザで取引プラットフォームを表示すると、自動的にトレーダーズチョイスが出てきます。
パソコンでは特に操作をすることなく使えるので心配ありません。
Androidの場合
Androidでウェブ版の取引プラットフォームを直接表示してもチャート画面にトレーダーズチョイスは表示されません。
しかし、ブラウザの設定を変更してパソコン用のサイトを表示すればトレーダーズチョイスが登場します。
- STEP1Google Chromeを起動Google Chromeを起動する。
- STEP2設定ボタンをタップ右上にある縦向きの「…」の設定ボタンをタップする。
- STEP3「PC版サイト」にチェック表示されたメニューから「PC版サイト」にチェックを入れる。
- STEP4Google Chromeで表示Highlow.comをGoogle Chromeで表示する。
ハイローオーストラリアを使わないときにはスマホ用のページが表示された方がブラウジングをしやすい人もいるでしょう。
Google Chromeの設定なので、普段はスマホ版のページを表示したいなら設定を元に戻しておくのが大切です。
iOSの場合
iOSでもウェブ版の取引プラットフォームにはトレーダーズチョイスが表示されないので、パソコン用のサイトを表示する設定をします。
iOSではSafariが標準なので、Safariでどのように設定するのかを見ておきましょう
- STEP1Google Chromeを起動Highlow.comをSafariで表示する。
- STEP2設定ボタンをタップ画面下中央にある□と↑を組み合わせた共有ボタンをタップする。
- STEP3「PC版サイト」にチェック表示された共有メニューから「デスクトップ用サイトを表示」をタップする。
この設定でトレーダーズチョイスが表示されない場合にはログインしているのが原因のことがあります。
ログアウトして画面を更新すると表示されるので試してみましょう。
トレーダーズチョイスのメリット
ハイローオーストラリア独自のインジケーターであるトレーダーズチョイスにはどのようなメリットがあるのでしょうか。
トレーダーの間でも話題に上ることが多いインジケーターなので何が良いのかを理解しておきましょう。
相場の動きを知る手がかりになる
トレーダーズチョイスは相場の動きを知る上で役に立つのがメリットです。
相場を読むのはハイローオーストラリアでバイナリーオプションをする際に重要です。
トレーダーのほとんどが相場の動きを分析してからトレードの判断をしています。
ただ、相場の分析をしても本当にハイで良いのか、ローにすべきではないかと不安になることがよくあります。
ダマシと呼ばれる予想外の相場の動きが起こることも珍しくないからです。
「HIGH」か「LOW」かを見誤ってしまうとハイローオーストラリアのハイロー取引では負けてしまうので、怖くてポジションを購入できない場合もあります。
トレーダーズチョイスは優秀なバイナリーオプションのトレーダーが集まるハイローオーストラリアの総意を示しているので、「HIGH」と「LOW」のどちらになる可能性が高いかをしる手がかりになります。
例えば、トレーダーズチョイスで「HIGH」が多数派なら、相場が上がるのではないかと考えながら分析を進めると円滑に結論に達することができるでしょう。
逆に「LOW」が多いときには相場が下がるかもしれないという視点で分析できます。
どちらになるかわからないという不安があると相場を読みづらくなります。
こうなるはずだという気持ちを持って前向きに分析し、反対に相場が動くかもしれないという懸念も持ってチェックをすると動きを正確に読めるでしょう。
トレーダーズチョイスを使えば相場を読む方向性を決めやすくなります。
