ハイローオーストラリア(Highlow.com)ではターボ取引を積極的に使っている人と、ターボ取引には手を出さずに15分取引などの通常取引をしている人がいます。
トレーダーの中にはターボ取引は難しいと言う人が多く、ターボ取引ばかりやっている人はどちらかというと少数派です。
ターボ取引が避けられている理由としてテクニカル分析が難しいこともよく挙げられます。確かにハイローオーストラリアではテクニカル分析によってレート推移の予想をするのが重要なので、テクニカル分析が易しくないと厳しいでしょう。
ただ、ハイローオーストラリアを攻略するにはターボ取引の活用がとても重要です。
この記事を読んで、ぜひハイローオーストラリアのターボ取引を攻略できるように成長して下さい。
目次
ターボ取引の代表的な性質
ターボ取引ではテクニカル分析が難しいと言われている理由や、それでもターボ取引を選んでいる人もいるわけを理解するにはターボ取引の特徴をよく考えることが必須です。ここであらためてハイローオーストラリアのターボ取引の代表的な性質を確認しておきます。
短時間で取引が終了する
ターボ取引は通常取引に比べて短時間で取引が終わります。ハイローオーストラリアでは以下のように時間が設定されているのが基本です。
通常取引:15分、1時間、1日
ターボ取引:30秒、1分、3分、5分
原資産によって選べる取引時間には違いがあり、ターボ取引では7種類の通貨ペアのみを選ぶことが可能です。ターボ取引できない通貨ペアや仮想通貨、コモディティや株価指数もあるので注意しましょう。
短時間で取引が終わるので取引サイクルを早くできるのがターボ取引のメリットです。ハイローオーストラリアでは複数ポジションを取れるため、取引が終わっていないと次の取引ができないわけではありません。
判定時刻が取引開始時刻によって決まる
ターボ取引は取引枠が固定されていないのが特徴です。
例えば、1時間取引なら各時の0分にスタートする取引スケジュールが組まれていて、次の回号が始まる直前に判定が行われます。いつ取引を開始したとしても判定時刻は変わりません。
判定時刻の1分前まで取引を始められるため、ギリギリになるのを待つトレーダーもいます。
しかし、ターボ取引は8時~5時という取引可能時間が決まっているだけで、判定時刻がスケジュールされているわけではありません。
ターボ取引では取引開始時刻から指定時間後が判定時刻になります。
8時30分15秒に1分取引を始めたとしたら、判定時刻は8時31分15秒です。
取引を開始してから正確に一定時間後で判定になるので、開始のタイミングを選ぶのがとても重要になります。
レートは一秒で大きく動くこともあるため、わずかなタイミングのずれが結果に影響する可能性があるのです。
高めのペイアウト率になっている
ハイローオーストラリアは高いペイアウト率なのが魅力ですが、ターボ取引はその中でも高めに設定されているのが特徴です。
30秒取引:1.95倍
1分取引:1.90倍
3分取引:1.90倍
5分取引:1.85倍
取引時間を短くするほどペイアウト率が上がるため、取引の仕方次第では資金効率を上げつつ利益をスピーディーに得られます。ターボ取引を攻略したいと考える人は、ペイアウト率の高さとスピードの速さを重視しているのが通例です。
ターボ取引が敬遠される理由
ターボ取引にはペイアウト率やスピードに関する大きなメリットがあるにもかかわらず、敬遠するトレーダーが多いのはなぜなのでしょうか。ターボ取引の特徴と、テクニカル分析の観点から理由を見てみましょう。
時間が短いのでレートが動かないことがある
ターボ取引は時間が短すぎるのが原因でレートが動かないことがあるのが敬遠されている理由の一つです。レートが上がるか下がるかわからないと取引はできないでしょう。
相場の状況によってレートが動くかどうかには違いがありますが、懸念点となるのは確かでしょう。
30秒足チャートを使えない
テクニカル分析の観点では30秒取引にはデメリットがあるから避けるというトレーダーは多くなっています。
バイナリーオプションのテクニカル分析では取引時間に合わせて時間足を決めてチャートを見るのが定石です。1分足では情報量が少なくて正確な予想をするのが難しいと考えて敬遠するのはもっともなことでしょう。
0秒に取引が終わらなくてテクニカル分析が難しい
ターボ取引でテクニカル分析が難しいのは30秒取引だけではありません。
✓ターボ取引は任意の時刻に開始し、その一定時間後に判定になります。
✓一般的なテクニカル分析ツールでは0時0分0秒を起点にしてチャートを表示する仕組みになっています。
例えば、5分足チャートなら、0時5分0秒、0時10分0秒…という形で表示されることになります。しかし、ターボ取引では任意の時間に開始できるので、0時5分30秒に始めたいこともあるでしょう。その30秒の違いによってチャートで予測されるのとは違う結果になります。
何を根拠にして取引をしたら良いかがわからなくなるため、ターボ取引を避けるトレーダーが多いのです。
ターボ取引はノイズの影響を受けやすい
ターボ取引の条件はノイズが発生しやすい状況を生み出しています。
順調にレートが下がっていると思ったのに、突然レートが跳ね上がるといったノイズは命取りになる典型例です。
