ビットコインのゴールデンクロスが2021年9月14日から9月15日にかけて発生して話題になっています。6月に起きたデスクロスもニュースになりましたが、今回のゴールデンクロスはさらに多くのメディアが取り上げ、アナリストによるコメントも多くなっています。
ハイローオーストラリア(Highlow.com)ではビットコインのターボ取引が本格的に導入されてトレードをしている人も増えてきました。ゴールデンクロスが発生したならチャンスだと思う人も多いでしょう。
ハイローオーストラリア初心者の場合にはゴールデンクロスが何かが漠然としたイメージしかないかもしれません。しかし、ビットコインのゴールデンクロスのニュースを見てもっと知りたいと思ったのではないでしょうか。
この記事ではビットコインのゴールデンクロスが大きな話題になった理由を簡単に説明します。その上でハイローオーストラリアではゴールデンクロスの発生によって勝ちやすい状況ができているのかどうかをわかりやすく解説します。
今がチャンスなのかどうかをぜひ見極めてください!
目次
ニュースで話題になるビットコインのゴールデンクロスとは
ハイローオーストラリアでテクニカル分析をして取引をするのが基本です。ハイとローのどちらを選ぶべきか、いつエントリーすべきかを判断するためのサインを見つけられるのがメリットとして活用されています。
ビットコインのゴールデンクロスはテクニカル分析をしたアナリストが見つけたサインです。どのようなゴールデンクロスなのか、なぜデスクロスよりも話題になっているのかを確認しておきましょう。
50日線移動平均線と200日移動平均線のクロス
ニュースで話題になるビットコインのゴールデンクロスは単純移動平均線の交差です。ビットコインの日足チャートで期間を50日に設定した短期移動平均線と200日に設定した長期移動平均線を使用しています。200日移動平均線の下にあった50日移動平均線が上昇して交差し、200日移動平均線の下から上に抜ける現象がゴールデンクロスです。
ただ、移動平均線は自由に期間を決めて設定することが可能です。100日と200日でも、20日と300日でも問題はありません。
50日と200日が選ばれているのは、いわば業界ルールです。
為替の投資業界では50日と200日の組み合わせが常識になっているため、どのニュースでも同じゴールデンクロスがあったと報道し、アナリストも同じチャートの分析結果にコメントをしています。
デッドクロスも期間は同じ
デッドクロス(デスクロス)の場合も考え方はゴールデンクロスと同じです。200日移動平均線の上にあった50日移動平均線が下がり、200日移動平均線の上から下に抜けるとデッドクロスと言います。
その後は相場が下がると予想され、6月のときにも確かにビットコイン価格が下がりました。
ゴールデンクロスが大きな話題になった理由
ビットコインのゴールデンクロスとデッドクロスはどちらもこれからの相場を予想する参考になるサインです。滅多に起こる現象ではないので注目されてニュースになります。
ハイローオーストラリアで取引をしているときにはビットコイン相場が上がるか下がるかを予想できれば良いので、ゴールデンクロスもデッドクロスも同じ魅力があります。しかし、ビットコインの売買をしている為替投資家にとっては大きな違いがあるのです。
ゴールデンクロスが発生するとビットコインが上がると予想されます。今からビットコインを買って稼ぎたいという人にとってのチャンスです。今までビットコイン投資をしてこなかった人も新規参入をする機会になります。
しかし、デッドクロスのときにはビットコインが下がるので新規参入の魅力はありません。
既にビットコインを保有している人が早めに売った方が良いと考えたり、下がり切ったところで買い増しをしようと検討したりする程度です。
為替取引では安く買って、高くなったら売るのが基本です。ゴールデンクロスはまさにチャンスなのでニュースでの幅広く取り上げられています。
特に仮想通貨取引所では新規利用者の獲得チャンスになるので、記事を作って積極的に認知してもらおうとしたと言えます。
ビットコインのゴールデンクロスのときは勝ちやすい?
ハイローオーストラリアのバイナリーオプションではビットコインのゴールデンクロスが起こると勝ちやすいのでしょうか。ニュースでゴールデンクロスが話題になったときに、こうすれば勝てるのではないかと思えるようなパターンがあります。
それぞれについて疑問に答える形で紹介するので、取引戦略に取り入れていきましょう。
ハイローオーストラリアではひたすら「ハイ」?
ハイローオーストラリアではビットコインのゴールデンクロスが話題になったらひたすら「ハイ」でエントリーすれば勝ちやすいのではないかと思えるでしょう。価格が上がる傾向が生まれているのなら、ハイとローの確率は半々ではありません。価格が全体として上がっていくときにはハイの方が多いだろうと考えられます。
上昇トレンドが発生するときには短い時間で大きな値上がりを起こすことがよくあります。その後に小さな反発を受けて少しずつ時間をかけて値下がりした後、また急上昇を起こすというパターンは珍しくありません。
バイナリーオプションでは一定期間ごとに取引をします。短い期間で価格が上がったときにハイで勝ち、その後にゆっくりと価格が下がってきたときに数回連続で負けるというケースがあり得るでしょう。
ひたすら「ハイ」にするのはとてもリスクが高い方法なのです...
順張りで陽線の次に「ハイ」?