悩んだときの判断根拠になる
トレーダーズチョイスはトレード判断の根拠として使えるのが魅力です。
ハイローオーストラリアには大勢の優秀なトレーダーがいるので、その多数決の結果を参考にしてポジションを購入すれば勝てる可能性が十分にあります。
相場が上がりそうだとわかったときにも購入するかどうかで迷うことはよくあります。
その際にトレーダーズチョイスを見て、他のトレーダーの大多数が同じ方向で購入しているのなら、多くのトレーダーが相場を分析した結果、自分が考えたのと同じ方向で相場が動くと判断しています。
自分の予想は正しいと考えて購入を決断できるでしょう。
また、ポジションを購入した後の相場の動きを見ていたら、予想が外れるのではないかと不安になることもあります。
ハイローオーストラリアでは転売機能を使えるので、途中売却した方が良いのではないかと思う場合もあります。
トレーダーズチョイスによって他のトレーダーの総意を見てみると、転売で損失を抑えるべきか、まだポジションを保有し続けるべきかを判断する根拠になります。転売機能はハイローオーストラリアで稼ぐのに役に立ちます。
転売についてよく知らない人は以下の記事で使い方のポイントを押さえておきましょう。
トレーダーズチョイスと併用するとリスクを減らし、大きな成功を遂げられる可能性があります。
ハイローオーストラリア初心者でも気軽に使える
トレーダーズチョイスはまだ相場の分析に慣れていないハイローオーストラリア初心者でも気軽に使えるのがメリットです。ハイローオーストラリアの取引プラットフォームを使うと表示されているので、エントリーする前に必ず目にすることになります。
インジケーターの意味がわからずに悩む初心者も大勢います。しかし、トレーダーズチョイスはハイローオーストラリアのトレーダーがどのくらいの割合でハイとローを選んでいるかをバーで表示しているだけです。
簡単に理解できる点でもトレーダーズチョイスは優れています!
何も根拠なしにハイローオーストラリアで取引をしていた初心者も、トレーダーズチョイスを使えば根拠が手に入ります。
トレーダーズチョイスは手軽に使えるインジケーターの候補として活用できます。
トレーダーズチョイスのデメリット
トレーダーズチョイスはトレーダーにとって大きなサポートになるのは確かです。ただ、トレーダーズチョイスに頼ってトレードすれば大丈夫と考えてしまって良いのでしょうか。
トレーダーズチョイスのデメリットについても知っておきましょう。
多数決で勝てるわけではない
トレーダーズチョイスについてネガティブな見方をするとただの多数決です。バイナリーオプションが多数決によって勝てるものだったとしたら、誰もが大金持ちになっています。
100%トレーダーズチョイスの結果に基づいてトレードをしても簡単には勝てないのがデメリットです。
多数決の状況はリアルタイムで変わっていきます。15分取引の最初の1分では80%のトレーダーが「HIGH」を選んでいたとしても、5分の時点では「LOW」が60%を占めることもあります。
そして、さらに10分の時点では「HIGH」が70%になるところまで戻る場合もあるでしょう。
相場は刻々と変わっていくため、トレーダーの判断も変化していきます。いつトレーダーズチョイスを見たかによって勝敗が決まることも多いので注意しましょう。
ポジションを購入する決定打とするのではなく、トレード判断のサポートとしてトレーダーズチョイスを使うのが良い方法です。
ハイローオーストラリアのトレーダーが相場を動かしているわけではない
トレーダーズチョイスを利用する上で留意が必要なのは、ハイローオーストラリアのトレーダーによって相場が動いているわけではないという点です。
