ハイローオーストラリアは金融庁から無登録業者としての警告を受けています。
金融庁は日本の金融商品取引に関する当局なので、ハイローオーストラリアが警告されたとなると違法業者なのではないかと不安に思う人もいるでしょう。
しかし、結論としては、ハイローオーストラリアは違法ではありません。
この記事ではハイローオーストラリアが金融庁から警告を受けている意味を詳しく解説します。
その上で、バイナリーオプションをする上でハイローオーストラリアを選ぶべき理由や、ハイローオーストラリアの安全性について紹介します。
バイナリーオプション業者選びで悩んでいる人は、不安をなくしてハイローオーストラリアに登録しましょう。
目次
【結論】ハイローオーストラリアに違法性はない!
ハイローオーストラリアは金融庁から警告を受けていますが、違法性はありません。
金融庁では一般社団法人金融先物取引業協会と協力し、バイナリーオプション取引等の金融商品取引についてリスクの注意喚起をしています。
その過程の中で金融庁は多くの海外業者に対して警告を出してきました。
ハイローオーストラリアが警告の対象になっているのは確かです。
しかし、金融庁から警告を受けていたからといってハイローオーストラリアが違法というわけではないので注意しましょう。
金融庁の警告の意味は?
金融庁が警告を出しているのは日本の金融商品取引法に則って、許可を得て金融商品取引業を日本に提供している海外業者です。
バイナリーオプションだけでなくFXや仮想通貨などでも金融庁から警告をされていることがあります。
金融庁の警告の目的
- 日本の金融商品取引法に基づいて登録手続きをしていない業者を対象にして、登録を促すこと
- 無登録業者としてリストにして公開することで、国民が利用できるけれど金融庁が許可をしたわけではない業者の情報を開示すること
金融商品取引法は日本法人の場合には準拠しなければ金融商品を提供すると違法になります。
海外業者の場合には日本の金融商品取引法は適用されず、業者が本拠としている国の法律が適用されます。
ハイローオーストラリアはHLMI Markets Interacvite Limitedによって運営されています。
HLMI Markets Interactiveはセントクリストファーネービスに本拠を置いている企業です。
ハイローオーストラリア:会社概要 | |
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会社名(商号) | HLMI Markets International Limited |
所在地 | Po Box 590, Suite 9, |
設立年月日 | 2020年9月23日 |
会社番号 | C51982 |
業務内容 | 外国為替証拠金取引仲介業務 |
セントクリストファーネービスの商業会社条例(Nevis Business Corporation Ordinance, 2017)に準拠して営業している国際商業会社になっています。
そのため、ハイローオーストラリアはセントクリストファーネービスにおいて合法的に運営しています。
基本的に各国の法律はその国の個人や企業に対して適用され、他国の個人や企業に対して効力を持たせるためには、国家間で条約を締結することが必要です。
日本とセントクリストファーネービスの間では金融商品取引法に関する条約は締結されていません。
ハイローオーストラリアは金融庁に無登録なので警告対象にはなりますが、違法性のある行為をしているわけではありません。
金融庁の登録の有無が意味するもの
金融庁に登録することは日本の金融業者では義務付けられています。
国内バイナリーオプション業者はもちろんのこと、証券会社などもすべて登録して合法的に運営しています。
金融庁に登録することにはどのような意味があるのでしょうか。
国が守ってくれる
金融庁の登録には厳しい基準を満たさなければなりません。
金融庁では投資家や消費者が金融商品取引を通して不当な状況に置かれないように法律やガイドラインによって規制を敷いています。
金融庁に登録するためには審査を受けて、合法的で適正なサービスを提供できる体制を整えていると認められなければなりません。
