記事を読むとわかること
- 両建て取引とは何か
- ハイローオーストラリアでの両建て取引の禁止状況
- バイナリーオプションで両建てをする問題点
- ハイローオーストラリアだからできる両建てで稼ぐ方法
ハイローオーストラリアで両建て取引をしても大丈夫なのでしょうか。
両建て取引はFXや商品先物取引などでも検討されることが多く、ギャンブルでも活用されている取引方法です。
ただ、禁止されている場合もあるため、ハイローオーストラリアで使えるかが疑問になることもよくあります。
ハイローオーストラリアでは両建てそのものはできませんが、両建てのコンセプトを生かす取引はできます。
効果的な取引方法を紹介するので、ぜひ口座開設をして取引に挑戦してみてください。
ハイローオーストラリアの両建ての抜け道を押さえて有効活用していきましょう。
目次
【結論】両建てはハイローオーストラリアで厳禁
ハイローオーストラリアでは両建て取引は厳禁です。
以下のように一般的な両建てをしたとしてもハイローオーストラリアでは何もメリットはありません。
両建てのデメリット
- 両建てをしても基本的に稼げない
- 口座契約条件で禁止されている
- 禁止行為が発覚したら口座凍結のリスクがある
両建ての経験があってハイローオーストラリアでも使いたいと思っていた方は、稼げないのであきらめましょう。
口座契約条件で両建ては禁止されているので、もし発覚したら口座凍結になるかもしれません。
ただ、両建てのコンセプトを生かす抜け道はあります。
両建ての旨味を生かしたい方はハイローオーストラリアで口座開設をしてすぐに実践できるようにしておきましょう。
両建て取引とは
両建て取引とは二つの相補的な取引を同時に同額の資金でおこなう方法です。
ハイローオーストラリアでは同じ取引でハイとローに同時に同額のエントリーすることを指します。
USD/JPYの15分取引で10000円ずつハイとローに同じタイミングでエントリーしたら両建てです。
両建て取引は2つの取引の一方は勝てるものの、他方は必ず負けるのが特徴です。
ほぼ確実に勝てる取引ができるので投資やギャンブルでは両建てがよく用いられています。
バイナリーオプションでは両建て取引では稼げない
バイナリーオプションでは両建て取引をしても稼げません。
ハイローオーストラリアだけでなく、他の海外業者や国内業者でも損をするので気を付けましょう。
バイナリーオプションでは以下のようなルールになっているからです。
稼げない理由
※各項目をクリックするとそれぞれの項目冒頭へ移動します。
ペイアウト倍率が固定制のときには2倍未満になっている
ペイアウト倍率が固定制のときには取引金額に比例するペイアウトを受け取れます。
ペイアウト倍率がもし2倍なら、ハイとローに同額のエントリーをすると、差し引きプラスマイナスゼロです。
例えば、1万円ずつ取引をしてハイが当たったとしたら、2万円のペイアウトを受け取れます。
ローに投じた1万円は失われるので、トータルでは利益にも損失にもなりません。
実際にはペイアウト倍率は2倍未満になっているため、両建て取引をすると必ず損をします。
ペイアウト倍率が変動制のときには勝ち越せる確率が低い
ペイアウト倍率が変動制のときには、運が良ければ稼げます。
購入金額がハイとローで700円と400円という状況でペイアウトが1000円に固定されていた場合には、どちらが当たったとしても稼げません。
しかし、600円と350円だったとしたら、一方が当たるだけで50円の利益になります。
ただ、どの業者でも両建てをすると損をするようにしています。
海外業者は特に両建てに厳しいみたいですね。
ハイとローを同時に買うとペイアウトの1000円より高くなるシステムにしているため、両建て取引で稼げることはありません。
ハイローオーストラリアでは両建てのような取引で稼げる
ハイローオーストラリアで両建ては禁止行為になっているので、本来の正しい両建ては不可能です。
しかし、両建てを参考にした取引で稼ぐことはできます。
両建て取引と判断するかどうかはハイローオーストラリアの運営側による判断です。
本来的な意味の両建て取引をしなかったとしても、両建てと見なされると違反行為として取り締まられます。
リスクもある取引方法だという理解をしたうえで、以下の方法をチェックしてください。
両建てのような取引方法
※各項目をクリックするとそれぞれの項目冒頭へ移動します。
【大前提】ハイとローの取引開始時刻を少しずらす
両建て取引は相補的な関係にある2つの取引方法に同額を使って取引する方法です。
本来的な意味で考えると、取引開始時刻がぴったり一致していないと両建てにはなりません。
ハイにエントリーしてから少し待って、ローにエントリーして取引をすれば両建てではないので禁止行為にならないでしょう。
レートは刻々と変わっているため、エントリーに間を空けると両方当たらないこともあり得ます。
そのリスクがあるくらいに時間間隔が空いていれば両建てを疑われることはありません。
1秒の差でハイとローにエントリーしたときにも厳密には両建てではありません。
ただ、ハイローオーストラリアの運営側がどう判断するかはわからないので、数十秒くらいは間を空けましょう。
両建て取引と同様に禁止されているスキャルピング取引と誤解されないようにするためにも大切です。