外国為替市場の相場は通貨の売買をしている投資家が動かしています。売買によって需要と供給のバランスが変わり、相場に影響を与えるからです。
バイナリーオプションは通貨を売買するわけではないので相場に影響を与えることはありません。
ハイローオーストラリアのトレーダーが全員「HIGH」を選んだからといって、相場が上がることも下がることもないのです。
また、相場分析で使われる他のインジケーターは為替取引をしている投資家も使用しています。
そのため、インジケーターの示す状況によって売買が行われると考えてトレードをすることが可能です。
しかし、トレーダーズチョイスはハイローオーストラリア独自のインジケーターなので、為替取引をしている投資家が見ることはまずありません。
そのため、トレーダーズチョイスの示している状況が相場に影響する可能性が低いのです。
あくまでハイローオーストラリアのトレーダーの総意が集まっているだけだという認識でトレーダーズチョイスを活用しましょう。
以下の記事では相場が動く理由について詳細に解説しているので参考にして下さい。
ターボ取引では注意が必要
トレーダーズチョイスは通常取引でもターボ取引でも表示できます。
ただ、通常取引とターボ取引ではトレーダーズチョイスの示す内容に少し違いがあるので気を付けましょう。
通常取引では表示している回号の判定時刻の時点で「HIGH」か「LOW」かをトレーダーが判断した結果が集計されています。
そのため、ポジションを購入するときの判断に使うと、総意に合わせてトレードすることが可能です。
しかし、ターボ取引ではポジションを購入した瞬間から一定時間後が判定時刻になります。
表示されているトレーダーズチョイスの内容は現時点でトレードを進めている状況のトレーダーの状況なので、判定時刻は他のトレーダーと一致しません。
相場が急激に動いているときには同じ方向を選んでトレードをしてもうまくいかない可能性があるのがデメリットです。
なお、ハイローオーストラリアの取引方法にはスプレッド取引もあります。
合計4種類の取引方法については以下の記事で説明しているので、不明なところがある人は読んでみて下さい。
トレーダーズチョイスでハイローオーストラリア攻略を実験
トレーダーズチョイスは本当にハイローオーストラリアで役に立つインジケーターなのかが気になる人も多いでしょう。
メリットやデメリットを一通り見てみると、結局、トレーダーズチョイスを使うべきなのかどうかがわからなくなってしまったかもしれません。
そこで、トレーダーズチョイスだけを頼りにしてハイローオーストラリア攻略ができるかどうかを実験によって検証してみました。
トレーダーズチョイスを使って、ハイを選んでいるトレーダーが多いときにはハイ、ローを選んでいるトレーダーが多いときにはローで取引をしてみました。
ハイローオーストラリアのクイックデモで検証の実験をした結果をいくつか実例を挙げて紹介するので、トレーダーズチョイスが使えるかどうかをもう少し詳しく考えてみましょう。
トレーダーズチョイスの偏りが大きいとき
トレーダーズチョイスで示されている割合を見たときに、偏りが大きい場合と小さい場合があります。
偏りが大きいときには多くのトレーダーが同じようにエントリーしているので、きっと勝てる可能性が高いと考えられるでしょう。
15分取引
ハイローオーストラリアの15分取引で試してみた結果を見てみましょう。88%ものトレーダーがローで取引している局面で、同じようにローでエントリーしてみました。
その後の推移については割愛しますが、微妙とはいえ値下がりを起こして1.85倍のペイアウト率で利益を得ることができた結果になりました。
かなり際どい推移をしていたので、少しエントリーするタイミングがずれていたら負けていたかもしれません!