時間が短いだけでなく、投資家が参考にしている0秒を基準にした枠組みから外れたタイミングを選べるのがターボ取引の特徴です。ノイズが発生した後に元のレートに戻ってくれる確率が低くなります。
ターボ取引はノイズトレードに使うことができるのはメリットです。
ノイズが発生したときに、元のレートに戻っていく力が働くのに着目する取引手法です。
ただ、ノイズが発生していない段階では、逆に足元をすくわれるリスクが高いのが問題になります。リスクを避けるのはバイナリーオプションの基本なので、ターボ取引を使わないトレーダーがいるのも頷けるでしょう。
ターボ取引をテクニカル分析で攻略する方法
ターボ取引はテクニカル分析をしにくいのが主な原因で避けられています。
ノイズについては避けられませんが、通常取引の場合にもノイズは発生しないわけではありません。
テクニカル分析をうまく使ってハイローオーストラリアのターボ取引を攻略できるならやってみたいと思う人も多いはずです。
ここでは巧妙なテクニックによってテクニカル分析を活用し、ターボ取引を攻略する方法を三段階に分けて紹介します。このテクニックを使えば合理的なテクニカル分析ができるので、自信を持ってテクニカル分析による取引を進められるでしょう。
【基本】0秒取引をする
最も基本と言えるターボ取引の攻略法は0秒取引です。
1分取引なら毎分0秒のときが取引開始のチャンスになりますが、3分や5分の取引ではやや注意が必要です。
3分足チャートが0分しか起点にできないのなら、0分0秒、3分0秒、6分0秒…だけが取引開始ポイントになります。
1分刻みで起点をずらせるテクニカル分析ツールなら、毎分0秒から取引を始めることが可能です。テクニカル分析ツールの性能によって取引しやすさに違いが生じます。3分取引や5分取引をするときには気を付けておくべきポイントです。
特に15分取引の開始時刻になる5分、10分、15分…といった5分刻みの時刻は、待ち構えていたトレーダーの注文が相次ぐので注意が必要です。
約定拒否になったときに数秒遅れて注文するか、そのタイミングは諦めるかも考えておくと焦らずに済むでしょう。
【応用】30秒取引は1分足の後半30秒だけ使う
0秒取引でも対応できないのが30秒取引です。ターボ取引の中で最もペイアウト率が高いので魅力的ですが、諦めて1分取引か3分取引にしなければならないのでしょうか。
実は巧妙なやり方でテクニカル分析をすれば30秒取引を有効活用できます。
つまり、判定時刻が0秒時点で1分取引をしたときと同じになるように取引を始めます。
30秒取引攻略方法
テクニカル分析の仕方は単純で、1分足チャートで1分取引をするのと同じように分析します。
そして、ハイと予測したときには30秒時点のレートが0秒時点以下だったら取引を開始します。ローをと考えた場合には30秒時点のレートが0秒時点以上だったら開始するという手法です。
1分取引をするとき以上の確率で予想が当たるようになるのが魅力です。1分取引をするのを標準にして、30秒時点でレートが予想とは逆の方向に動いていたら30秒取引も並行するというやり方もできます。
この方法は逆張りやレンジ相場からのトレンド発生を狙うときに有効です。一方、トレンド相場の場合には30秒時点のレートは0秒時点よりも不利になっているでしょう。
ハイで予想していたときに転換点になってしまったら、ローで取引を開始したら良いのではないかと思うかもしれません。一理ある考え方ではあるものの、瞬間的に転換しただけでまたトレンド通りにレートが上がる可能性もあります。
リスクが高いタイミングだと考えて取引を差し控えるのが賢明な判断でしょう。
【巧妙】短い時間足で分析する
ターボ取引の巧妙なテクニカル分析のテクニックとして、短い時間足で分析する方法もあります。3分取引や5分取引をするときに1分足チャートで分析するのが典型的な手法です。
1分刻みでチャートの時間軸をずらせるテクニカル分析ツールなら時間をずらせば3分か5分ごとに取引のチャンスがあります。しかし、できればもっと機会が欲しいと思うでしょう。
1分足で分析をすれば簡単で、3つまたは5つのローソク足を1束として考えてチャートを分析すれば予想を立てることが可能です。
インジケーターは終値に基づいて統計的な計算をして導き出しているのがほとんどです。実際には関係がない終値も含めて計算しているので、相場の状況によってはテクニカル分析の精度が下がる原因になります。
ただ、基本的にはデータポイントが多いほど統計は正確な値を示すようになります。外れ値が多い相場ではインジケーターの信頼性が下がりますが、きれいなチャートの場合には正確なテクニカル分析ができるでしょう。
やってみると意外に予想が当たるので試してみると良い高等テクニックです!
まとめ
ターボ取引は短い時間で完結するから魅力があるとはいえ、テクニカル分析がしづらいと思っていたトレーダーも印象が変わったでしょうか。テクニカル分析が難しいのは、任意の時間に取引を開始できるメリットを生かそうとし過ぎてしまっているからです。
ターボ取引を使えるのはハイローオーストラリアのメリットなので、不安があった人もここで紹介した巧妙なテクニックを使ってみて下さい。
初めての取り組みはデモ取引を使って試してみるのがおすすめです。0秒に合わせるのは慣れないと難しいかもしれません。少し練習をしてから本番に取り組み、ターボ取引を活用できるトレーダーを目指しましょう。