金融商品取引業者等向けの総合的な監督指針では監督事務の具体的な方法や自主規制機関との連携、相談・苦情への対応、法令照会などについて詳しくまとめています。
監督上の評価項目や必要な手続きについても定められていて、指針に則って運営体制を整えることが求められています。
厳しいガイドラインによる規制が敷かれているため、金融庁に登録している業者なら国に守られている形になります。
安全性が高いと国によって認められているサービスを利用できる点で、金融庁に登録している業者を利用するのはメリットが大きいでしょう。
信託保全がある
信託保全があるのは金融庁に登録しているバイナリーオプション業者を選ぶ魅力です。
信託保全とは金融業者が経営破綻を起こしたときに資金の安全性を担保する仕組みで、国が守ってくれている内容の中でも重要なポイントです。
バイナリーオプション業者に限ったことではありませんが、金融業者が経営不振になって倒産することはあり得ます。
倒産するとお金がないので、預けていた資金を払い戻せないという状況に陥ります。
このときに利用者を守るための仕組みが信託保全です。
一般的には顧客から預かったお金は自社管理せずに信託銀行に預けます。
自社の経営に使っている資金とは切り分けて管理することにより、自社が経営破綻を起こしても信託銀行から顧客に資金を戻せるというシステムです。
金融庁登録をするときにはバイナリーオプションを含むオプション取引について信託保全が義務になっています。
ただし、ハイローオーストラリアのように金融庁に登録していなくても信託保全をしているバイナリーオプション業者もあります。
バイナリーオプション取引ルールの規制
金融庁ではバイナリーオプションの取引ルールについて規制を敷いています。
一般社団法人金融先物業取引協会が取りまとめたルールで、2013年にガイドラインに沿ったバイナリーオプションのみが金融庁の許可を得られるようになりました。
バイナリーオプション取引ルールは細かく見ていくとかなり厳しい内容になっています。
取引や業者のサービス提供上で大きな影響があるポイントは5つに分けられます。
短時間取引の禁止
金融庁のガイドラインでは2時間未満の短時間取引は認められなくなりました。
規制以前は1分取引なども認められていましたが、現在では金融庁に登録した業者は2時間以上の取引時間を設ける必要があります。
その影響で1日に12回までしかサービスを提供できなくなっています。
ペイアウト倍率の変動制を導入
金融庁は取引を開始する時点で高ペイアウト倍率として固定することを禁止しています。
この影響を受けて国内バイナリーオプション業者では固定ペイアウト、変動ペイアウト倍率を取り入れました。
購入価格を変動させる仕組みにして、ペイアウトは1,000円で固定というのが主流になっています。
総取りの禁止
業者による総取りが禁止されているのは投資家にとってプラス要素です。
勝てない価格があるようなオプションを与えることは金融庁の基準では禁止されています。
例えば、エントリーした瞬間と同じ価格になった場合には、ハイ・ローのどちらで取引をしてもペイアウトが得られないルールがバイナリーオプションでは一般的でした。
金融庁ではこのような総取りを禁止して、投資家に与えた二つの選択肢のうちどちらかであれば勝てるルールにすることを求めています。
途中売却の自由を提供
金融庁はバイナリーオプションで途中売却を導入することをルールにしています。
エントリーしたら判定時刻まで待つしかないわけではなく、FXのようにポジションを売却する自由を提供することが必要です。
ハイローオーストラリアでも転売としてずっと昔から導入されていたルールです。
勝てないと思ったときに早めにポジションを手放し、資金の一部を回収して次の投資にすぐに使えるようにすることを見越しています。
知識確認テストの実施を義務化
バイナリーオプションをする口座を開設するときに知識確認テストを実施することが義務付けられています。
知識確認テストだけでなく、投資取引の経験についても申告を受けて適合性を確認することが金融業者に求められています。
明確な指針があるわけではないので業者ごとに基準は異なりますが、まったく経験がない人がすぐにバイナリーオプションの口座を開設することは日本ではできません。
