ハイローオーストラリア(Highlow.com)では移動平均線を使ってチャートを分析するのが効果的な方法として知られています。
バイナリーオプション取引だけでなくFXや株などでもチャート分析の基本とされているのが移動平均線です。
ただ、ハイローオーストラリアで使ってみようとしたときに、移動平均線の種類が多くてどれを選んだら良いかわからずに困ってしまった人もいるのではないでしょうか。
単純移動平均線、指数平滑移動平均線、加重移動平均戦が主な種類です。
移動平均線を使いこなせるとゴールデンクロス・デッドクロスを見てトレードできるだけでなく、相場を見極められます。
どの移動平均線を使うべきかを選べるようになりたいと思いませんか?
この記事ではハイローオーストラリアで人気があるターボ取引の中でも、よくトレーダーから注目されている1分取引で移動平均線を使えるかを比較して検討しました。
ビットコインの1分取引で、多くのトレーダーが使っている単純移動平均線と指数平滑移動平均線を比較した結果を紹介します。
公式サイトで口座開設(無料)をする
\5,000のキャッシュバック
単純移動平均線と指数平滑移動平均線の特徴・違い
移動平均線の種類の中でも単純移動平均線と指数平滑移動平均線はよく活用されています。ただ、ハイローオーストラリアではこちらを使えば良いという話は聞いたことがないでしょう。
バイナリーオプション取引では移動平均線を使い分けるのが重要だからです。
単純移動平均線と指数平滑移動平均の違いは、平たく言えば直近の価格を重視するかどうかです。
単純移動平均線では直近の価格も昔の価格も同等に扱います。しかし、指数平滑移動平均線では直近の価格だけに重みをかけます。この違いによって、指数平滑移動平均線の方が直前の変化に敏感なグラフになるのです。
この違いを踏まえてハイローオーストラリアのビットコインで1分取引をすることを想定し、2種類の移動平均線で分析を試みてみました。
移動平均線を使ってハイローオーストラリアのバイナリーオプションをするときにはゴールデンクロス・デッドクロスの活用が最もシンプルでわかりやすいでしょう。
・短期移動平均線が長期移動平均線を下から上に抜けたら次足で「ハイ」エントリー
・短期移動平均線が長期移動平均線を上から下に抜けたら次足で「ロー」エントリー
ゴールデンクロスとデッドクロスは上昇トレンド、下降トレンドの始まりを見るのに効果的です。
うまく使いこなせると連続エントリーをして連勝することもできます。
ここでは同じ期間で設定した移動平均線を使って、1分取引でどんな結果になったのかを勝率と合わせて紹介します。
1分足チャートで見る単純移動平均線と指数平滑移動平均線
ハイローオーストラリアのバイナリーオプションでターボ取引をするときには、一般的には取引時間と同じ時間足のチャートを使います。
1分取引では1分足チャートを使用するので、単純移動平均線と指数平滑移動平均をそれぞれ表示してみましょう。
ここではビットコインと日本円の通貨ペアで、7時間ほどのチャートを表示して見ました。
上が単純移動平均線、下が指数平滑移動平均線ですが、ローソク足と一体化してしまってあまり違いがわからないかもしれません。
この初期の1時間を拡大すると以下のようになります。これでも全体像を見ただけではあまり違いがわからないかもしれません。
しかし、3時過ぎの部分を見てみると、単純移動平均線はゴールデンクロスとデッドクロスを起こしていますが、指数平滑移動平均線ではクロスが起きていません。その後のクロスについてもタイミングが少しずれています。
ハイローオーストラリアのバイナリーオプションではタイミングが重要です。
チャートに合わせて取引をするときには、ローソク足が一つずれると結果が変わります。1分取引のようなターボ取引ではエントリーをしたタイミングから一定時間後に判定になるので大きな違いになるでしょう。
上記のゴールデンクロスとデッドクロスによるエントリーを下とすると、この1時間の1分取引の結果は以下のようになります。
クロスの回数 | |
---|---|
MA | 4回 |
EMA | 2回 |
勝数 | |
---|---|
MA | 3回 |
EMA | 2回 |
敗数 | |
---|---|
MA | 1回 |
EMA | 0回 |
勝率 | |
---|---|
MA | 75% |
EMA | 100% |
詳細 | |
---|---|
MA | 負け、勝ち、勝ち、勝ち |
EMA | 勝ち、勝ち |
単純移動平均線(MA)と指数平滑移動平均線(EMA)のクロスに着目して次足でエントリーしたとすると成績は良いと言えます。