ゴールデンクロスが発生すると上昇トレンドが発生すると考えられます。トレンドの方向に沿って「ハイ」でエントリーするときに、陽線の次を狙えば勝ちやすいのではないかと思う人もいるでしょう。
順張りをするときには確かにトレンドがあることを確認して、トレンドの勢いに乗せるようにしてエントリーすると勝てる可能性が高いのは確かです。
ただ、陽線が連続するとは限りません。為替取引をしている投資家は陽線を見たときに、ここが最高値だと思って売る場合があります。すると価格が下がって陰線になってしまう可能性があるのです。
価格が上がったり下がったりを繰り返したときに全体として上がっていくのが上昇トレンドの状況です。陽線が連続するとは限らないので、単純に陽線の次は「ハイ」というのもリスクが高いでしょう。
テクニカル分析をして「ロー」になってもエントリーしない?
テクニカル分析をしてハイローオーストラリアで取引をしている場合には、ビットコインのゴールデンクロスが報道されたら「ロー」でエントリーするのはやめるべきかもしれないと思うでしょう。
テクニカル分析の結果が次足で「ロー」だとサインを出していても、ゴールデンクロスが発生したからダマシかもしれないと考えるのももっともなことです。しかし、上昇トレンドのときにも陰線になることがあるのは何度も説明してきました。
ただ、下降トレンドが発生しているときに比べると勝率が低くなる可能性はあります。
普段よりも慎重にテクニカル分析をして、価格が下がる根拠を十分に得るようにした方が無難でしょう!
ビットコインのゴールデンクロスのマクロとミクロ
ビットコインのゴールデンクロスが起こったとしても単純な考え方では特に勝ちやすくはならなそうだということがわかったでしょうか。しかし、ゴールデンクロスが発生したときにはハイローオーストラリアで勝てるチャンスが広がります。
ターボ取引と1日取引では違う
ハイローオーストラリアのビットコイン取引では短時間取引のターボ取引か1日取引から選ぶことになります。多くのトレーダーが着目しているのはわずかな時間で完結するターボ取引です。
ビットコインでバイナリーオプション取引ができる業者の中でも、ハイローオーストラリアを選ぶメリットを生かせる選択なのは確かでしょう。
しかし、ターボ取引と1日取引には大きな違いがあります。
ターボ取引はスキャルピング取引やデイトレードをしている投資家による売買の影響を受けやすいのが特徴です。ニュースで話題になっているのは数日や数週間単位での変化で、使用されているのも日足のチャートです。
日足で上昇トレンドが発生していても、ミクロの視点で見てみると下降トレンドのこともよくあります。
エリオット波動の理論でも時間足を変えると個々の波動の中にエリオット波動があることが知られています。
そのため、ターボ取引では必ずしも大局的な視野での上昇トレンドを示唆するゴールデンクロスが意味を成すとは限りません。しかし、日足チャートで分析した結果なので、1日取引では活用できるのは確かです。
MTF分析をしよう
やはりハイローオーストラリアで取引をするからにはターボ取引にこだわりたいと思うのももっともなことです。その場合にはMTF分析を活用して、テクニカル分析の根拠を強めるように心がけましょう。
MTF分析とは異なる時間足のチャートを用いて、マクロとミクロのチャート分析を同時並行で進める手法です。例えば、5分足、1時間足、1日足のチャートを同時に分析して動向を探り、全て首尾一貫した分析結果になったときにエントリーするというのが典型的です。
1日足では上昇トレンドが発生すると見越して、5分足と1時間足の両方で「ハイ」でエントリーすべきサインが出たら取引をするという戦略を立てられます。
ターボ取引では迅速な分析が必要になるので高度な方法ですが、勝率を上げるには効果的です!
投資家の心理から考えよう
ビットコインでゴールデンクロスが発生したことがニュースで報道されると投資家の心理が動かされます。この点に着目するのがハイローオーストラリアでは最も重要です。
ゴールデンクロスが発生したら最安値のタイミングを狙ってビットコインを買い、上がり切ったところで売りたいと考えるのが投資家の基本的な心理です。
必死にチャートを分析してビットコイン価格が急上昇するポイントを見極めようとするでしょう。そして、ここだというタイミングで大勢の投資家がビットコインを買い、価格が上がり始めたのを見て次々にビットコインを購入します。
この動きが短時間での大きな上昇トレンドを発生させます。つまり、ターボ取引でも通用する明確な上昇トレンドが起こり得るのです。このチャンスを狙って取引をすればきっと大きな利益を生み出せます。
ただ、少し価格が上がったら売って利益を確定したいと考える手堅い投資家もいます。
ビットコインを売るタイミングが一転に集中すると上昇トレンドの途中でも大きな反発が起こります。ただ、ゴールデンクロスが発生した後なら全体としては買う方向に投資家の心理が働いているでしょう。
このように投資家の心理を読むとビットコインのゴールデンクロスを攻略できます。経験を積むことで先を読めるようになるので、着実にハイローオーストラリアで取引をしていきましょう。
[demo]
まとめ
ビットコインのゴールデンクロスが発生したことがニュースになり、ハイローオーストラリアのビットコインを使いたいと思った方も多いでしょう。ビットコインの売買をしている投資家にとっては大きな利益を上げるチャンスです。
ビットコインのゴールデンクロスが発生してもマクロとミクロの違いがあるのでターボ取引ではあまり有利になるとは言えません。1日取引を選ぶか、ターボ取引でMTF分析を取り入れるのが勝ちやすくするための戦略です。