ハイローオーストラリア(Highlow.com)の攻略に単一で使えて、初心者でもわかりやすいインジケーターがないかと悩んでいる人はいないでしょうか。
RSIやMACDのように初心者向きのインジケーターはいくつかありますが、使ってみてもなかなか勝てなかったり、チャンスを掴めなかったりする場合もあるでしょう。
よく知られている手法で攻略がうまくいかないと、自分はハイローオーストラリアのバイナリーオプションに向いていないと思ってしまうかもしれません。
DPOはハイローオーストラリアのターボ取引の攻略に向いているインジケーターです。1分取引を攻略したいという人はきっと多いでしょう。DPOならちょっとした設定方法の工夫をするだけで勝てる可能性が飛躍的に高まります。
この記事では最近人気のビットコインを取り上げて、ハイローオーストラリアの1分ターボ取引をDPOで攻略する方法を紹介します。
設定方法も手順を追って説明するので、ターボ取引を勝ち抜いていきましょう。
目次
DPOはターボ取引に強い!
DPOはターボ取引のような短時間トレードに向いている性質があります。
その理由を簡単に説明するので、まずはDPOで勝てるイメージを掴みましょう。
DPOはサイクル分析
DPOはサイクル分析の考え方から生まれたインジケーターです。少し前の時期に比べて今はどのくらいの価格になっているかを見る指標になっています。
仮想通貨(暗号資産)取引や為替取引をしている投資家は「価格が下がってきたからそろそろ上がるのではないか」と思って通貨を買い、「だいぶ価格が上がったからそろそろ下がり始めるはずだ」と思って通貨を売ります。
https://www.andscene.jp/successful-technique-to-understand-psychology-what-are-the-ideas-you-can-use-at-highlow-australia.html「そろそろ」という期間が例えば5分だったとしたら、5分サイクルで相場が上下動すると考えられるでしょう。このような考え方で相場の動きに周期性があると考えて分析するのがサイクル分析です。
DPOはその指標として最もシンプルでわかりやすいことが知られています。
DPOは期間の設定が重要なポイント
ハイローオーストラリアのターボ取引でDPOを使うときには期間の設定が重要です。期間はサイクルの周期に相当するもので、相場の周期に合う期間を定めることで予測が当たるようになります。
一般的には「14」を使うと言われていますが、「14」が通用しやすいのは日足チャートの場合です。1週間や2週間という単位で為替は動いているので周期の選び方として妥当でしょう。
DPOがターボ取引に強い理由
DPOがターボ取引に強いのは、当たり始めたら高い勝率を維持しやすいからです。
短時間でトレードが終わるのがターボ取引の特徴で、次の取引をするときにも相場で取引をしている投資家に大きな違いはないでしょう。
たった今、相場を見ている投資家の様子に合わせたトレードをすれば良いというシンプルな考え方を持つことができるのもメリットです。短いターボ取引ほどチャンスが多くなるので、DPOは1分取引や30秒取引で効果を発揮します。
DPOの基本的なエントリー条件
DPOはサイクル分析で用いられるインジケーターの中でもエントリー条件がわかりやすいのが魅力です。
DPOと0ラインに着目してゴールデンクロス・デッドクロスを見るだけでエントリーができます。
✓DPOと0ラインがゴールデンクロスしたらハイエントリー
✓DPOと0ラインがデッドクロスしたらローエントリー
DPOでビットコインのターボ取引
ビットコインを例に取ってDPOによるターボ取引の攻略をしてみましょう。ハイローオーストラリアでは30秒取引も選べますが、30秒取引ではノイズが発生しやすいのが問題になりがちです。
ここでは勝率が安定しやすい1分取引でのトレードの仕方を解説します。
1分取引でのDPOの設定方法の工夫
DPOでターボ取引を攻略するには期間をうまく設定しなければなりません。ビットコインの1分足チャートを一目見ただけでどんな設定が良いかをすぐに見抜ける人はいないでしょう。
DPOの設定方法としておすすめなのは20分くらいを検証時間に使う手法です。今から過去20分の1分足チャートを使い、複数の期間設定のDPOを比較して最適な期間を選び出す方法です。
上のビットコイン相場では期間として14、28、56を選びました。この設定をしたときにDPOが0ラインをゴールデンクロスをしたら次足でハイエントリー、デッドクロスをしたら次足でローエントリーしたとしましょう。
結果を時系列で見ると以下のようになります。
期間14 | |
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4戦3勝1敗 勝率75% | 勝ち、勝ち、勝ち、負け |
期間28 | |
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6戦5勝1敗 勝率83.3% | 勝ち、勝ち、勝ち、勝ち、勝ち、負け |
期間56 | |