1分取引
次に1分取引でもトレーダーズチョイスが有効なのかどうかを確認してみました。77%ものトレーダーがローを選んでいる局面でのトレードです。
ハイローオーストラリアでは1分取引に人気があるとはいえ、なかなか大勢のトレーダーが同時に同じ通貨ペアで取引をしていることはありません。しかし、77%という数字は数名のトレーダーでは生じ得ない割合なので、かなりの人数のトレーダーが取引をしていることがわかります。
この取引でも確かにレートが下がって勝つことができました。多くのトレーダーが参加している状況で、十分にトレーダーズチョイスに偏りがあれば勝てる可能性が高いというのが結果です。
トレーダーズチョイスの偏りが小さいとき
トレーダーズチョイスの示す偏りが小さいときにはハイローオーストラリアのトレーダーの間で意見が割れている可能性があります。少ししか偏りがないときにはなかなか勝てないのではないかと思うのももっともなことです。
ハイとローでほとんど差がないようなときではトレーダーズチョイスは役に立たないのでしょうか。
15分取引
偏りが小さい場合でもまずはハイローオーストラリアの15分取引を試してみました。トレーダーズチョイスが70%なのでそれほど大きくは偏っていない状況です。
ハイローオーストラリアのUSD/JPYの15分取引では80%近い偏りのことが多いので、この状況は割とトレーダーの意見が拮抗していると言えます。
この取引結果もわずかながらレートが下がったのでローで勝利できました。
偏りがあまり大きくなくても、50%でなければトレーダーズチョイスは使える可能性が見えてきたと言えます。
3分取引
次にターボ取引を見てみましょう。ここでは3分取引でトレーダーズチョイスが63%しかないケースがあったので取り上げてみました。
ローでエントリーすると結果はどうなったのでしょうか。
予想は微妙に外れてしまいました。
トレーダーズチョイスの偏りが小さかったことに加えて、ターボ取引でさらにリスクが高かったことからとうとう負けたと言えるでしょう。
検証結果からわかること
検証結果をたくさん見ていくのもだんだんと辛くなるでしょう。ここで検証を踏まえてどんなことがわかるかを総括します。
トレーダーズチョイスのインジケーターとしての効果を検証した結果としては、割とよく当たるという印象を思った人が多いのではないでしょうか。
トレーダーズチョイスは参考になるインジケーターだと言えるでしょう。
ただし、デメリットのところでも注意したように、相場状況は刻々と変わっていきます。トレーダーズチョイスが示しているのは、たった今、どのくらいの割合でハイローオーストラリアのトレーダーがエントリーしているかです。
トレーダーがエントリーしたのは今よりも前なので、そのときにはもっと価格が高かった、あるいは低かったかもしれません。以前の価格が高かったならローを選んでいるトレーダーが多いでしょう。
今からエントリーするのにローが本当に良いかどうかはケースバイケースです。
これから反発が起こって上がる可能性もあるので慎重に使う必要があります!
今回の実験による検証結果も、少しタイミングが違うだけで勝ち負けが変わった可能性があります。トレーダーズチョイスの偏りの大きさによって明確な違いがなかったのもトレーダーが取引を始めたタイミングが異なるのが原因と考えられるでしょう。
30秒取引のスプレッド取引でも検証した結果
ハイローオーストラリアのトレーダーズチョイスが本当に役に立つインジケーターナーなのかどうかを判断するには、偏りが大きいか小さいかによる違いを見るだけでは満足しない人もいるでしょう。
もっと色々な状況で勝ちやすくなるのかどうかを知りたいと思うのももっともなことです。
ここではハイローオーストラリアで最もペイアウト率が高く、トレーダーならぜひ攻略したいと考えている30秒取引のスプレッド取引を取り上げて検証してみました。
ターボ取引はリスクが高いことに加え、さらにスプレッド取引でランダムなエントリーでは勝率が50未満です。しかし、厳しい条件でも勝てると考えたトレーダーが参加していて高い確率で勝てる可能性もあります。
ハイローオーストラリアでは自分が使う通貨ペアを決めているトレーダーも大勢います。そのため、5つの通貨ペアを取り上げて、4回取引をした結果を集計しました。
スプレッドの30秒取引でトレーダーズチョイスを活用した結果がどのような結果になったかをぜひご覧ください!
USD/JPYの結果
ハイローオーストラリアで初心者から上級者まで誰もが利用しているUSD/JPYで、30秒取引のスプレッド取引をした結果を見てみましょう。
ここではトレーダーズチョイスに大きな偏りがあります。
ハイローオーストラリアのトレーダーの88%が下がると言っている状況なので、「ロー」でエントリーしてみました。
時間経過を追ってみると、確かにUSD/JPYのレートが下がってきていて良さそうな様子が見られました。
結果として取引は成功し、トレーダーズチョイスはなかなか良さそうだという印象を受けることができました。
トレーダーズチョイスも偏りが大きいままなので、それなら次もきっと当たるだろうと考えて次にチャレンジするとどうなったのでしょうか。
USD/JPYの相場が動かない状況が続いていたので、そろそろ動くかなという感じでエントリーしてみたところ、、、
ほとんどUSD/JPYが動かずに15秒が経過してしまいました。
30秒取引では時間が短いので、きちんと相場が動いているタイミングでないとリスクが高いことがわかります。
そして、最後になって急変が起こりましたが、方向はトレーダーズチョイスの示しているのと真逆でした。
「ハイ」でエントリーしていたら勝てたのに…という悔しいシーンです...