【重要】ターボスプレッド取引をする
両建てをして稼ぐためにはペイアウト倍率が2倍を超えていなければなりません。
ハイローオーストラリアではターボスプレッド取引で30秒取引や1分取引をするとペイアウト倍率が2倍を超えるので両建て取引で利益を出せます。
ただし、スプレッド取引ではスプレッド幅があるのが注意点です。
ハイとローでエントリーしても、どちらも当たらないリスクがあります。
判定時刻においてレートがスプレッド幅の間に入っていたら両方とも外れです。
相場の動きが激しいときを狙って、ターボスプレッド取引をするのがおすすめです。
相場が上がるか下がるかわからないけれど、どちらかに大きく動くはずだというときにはうってつけの取引方法になります。
【おすすめ】転売を活用する
ターボスプレッド取引ではリスクが高いので、両建て取引では転売を活用するのがおすすめです。
少し時間差を置いてハイとローの両方にエントリーした後、負けそうな方は転売をするのが基本的な戦略です。
転売をすると転売ペイアウトを受け取れるので、取引資金を全額失うことはあまりありません。
見切るタイミングが良ければ10%も資金が減らずに済むこともあります。
勝てそうなタイミングでは転売ペイアウトが取引資金よりも大きくなるケースもあります。
勝った方の取引で2倍弱のペイアウトを手に入れたら、トータルで勝ち越せるのがイメージできるのではないでしょうか。
例えば
ハイとローに1万円ずつ費やして、ローになりそうだからハイのオプションを転売して5000円の転売ペイアウトを受け取ったとしましょう。
ローの予想が当たって1.85倍のペイアウト倍率で18500円を受け取ったら、トータルで見ると3500円の利益です。
このようにして転売を活用すれば両建て取引で稼げる可能性があります。
転売して残った方のオプションが外れると致命的なので注意は必要ですが、両建てを生かす賢い方法です。
【損】ハイとローの金額を変える
ハイとローで取引金額を変えてエントリーする方法も考えられるかもしれません。
取引タイミングをずらさなくても、本来的な意味では両建てにならない方法です。
ただし、ハイとローの金額を変えて取引をしただけでは損をするので気を付けましょう。
例えば
ハイで2万円、ローで1万円のエントリーをした状況を考えてみます。
ペイアウト倍率が1.85倍だったとすると、ハイが当たったら37000円、ローが当たったら18500円のペイアウトです。
損益にするとハイが当たったときには+7000円。ローが当たったときには-11500円になります。
ペイアウト倍率 1.85倍 | 掛金 | 勝った時の ペイアウト | 損益 |
---|---|---|---|
HIGHエントリー | 20000円 | 37000円 | +7000円 |
LOWエントリー | 10000円 | 18500円 | -11500円 |
ローが当たったときには損をするだけです。ハイが当たったときにも、もしローの取引をしていなかったとしたら17000円の利益だったのが、7000円に減ってしまっています。
もちろんハイだけで取引をして外れたとしたら20000円の損失です。
しかし、仮に10000だけハイに投じていたとしたらどうなったでしょうか。
ハイが当たったら18500円のペイアウトなので、8500円の利益です。
ローが当たったときには10000円の損失になります。
ハイで2万円、ローで1万円のエントリーをしたときよりも利益は大きく損失は小さいことがわかります。
つまり、ハイローオーストラリアでは金額を変えて両建てのような取引をすると損をするだけで意味がありません。
リスクヘッジになりそうでやってしまいがちな取引なので気を付けましょう。
基本的な両建て取引はうっかりでもやってはダメ
ハイローオーストラリアではうっかり両建て取引をしてしまったとしても、運営側が禁止行為と見なしたら違反を指摘されます。
最悪の場合には口座凍結や強制解約になるので気を付けましょう。
自己管理をして両建てと疑われるような行為を避けるのが大切です。
上記のような両建てのような取引をするとリスクが必ずあります。
自己責任で使っても構いませんが、むしろ真似をしないようにするのがおすすめです。
うっかりやったか、意図的にやったかにかかわらず、両建てをすると口座凍結になる可能性があります。
両建ての定義を理解して、回避するように取引をしていきましょう。
まとめ
ハイローオーストラリアでは両建て取引が禁止されているのでできません。
両建て取引をうっかりやってしまったのを運営側が見つけただけでも禁止行為として違反を指摘されるリスクがあるので気を付けましょう。
この記事ではこのリスクも踏まえて以下のポイントを紹介しました。
記事のポイント
- ハイローオーストラリアでは両建て取引が禁止
- 両建てのような取引は稼げる可能性があるけれどあくまで自己責任
- うっかり両建て取引をしないように自己管理するのがおすすめ
両建ての本来的な意味から外れていたとしても、ハイローオーストラリアの運営側が両建て取引だと判断したら口座凍結になるリスクすらあります。
疑われないようにするために両建てについて十分に理解して取引するのが大切です。
標準的な取引をしていれば指摘されることはないので、安心してハイローオーストラリアを使っていきましょう。