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取引チャンスなし |
この結果から期間が14や28なら高い勝率になることがわかります。56にするとチャンスが一度もないので、この後を解析してもチャンスに恵まれないのではないかという不安があります。
また、14と28を比較すると28の方が取引回数も多く、勝率も高めです。
ただ、よく見てみると0ライン付近をクロスするかどうかわからないような状況が続いていたことがわかります。
2時15分からの3回連続するクロスは、微々たる投資家の心理の変化で観測されなかったかもしれません。この3回を除外すると2勝1敗なので、期間を14と28のどちらにすべきかは判断が難しいところです。
間を取って21にしたら以下のようになります。14期間の場合と同じで3勝1敗になっているので、DPOによる分析では14の方がノイズの影響が少ない結果だったとわかります。
もっと短い期間だったらどうなるのかが気になる人もいるでしょう。7期間の場合の結果を見てみると、3勝2敗でやや勝率が下がっています。
以上の分析結果から、期間は14とするのが妥当だと考えられます。この結果を踏まえて継続して1分取引をした結果を見てみましょう。
設定した期間でDPOによる1分取引を継続した結果
DPOの期間設定をビットコインの1分足チャートに合わせました。このときの相場の投資家の心理に合っている周期での分析になっていると考えられます。その後の1時間にわたって取引をしたら、どのような成績になったのでしょうか。
期間14 | |
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16戦8勝8敗 勝率50% | 勝ち、負け、勝ち、負け、負け、勝ち、負け、負け、勝ち、勝ち、負け、勝ち、負け、負け、勝ち、勝ち |
期間28 | |
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18戦8勝10敗 勝率44.4% | 勝ち、負け、負け、勝ち、勝ち、負け、勝ち、負け、負け、負け、負け、勝ち、負け、勝ち、負け、負け、勝ち、勝ち |
期間56 | |
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5戦0勝5敗 勝率0% | 負け、負け、負け、負け、負け |
この時期はDPOがあまり通用しなかったことがわかります。それでも期間14は勝率が50%で、他に比べると良い結果です。ハイローオーストラリアの1分取引はビットコインでもペイアウト率が1.90倍なので大損はせずに済んだと言えます。
次の1時間も諦めずにトレードを続けたとするとどのような結果になったのでしょうか。
期間14 | |
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16戦10勝6敗 勝率62.5% | 勝ち、勝ち、負け、負け、勝ち、勝ち、負け、勝ち、負け、負け、勝ち、勝ち、負け、勝ち、勝ち、勝ち |
期間28 | |
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18戦9勝9敗 勝率50% | 勝ち、勝ち、負け、勝ち、負け、勝ち、負け、負け、勝ち、勝ち、負け、負け、勝ち、勝ち、負け、負け、負け、勝ち |
期間56 | |
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16戦11勝5敗 勝率68.8% | 勝ち、勝ち、負け、負け、勝ち、勝ち、勝ち、勝ち、勝ち、負け、勝ち、勝ち、負け、勝ち、負け、勝ち |
DPOは1分取引で優秀
この時期はDPOの予測がよく当たる傾向がありました。期間を14とした場合には勝率が62.5%で、損益分岐点の52.6%を上回っていることから勝ち越すことができました。2時間も経過すると取引に参加している投資家も変わってきているようで、期間56では高い勝率になっています。
この2時間ほどの取引を集計した結果は以下の通りです。期間を最適化してトレードすることにより、損益分岐点よりも高い勝率にできて攻略に成功したことがわかります。
期間14
32戦18勝14敗、勝率56.3%
期間28
36戦17勝19敗、勝率47.3%
期間56
21戦11勝10敗、勝率52.3%
ただ、勝率が極めて高いわけではありません。最初の1時間で諦めてしまっていたら負け越していたことになります。
それでもなお損益分岐点を越えられたのは優秀と言えますが、稼げるかというと微妙です。
しかし、わずか2時間で32回も取引チャンスがあったのは驚異的です。1分取引での勝率が高いと言われるRSIを使い、70%以上または30%以下になったことをエントリー条件にしたとすると2回しかチャンスがなかったことがわかります。
しかもこの相場ではRSIによる逆張りが2回とも外れていました。1分取引の難しさがよくわかる結果と言えるでしょう。このような難しい相場でもチャンスを何度も生み出し、貸越せるようにしたDPOは優秀と考えられます。
同じ設定でイーサリアムは攻略できる?