USD/JPYが上がったので、次は下がるだろうと考えてすぐにエントリーを試みた結果が以下の通りです。
一時下落が起こったのでやり過ごして「ロー」でエントリーしたら、見事にそのままレートが上がってしまいました。
少し待ってみると、まだ上がる勢いがありましたが、USD/JPYが横ばいになってきた感があります。
ここでトレーダーズチョイスをチェックするとやはり88%のハイローオーストラリアのトレーダーが「ロー」だと言っているので挑戦しました。
結果としては上がり続けてしまって取引失敗です。
ハイローオーストラリアの30秒スプレッド取引でトレーダーズチョイスを使った4回の結果をまとめると以下の通りです。
1勝3敗でなかなか勝てるものではないことがわかりました。トレーダーズチョイスだけで簡単に勝てたらトレーダーが圧勝してしまうので仕方ないのかもしれません。
EUR/JPYの結果
USD/JPYと並んでハイローオーストラリアで人気がある通貨ペアといったらEUR/JPYです。
EUR/JPYでも全く同じような状況で比較しても良いのですが、ここではトレーダーズチョイスの偏りが小さい状況で30秒取引のスプレッド取引を試してみました。
状況としてはハイを選んでいるハイローオーストラリアのトレーダーが52%で、ほぼ拮抗しています。
このようなときにはトレーダーズチョイスで取引をするとリスクがあると考えられますが、取引結果はどうなったのでしょうか?
EUR/JPYの相場を見てみると比較的よく値動きをしているので勝てるタイミングがありそうな様子はあります。
実際に「ハイ」でエントリーしてみると...
急落が起こってしまいました。
「ロー」でエントリーしていたら誰が見ても明らかな勝ちのタイミングでした。
EUR/JPYの下落が安定して「ハイ」で勝てそうなタイミングまでエントリーを待ちます。
そして、底を打ったような様子が出てきたのでエントリーをしてみました。
しかし、今度はレンジ相場に入ってしまった様子で値動きがほとんどありませんでした。
連敗になってしまって、トレーダーズチョイスだけでは厳しそうな様子が見えてきました。
少し様子を見てみるとEUR/JPYの相場に動きが見られるようになりました。
そして、レートが上がりそうな値動きが出てきたのでエントリーしてみたところ、下落を起こしてまたもや予想が外れました。
もはやトレーダーズチョイスの偏りが小さいときにはしっかりした値動きがあるときのEUR/JPYでも無理かという様子が出てきました。
しかし、レートが下がって一度安定する様子が見られたので、今度こそ上がるかもしれないとエントリーして見ました。
結果としてはさらにEUR/JPYは下落してしまって失敗でした。
EUR/JPYでの結果は集計をするまでもなく全敗です。
やはりトレーダーズチョイスが偏っていないときはなかなか勝てないと思った方が良いでしょう...
EUR/USDの結果
USD/JPY、EUR/JPYに続いてハイローオーストラリアでよく選ばれているのはEUR/USDです。この場合にも30秒取引でスプレッド取引をするとかなり厳しいことは予想できてきました。
ここではトレーダーズチョイスの偏りをUSD/JPYとEUR/JPYのときの中間くらいに合わせました。
ハイローオーストラリアの69%のトレーダーが「ロー」で取引している局面です。多数決ではEUR/USDは下がる状況ですが、USD/JPYのときのように圧倒的な意見の差はありません。
この場合にはどんな結果になったのでしょうか?