FXや商品先物取引、有価証券オプションなどのデリバティブ取引での経験がないと開設を断られます。
海外と国内のバイナリーオプションの違いについては以下の記事で詳細を解説しています。もっと違いを知りたい方はぜひご覧ください。
国内業者では稼げないのが現実
バイナリーオプションをするときには金融庁の警告を受けている海外業者は避けて、国内業者を選ぼうと思うのが一般的です。
確かに国によって守られているので国内の登録業者を選んだ方が安心感があります。
ただし、国内業者では取引時間が長く、回数も限られているので取引回数を増やせません。
為替相場は刻々と動いているので、チャンスを狙えないと稼げません。
また、ペイアウト倍率が変動制になったことで取引による利益を計算することが難しくなりました。
固定制
固定制のペイアウト倍率の場合には取引方法を決めると、当たったときのペイアウトが具体的に決まります。
変動制
変動制の場合にはエントリーのタイミングによって購入金額が変わり、ペイアウトは固定されているため、いつエントリーしたかによって利益が変動します。
計画的な投資をする際には変動制ペイアウトは厄介で、勝てる戦略を立てにくいデメリットがあります。
国内業者に比べるとハイローオーストラリアのような海外業者は稼ぐ戦略を立てやすいルールで運営しています。
バイナリーオプションで本気になって稼ぐなら国内業者は避けた方が良いでしょう。
ハイローオーストラリアが危ないと言われる理由
ハイローオーストラリアは金融庁から警告されているから危ないと言われています。
ただ、他にも危険性についてよくある噂がいくつもあります。
ここではハイローオーストラリアが危ないと言われる理由を詳しくまとめました。
ハイローオーストラリアの出金拒否
ハイローオーストラリアでは出金拒否によって苦しんでいるユーザーがいます。
ハイローオーストラリアで取引をして大きな利益を得たとしても、最終的に出金して現金にできなければ意味がないでしょう。
出金しようと思ったときに出金拒否の対応になってしまっている事例は確かに多数報告されています。
出金拒否のリスクがある点でハイローオーストラリアは危険と言われています。
ハイローオーストラリアで稼ぎすぎると口座凍結
ハイローオーストラリアでは稼ぎすぎただけで口座凍結になる場合があります。
よく話題になっていることで、大稼ぎをして出金しようとしたら口座凍結になったというケースが報告されています。
よくあるのが1回の出金申請で100万円以上を指定すると限定口座凍結になるという噂です。
いずれもユーザーの禁止行為が原因の場合が多い
出金拒否や口座凍結があるからハイローオーストラリアは危ないという話があります。
ただ、詳細を見てみると実はハイローオーストラリアが利用規約で定めている禁止行為に抵触していたというケースもあります。
ハイローオーストラリアは稼ぎすぎても口座凍結にすると利用規約には書いていません。
しかし、スキャルピング取引は禁止されています。
短時間で連打するような取引をしてしまうと、たとえ大儲けできたとしても禁止行為に該当してしまって口座凍結になる可能性があります。
また、ハイローオーストラリアではマネーロンダリングの温床にされないように注意して口座を監視しています。
入金した金額に対して、取引した金額が少ないのに高額の出金をするとマネーロンダリングの可能性を疑われます。
結果として取引を制限する限定口座凍結になり、ハイローオーストラリアでの調査が終わるまでは出金も取引も制限される場合があるので注意しましょう。
基本的には利用規約に則って怪しいと疑われるような行為をしなければこのようなトラブルは起こりません。
ハイローオーストラリアの禁止行為を正しく理解して取引すれば危険はありません。
ハイローオーストラリアの安全性
ハイローオーストラリアは合法的な運営をしているのは確かですが、安全性がどうなのかが気になる人もいるでしょう。
ここではハイローオーストラリアの安全性について簡単にまとめました。
ハイローオーストラリアの安全性
金融ライセンスを保有