DPOの期間設定が重要だったのかどうかが気になっている人もいるかもしれません。最も一般的に用いられている「14」の設定で良い結果が得られたからです。
ここでは同じ設定で同じ時間帯にイーサリアムで取引した場合の結果を紹介します。事前分析の必要性があったのかどうかを確認してみましょう。
期間14 | |
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21戦5勝16敗 勝率23.8% | 負け、負け、負け、勝ち、勝ち、負け、負け、負け、負け、負け、負け、負け、負け、負け、負け、負け、勝ち、負け、勝ち、負け、勝ち |
期間28 | |
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26戦9勝17敗 勝率34.6% | 勝ち、負け、負け、勝ち、勝ち、負け、勝ち、負け、負け、負け、負け、負け、負け、負け、負け、勝ち、負け、勝ち、負け、負け、勝ち、勝ち、負け、負け、負け、勝ち |
期間56 | |
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18戦8勝10敗 勝率44.4% | 勝ち、負け、勝ち、負け、負け、負け、負け、勝ち、負け、勝ち、勝ち、負け、勝ち、勝ち、負け、負け、負け、勝ち勝ち |
結果としてはイーサリアムでトレードしていたら惨敗だったことがわかります...
特にビットコインで成績が良かった14期間でDPOを使っていたらほぼ負け通しでした。
期間14 | |
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21戦8勝13敗 勝率38.1% | 負け、負け、負け、負け、負け、負け、勝ち、勝ち、勝ち、負け、負け、勝ち、勝ち、負け、負け、勝ち、負け、負け、負け、勝ち、勝ち |
期間28 | |
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13戦7勝6敗 勝率53.8% | 負け、負け、勝ち、勝ち、勝ち、負け、負け、勝ち、勝ち、負け、負け、勝ち、勝ち |
期間56 | |
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8戦4勝4敗 勝率50.0% | 負け、負け、勝ち、勝ち、勝ち、負け、負け、勝ち |
次の1時間を見てみても期間14では惨敗です。28ではわずかに勝っていますが、通算では負け越しになってしまっています。
DPOによる分析が通用しない相場だったことがわかりますが、この際に事前分析をしていたらどういう結果だったのでしょうか。
期間14 | |
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6戦3勝3敗 勝率50.0% | 勝ち、勝ち、勝ち、負け、負け、負け |
期間28 | |
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5戦3勝2敗 勝率60% | 勝ち、勝ち、勝ち、負け、負け |
期間56 | |
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1戦1勝0敗 勝率100% | 勝ち |
期間28の成績が最も良かったという点ではこの後の2時間のトレードをした結果と一致しています。
期間56は勝率100%ですが、チャンスが少なすぎて信用できるデータではないでしょう。
ただ、期間14でも28でも後半に連敗しています。つまり、これからDPOが通用しにくい相場が登場することを示唆していたのです。
このような分析ができるとDPOを使える相場を選んで取引できます。DPOの事前分析ではこれから取引をする原資産で分析することに加えて、最後の方で連敗していないことを重視しましょう。
まとめ
ターボ取引を攻略するのにDPOは使える可能性があるとわかったでしょうか。DPOはサイクルに基づいているテクニカル指標なので、事前分析をすることが必要です。
高い勝率になる期間を選んで設定し、連敗していないことを確認してトレードを始めれば安定した勝率を維持できます。
高い勝率になる期間を選んで設定し、連敗していないことを確認してトレードを始めれば安定した勝率を維持できます!
DPOによるエントリーでは突出して高い勝率にはならないという問題点はあります。ただ、事前分析の結果が良ければ損益分岐点を越えられる可能性が極めて高いのが魅力です。
ただし、損益分岐点が高いバイナリーオプション業者を選んでしまうと失敗します。ハイローオーストラリアの1分取引はペイアウト率が1.90倍もあるのでDPOを活用できるのです。ターボ取引に類似した短時間取引は他の業者でもできます。
今までハイローオーストラリア以外でトレードをしてきた人も、これからバイナリーオプションを始めたいと思っている初心者もぜひハイローオーストラリアを活用してください。以下のクイックガイドを使えば簡単に口座開設できます。
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