ハイローオーストラリアのバイナリーオプションはペイアウト率が高いので、60%に満たない勝率でも利益になるのが魅力です。1分取引のビットコイン/日本円ではペイアウト率が1.85倍もあるため、54.1%以上の勝率なら勝ち越すことができます。
EMAを使った場合には勝率100%なので完璧な勝利だったと言えます。MAを使った場合でも勝率が75%あって、3回も勝つことができました。
1万円ずつ取引していたとしたら、MAなら15500円の利益です。2戦2勝のEMAの場合には17000円の利益なので、勝率で少し劣っていても取引回数が多かったことで同じくらい稼げたことがわかります。
勝ち額 | 負け額 | |
---|---|---|
MA | 25500円 | 10000円 |
EMA | 17000円 | 0円 |
勝ち額 | |
---|---|
MA | 25500円 |
EMA | 17000円 |
負け額 | |
---|---|
MA | 10000円 |
EMA | 0円 |
ただ、短い期間のわずかな取引回数で、単純移動平均線と指数平滑移動平均線のどちらが優れているかを議論するのにはリスクがあります。
たまたまこの1時間の60回ほどの取引のチャンスで、単純移動平均線と指数平滑移動平均線のどちらか一方だけがマッチしていた可能性もあるでしょう。
次の2時間を見てみると、ハイローオーストラリアの1分取引をした場合には以下のような結果になりました。
前の1時間に比べるとクロスの数はやや多めでしたが、MAとEMAで1回しか差がありませんでした。
MAの方が取引回数は多くなった点は前と同じです。しかし、勝率は大きく下がり、EMAとMAの間に大差が生まれました。
MAでも高ペイアウト率のハイローオーストラリアならわずかに損益分岐点を越えています
しかし、9回の取引で得られた利益は、取引金額が1万円なら2500円です。 EMAなら全勝ではなくとも87.5%という高い勝率でした。
取引回数も8回あったので、8万円の投資で14.8万円のペイアウトを受け取り、合計68000円の利益になっています。
クロスの回数 | |
---|---|
MA | 9回 |
EMA | 8回 |
勝数 | |
---|---|
MA | 5回 |
EMA | 7回 |
敗数 | |
---|---|
MA | 4回 |
EMA | 1回 |
勝率 | |
---|---|
MA | 55.6% |
EMA | 87.5% |
詳細 | |
---|---|
MA | 勝ち、負け、負け、勝ち、負け、勝ち、負け、勝ち、勝ち |
EMA | 勝ち、勝ち、負け、勝ち、勝ち、勝ち、勝ち、勝ち |
この結果を踏まえると、直近の価格に重みを付けて平均化している指数平滑移動平均線の方が、短期取引の1分取引には適していると考えられます。
1分足では直前の価格を見て取引をしている投資家が多いと想定されるので、1分取引で直近の価格に重みを付けて考えるのは合理的とも言えるでしょう。
ただ、本当にいつまでもこのようなビットコインの相場が続くのでしょうか。
この後の2時間についても同じようにして単純移動平均線と指数平滑移動平均線のクロスによってエントリーした場合の結果を見てみましょう。
この2時間にも1分取引では同じくらいの取引回数になりました。しかし、取引成績は前の3時間に比べると低く、MAでは勝率50%、EMAでは62.5%です。
ハイローオーストラリアの1分取引はペイアウト率が高いものの、勝率50%では損失になります。この2時間にビットコインと日本円の通貨ペアで1分取引をしていたら、巨額ではないとはいえ損をしていました。
クロスの回数 | |
---|---|
MA | 10回 |
EMA | 8回 |
勝数 | |
---|---|
MA | 5回 |
EMA | 5回 |
敗数 | |
---|---|
MA | 5回 |
EMA | 3回 |
勝率 | |
---|---|
MA | 50% |
EMA | 62.5% |
詳細 | |
---|---|
MA | 勝ち、負け、負け、勝ち、負け、負け、勝ち、負け、勝ち、勝ち |
EMA | 勝ち、勝ち、負け、負け、勝ち、負け、勝ち、勝ち |
MAの場合には1万円ずつのエントリーだったとしたら、10万円を取引金額として使って92500円のペイアウトを受け取り、7500円の損失になったと計算できます。
EMAの場合には92500円のペイアウトで、投入した資金額は80000円です。12500円の利益なので、最初の1時間と同じくらいの結果だったことがわかります。