EUR/USDが少し下がる傾向が見えたタイミングでこのまま下降トレンドができると期待してエントリーしたところ、反発を受けて上がってしまって取引は失敗しました。
そのままEUR/USDは相場が横ばいになっていたので、少し価格が上がるのが見えた時点で反発を期待してエントリーしました。
すると、ちょっとしたノイズだったようで横ばいのまま続き、さらに失敗が続きました。
このままでは全敗コースでトレーダーズチョイスは使えないものという結論に向かっていきます。
すぐにもう一度ピークが出てきたのでエントリーしたところ、価格はむしろ上がっていってしまいました。その後にレートが下がってきましたが、下がり切らずに取引は負けです。
もうさすがに無理だろうと思いつつも、EUR/USDで4回目の取引を実行しました。
レートが下がろうとしているけれど、反発を受けて元に戻っているシーンです。この反発が途絶えたとしたら勝てる可能性があります。
ここでようやく、最後の10秒になって下落が起こりました。そして、そのまま低値を記録し続けてスプレッド取引に成功しました。
EUR/USDでトレーダーズチョイスの偏りが中程度のときには1勝3敗で、偏りが大きかったUSD/JPYのときと同じでした。
ある程度、トレーダーズチョイスが偏っているときなら勝てるときもあるのかもしれません。
BTC/USDの結果
次に挑戦したのはBTC/USDです。人気のビットコインなら優秀なトレーダーが集まっているのではないかと考えて選んでみました。
BTC/USDは人気がありますが、ペイアウト率が2.25倍でなので上の3つに比べるとメリットは小さめです。しかし、トレーダーズチョイスで勝てるのなら2.25倍のペイアウト率でも十分でしょう。
期待を込めて、87%ものトレーダーが「ロー」を選んでいるとトレーダーズチョイスが示している相場を選びました。
ここで30秒のスプレッド取引をするとどうなったのでしょうか。
ハイローオーストラリアのトレーダーがたくさん取引をしているタイミングということもあって、BTC/USDはよく値動きを起こしています。しかし、少し値上がりをしたタイミングでエントリーして見ましたが、すぐに価格が上がって戻ってきただけで結果は負けになりました。
ほどなくしてBTC/USDが急激に上昇を見せました。このタイミングで「ロー」エントリーをしたらきっと勝てるだろうと思われました。
キャプチャー画像が少しずれていますが、ほとんど反発を受けずにレンジ相場に入ってしまったものの、辛うじて「ロー」の結果になって勝つことができています。
何とかトレーダーズチョイスで1勝をもぎ取った感じです。
BTC/USDの相場が小刻みに上下動するようになりました。ビットコインや米ドルの売買が活発になっている様子があります。
ここで取引をすれば勝てる見込みもありそうだという感じはあったものの、実際にエントリーしてみると相場は上がる方向に動きました。
トレーダーズチョイスを使ってもう一度「ロー」でエントリーしてした結果、やはり勝つことはできず、集計結果としては1勝3敗でした。
ビットコインでも30秒のスプレッド取引ではトレーダーズチョイスだけで勝つのは難しいことがわかります。
取引結果は以下となります。
BTC/JPYの結果
ハイローオーストラリアではビットコインにもう一つの選択肢、BTC/JPYがあります。BTC/JPYでトレーダーズチョイスを使うとどうなるのでしょうか。
ここでは60%のトレーダーが「ロー」を選ぶBTC/JPYの相場でターボスプレッド取引を試みました。
BTC/JPYの値動きもはっきりしているのでスプレッド取引で勝てる可能性があるのは確かでしょう。
まずは「ロー」でエントリーしてみたところ、ややレートが上がってしまって失敗になりました。
次はレンジ相場から少しレートが上がったようなシーンです。反発が起こってBTC/JPYが下落するとも、レンジ相場を突破してレートが上がるとも読める状況です。