ハイローオーストラリアはオーストラリアに拠点を置いていたときには、オーストラリア当局の金融ライセンスを保有していました。
その後、移転を繰り返して現在ではセントクリストファーネービスに拠点を置いています。
現在では会社法に相当する法律に基づく営業をしていますが、バイナリーオプションのサービス体系は金融ライセンスを保有していた当時から変わっていません。
信託保全をしてユーザーの資産の安全を確保するなどの対策を整えています。
2010年からの運用実績
ハイローオーストラリアの安全性は国内業者、海外業者の中でもトップクラスの運営実績が証明しています。
2010年に設立してからハイローオーストラリアは運営をずっと継続してきました。
ユーザーから選ばれるサービスを提供し続けてきた経歴があることによって、オーストラリアに拠点を置いて営業することが難しくなって移転してからも実績を積み重ねてきています。
誰もが望むサービスを検討して提供し続けてきている点で安全性が高いバイナリーオプション業者です。
日本人利用率No.1業者
ハイローオーストラリアは日本人利用率がNo.1のバイナリーオプション業者としても有名です。
バイナリーオプションの人気がある国として日本に着目し、日本語サポートを徹底してきています。
現在でも日本の昼間の時間帯に日本語でのチャット・メールでのサポートをしていて、日本人想いのサービスを維持しているのが特徴です。
このような顧客視点でのサービスを提供している業者なので安全に利用できるのは明らかでしょう。
ハイローオーストラリアの安全性についてさらに詳しく知りたい方は以下の記事で解説しているので参照してください。
ハイローオーストラリアが向いている人
ハイローオーストラリアはバイナリーオプションにデビューして稼ぎたいけれど、安全性も重視したい人に向いています。
国内業者では大きな利益を得ることは難しいですが、ハイローオーストラリアならまとまった利益を得られるチャンスがあります。
30秒~1日の取引が可能で、固定ペイアウトなので損益を考えながら取引をすることもできるのが魅力です。
口座開設ボーナスとして新規口座開設をするだけで5,000円相当のボーナスを取引に使えます。
バイナリーオプションを始めたいと思っている人にうってつけの業者なので口座開設をして取引を始めてみましょう。
バイナリーオプションで稼ぐならハイローオーストラリア一択
ハイローオーストラリアはバイナリーオプションで稼ぎたい人にもおすすめです。
他には選択肢がないと言えるくらいに魅力的なサービスを提供しているからです。
利用できる通貨ペアの選択肢は業界トップクラスで、相場状況に応じた取引戦略を考えられます。
仮想通貨や株価指数などによるバイナリーオプションにも対応しているので、取引の幅を広げられる点もメリットです。
ペイアウト率の高さが業界随一
ハイローオーストラリアがおすすめなのはペイアウト率の高さが業界随一だからです。
固定ペイアウト倍率の場合には、倍率が高ければ高いほど同じ取引で得られる利益が大きくなります。
ハイローオーストラリアのペイアウト倍率 | |
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Highlow | 1.80倍~1.95倍 |
Highlowスプレッド | 2.00倍 |
Turbo | 1.75倍~2.00倍 |
Turboスプレッド | 1.95倍~2.30倍 |
あえて他の海外業者を選ぶ必要がないので、海外バイナリーオプションならハイローオーストラリアを選びましょう。
まとめ
ハイローオーストラリアは合法的に日本向けのサービスを運営しているバイナリーオプション業者です。
金融庁からの警告を受けて無登録業者リストに載っていますが、金融庁登録の義務があるのは日本の法律の対象になる国内バイナリーオプション業者だけです。
ハイローオーストラリアでは稼ぎやすいサービスを安全に提供してきた歴史があります。
信託保全などの投資家の資金を守る施策を進めつつ、業界屈指のペイアウト率でサービスを提供しています。
短時間取引もできて稼ぎやすいプラットフォームです。
バイナリーオプションで稼ぎたいなら、ハイローオーストラリアに登録して取引を進めていきましょう。