前とその前の取引成績が良かったのが原因で稼げていないと思うかもしれません。しかし、勝率60%~70%くらいにできればバイナリーオプションでは優秀なので好成績だったと考えた方が良いでしょう。
総合結果と考察
ハイローオーストラリアのビットコインと日本円で1分取引をした総合結果は以下の通りです。5時間で20回前後の取引回数になり、どちらも損益分岐点を越える勝率になりました。
クロスの回数 | |
---|---|
MA | 23回 |
EMA | 18回 |
勝数 | |
---|---|
MA | 13回 |
EMA | 14回 |
敗数 | |
---|---|
MA | 10回 |
EMA | 4回 |
勝率 | |
---|---|
MA | 56.5% |
EMA | 77.8% |
MAとEMAを比較してみると、総じてEMAの方が優れていることがわかります。クロスの回数はMAの方が多かったですが、勝数ではEMAが凌駕しています。
勝率でも大きな差があるのでEMAの方が今回注目したBTC/JPYの相場での1分取引に適していたと言えます。
指数平滑移動平均線は直近の価格を重視するので、目の前の値動きにとらわれている投資家の売買判断による相場の変動をより敏感に捉えられます。感度が高いとよく表現されている点です。
感度が高いインジケーターはダマシに遭いやすいという問題があります。チャートの分析ではダマシを回避するために別のインジケーターを併用するのが常套手段です。
ハイローオーストラリアでも当たり前のように移動平均線と別のインジケーターを使っているトレーダーが大勢います。
ビットコインでは相場に釘付けになっている投資家がよく売買しています。ほんの数分で価格が大きく変動することが頻繁にあるからです。そのため、感度の高い指数平滑移動平均線を使うことで予測の精度が高くなったと考えられます。
BTC/JPYの今回の相場で比較すると、指数平滑移動平均線は単純移動平均線と比較して優れていました。しかし、相場に参加している投資家が違うと、立場が逆転して単純移動平均線の方が良い結果を導き出す可能性もあります。
期間の設定によって結果に違いが出ることも加味して、二種類の移動平均線を上手にハイローオーストラリアで使いこなしていきましょう。
公式サイトで口座開設(無料)をする
\5,000のキャッシュバック
まとめ
ハイローオーストラリアのビットコインのターボ取引を使って移動平均線の効果を比較してみました。全体を平均的に見る単純移動平均線に比べると、直前の価格を重視する指数平滑移動平均線はターボ取引でより良い成績を上げたというのが今回の結果です。
1分取引はハイローオーストラリアのターボ取引の中でもリスクが高く、移動平均線のゴールデンクロス・デッドクロスだけでは勝つのが難しいとよく言われています。
ペイアウト率が1.85倍というハイローオーストラリアならではの高い倍率なので、単純移動平均線を使った場合でも勝ち越すことができていました。しかし、テクニカル分析が通用しやすいビットコインだったからこその結果かもしれません。
ビットコインで通用したから通貨ペアでも通用するわけではないので、注意してください!
指数平滑移動平均線は単純移動平均線に比べると計算式がわかりにくいのでハイローオーストラリア初心者から敬遠されがちです。テクニカル分析の初心者も避けてしまい、単純移動平均線を使う傾向があります。
しかし、直近の価格に気持ちを動かされて取引をする投資家が見ている1分足で取引をするなら指数平滑移動平均線が有効だったと言えるでしょう。
このように違いがあることを理解して、ハイローオーストラリアでは移動平均線を使い分けるのが大切です。
1日足のように長い期間を見て取引をしている投資家の場合には、直近の価格よりも古い時期の価格をよく見ている可能性があります。すると単純移動平均線の方がゴールデンクロス・デッドクロスによる予測が当たることもあり得るのです。
ハイローオーストラリアではビットコインなら移動平均線をうまく使うことで攻略できることもわかりました!
シンプルな取引方法で高い勝率にできるのはハイローオーストラリアで稼いでいく上で重要なポイントです。ぜひ移動平均線をマスターして、ハイローオーストラリアを攻略しましょう。
移動平均線を実戦で使ってみるときっと有用性がわかります。この比較結果からビットコインのターボ取引では指数平滑移動平均線の方が当たりやすそうなので、まずはここからチャレンジしてみるのがおすすめです。
ハイローオーストラリアの口座開設は簡単なので、口座を持っていない人は以下のリンクからぜひ手続きをして取引を始めて下さい。
公式サイトで口座開設(無料)をする
\5,000のキャッシュバック