エントリー直後に下落が起こり、トレーダーズチョイスの示す通りに勝てそうな相場になりました。しかし、判定時刻の直前にレートが戻ってしまって負けになりました。なかなか想定通りにはならないことがわかります。
その直後にBTC/JPYは急落を起こしました。このタイミングでエントリーしていたら勝てていたことになります。トレーダーズチョイスの意見はあながち嘘ではないことも示唆されました。
そのまま下降トレンドが続くという期待をしながらエントリーしてみると、レンジ相場に入りました。最後に少しレートが戻ったものの、見事な勝利になりました。
その後は緩やかにレートが上昇していましたが、トレーダーズチョイスを見るとハイローオーストラリアのトレーダーはやはり価格が下がると言っています。
そこで、反発が起こるのではないかと思いながら「ロー」でエントリーしたところ、そのままゆっくりとBTC/JPYは上がり続けて負ける結果になりました。
この結果をまとめると以下の通りで、1勝3敗でした。何とか1回は勝てたけれど、トレーダーズチョイスだけでは厳しいということがわかります。
30秒のターボスプレッド取引はトレーダーズチョイスでは厳しい
この検証結果から、ターボ取引やスプレッド取引では注意が必要だという意味が理解できたのではないでしょうか。
スプレッド取引という時点で大きな値動きがある相場でしか勝てません。さらに30秒取引という短時間取引の不確定要素を考えると、トレーダーズチョイスだけで勝つのは難しいのです。
ただ、トレーダーズチョイスの有用性についてもこの検証結果から示唆されました。せいぜい1勝3敗という結果でしたが、トレーダーズチョイスに偏りがほとんどないときには全敗でした。
トレーダーズチョイスが偏っているときの方が勝てる可能性が高いと考えられます!
トレーダーズチョイスは30秒取引やスプレッド取引でも参考にできることがわかりました。決定打としてトレーダーズチョイスを使うのはリスクが高すぎますが、補助として使うのには優れていると言えるでしょう。
【初心者向け】トレーダーズチョイスを活かす攻略法
ハイローオーストラリアでトレーダーズチョイスを活かすことはできるのでしょうか。ハイローオーストラリア初心者にとっては使いやすいインジケーターですが、実験結果の考察からわかるように注意点もあるのは確かです。
ここではハイローオーストラリア初心者に向けて、トレーダーズチョイスをバイナリーオプション攻略に使う方法を徹底解説します。どのような使い方をすると攻略法になるのかを紹介するので、今後のトレードに活用してみてください。
テクニカル分析の最終チェックに使う手法
トレーダーズチョイスによるバイナリーオプション攻略では最終チェックに使うのが最もおすすめです。
テクニカル分析をして根拠を手に入れられるようになったら、最後に自分の分析結果が正しそうかどうかを見極めるのにトレーダーズチョイスを使いましょう。
初心者にとっては自分のテクニカル分析によって、本当に勝率の高い取引ができるかどうかが不安になります。テクニカル分析の結果をトレーダーズチョイスでチェックし、ハイローオーストラリアのトレーダーと意見が合ったらエントリーするようにしましょう。
すると、自信がなくてエントリーできなかったけれど、もしエントリーしていたら勝てたというチャンスを逃しにくくなります。
逆に、大丈夫そうだと思ってエントリーしていたら失敗していたときに、トレーダーズチョイスの結果を見てエントリーを控えられる可能性もあります。
MT4やMT5は分析ツールとして優れているので、初心者も使い始めましょう。サインツールを使う手もありますが、サインツールを使っていても初心者から脱却することはできません。
自分の手と頭を使って考える習慣を作ることがハイローオーストラリアで成功することにつながります!
トレーダーズチョイスを使ってハイローオーストラリアの他のトレーダーからのサポートを受けて、分析力のあるトレーダーに成長していきましょう。
転売の判断をするのに使う手法
トレーダーズチョイスを転売に活用するのはハイローオーストラリアならではの攻略法です。
ハイローオーストラリアでは取引画面から転売を選択することで、取引を途中で中断することができます。
ただ、ハイローオーストラリア初心者には転売すべきかどうかを判断するのは難しいでしょう。
転売を決める根拠を得る手段としてもトレーダーズチョイスは魅力的です。
トレーダーズチョイスを使うとトレーダーのエントリーの動向を追跡できます。
例えば
ハイでエントリーをしてトレーダーズチョイスを見ていたら、だんだんとローの割合が大きくなっていくことがあります。自分がエントリーしたときに比べて相場が上がっているのなからローでエントリーするトレーダーが増えるのは納得できるでしょう。
しかし、相場が下がっているのにローでエントリーしている人が増えているとなると、これから明確に相場が下がっていく様子があり、上がる見込みがないと考えられます。
また、ハイでエントリーして相場が上がった後、トレーダーズチョイスでローのトレーダーが多くなってきたときにも転売で勝ち逃げすると良いと考えられます。
これから相場が下がると考えているトレーダーが増えているので、もしかすると自分がエントリーしたときよりも相場が下がってしまうかもしれません。
負けて取引に使った資金を全部失うよりも、今なら転売ペイアウトを手に入れて少しでも稼ごうという考え方で転売できます!
トレーダーズチョイスの50%を避ける手法
ハイローオーストラリアでは勝てるときに勝ち、負けるときに取引をしないのがコツです。
トレーダーズチョイスを活用するハイローオーストラリア攻略の手法として、負けるリスクがあるときを見極める方法があります。
トレーダーズチョイスが50%のときには、たまたまハイとローの割合が同じ場合もあります。しかし、どちらでエントリーしているトレーダーも存在しないときも50%です。
誰もエントリーしていないときには値動きの予想が難しい局面になっていると考えられます。その理由を理解できずにむやみにエントリーすると負けるリスクが高くなるでしょう。
ハイローオーストラリアでしかできない手法なので活用していきましょう。
1分取引や30秒取引では使用しない
ハイローオーストラリアのターボ取引では注意が必要なことは既に述べましたが、個々で紹介した攻略法を使うときには1分取引と30秒取引は避けなければなりません。
ハイローオーストラリアのバイナリーオプション取引で転売できるのは取引終了の1分前までです。そのため、トレーダーズチョイスを転売に生かすことは1分取引でも30秒取引でも不可能です。
また、トレーダーズチョイスの信憑性が高くなるのはハイローオーストラリアでバイナリーオプション取引をしているトレーダーが十分に多いときだけです。
1分取引や30秒取引はあっという間に取引が終わるので、同時に参加しているトレーダーの数は多くなりません。経済指標の発表や市場のオープンなどの特別なタイミングでは大勢のトレーダーが参加しますが、他のタイミングではトレーダーの総意というよりも若干名のトレーダーの意志が反映されたものになります。
勝率が上がるかどうかが、そのタイミングで取引をしていたトレーダーの力量に大きく左右されるのです。
取引時間が長いほど大勢のトレーダーが参加するので、最初は1日取引か1時間取引から始めるのがおすすめです。
まとめ
トレーダーズチョイスはハイローオーストラリア独自にインジケーターで、Highlow.comのトレーダーが「HIGH」と「LOW」を選んでいる割合をリアルタイムで表示できるのが特徴です。
バイナリーオプションの優秀なトレーダーが集まっているハイローオーストラリアで選ばれているポジションがどちらかがわかると、相場の分析でもトレードの判断でもサポートになります。
トレーダーズチョイスに頼りすぎてしまうと勝てない可能性がありますが、サポートとして活用するのは有効です。
ハイローオーストラリアだからこそ使えるインジケーターなので上手に利用していきましょう。
このようなトレーダーズチョイスと相場の動きを考えることで、ここで転売した方が良いと判断できます。