記事を読むとわかること
- スキャルピング取引とは何か
- ハイローオーストラリアでのスキャルピング取引は禁止!
- スキャルピング取引に関連する注意点
- 世界を取り巻くスキャルピング取引の事情
スキャルピング取引は投資でよく用いられている投資方法ですが、ハイローオーストラリアではスキャルピング取引は禁止されています。
また、バイナリーオプションはスキャルピングと相性が良くないのでおすすめできません。
この記事ではスキャルピング取引について解説します。
うっかりスキャルピング取引を行い、口座凍結や強制解約にならないようにしてください。
目次
スキャルピング取引とは
スキャルピング取引とは超短時間取引を繰り返す投資スタイルで、ほんの数秒から数分での取引をするのが特徴です。
短時間に何度も売買を繰り返して利益確定をするというのがスキャルピング取引です。
FXや商品先物取引、株式投資などでよく用いられている取引方法で、バイナリーオプションに応用しているケースもあります。
短時間で利益を生み出せる点でスキャルピング取引は魅力があります。
ただ、為替レートや商品先物価格、株価などが超短時間でどのように動くかを予測するのは容易ではありません。
超ハイリスクの投資スタイルという意見も多いのがスキャルピング取引です。
スキャルピング取引はハイローオーストラリアでは禁止行為
スキャルピング取引は時間を有効活用できる効率的な投資スタイルです。
ただ、ハイローオーストラリアでは禁止行為として契約条件に記述されています。
ハイローオーストラリアではスキャルピング取引はできません。
しかし、うっかりスキャルピング取引と見なされるような取引をしてしまわないように、スキャルピング取引について知ることは重要です。
禁止行為をしてしまうと出金拒否や口座凍結、さらには強制解約になることもあり得ます。
スキャルピング取引についての知識がないと契約条件を読み飛ばしてしまいがちなので注意しましょう。
ハイローオーストラリアでスキャルピング取引をしないコツ
ハイローオーストラリアではスキャルピング取引をしたつもりがなくても、スキャルピングのように見えたために禁止行為に触れたと見なされる場合があります。
スキャルピング取引について知らなかったのが原因で超短時間取引をしてしまうこともあります。
ハイローオーストラリアにスキャルピング取引をしたと指摘されてしまわないためには以下の点を頭に入れておくのがおすすめです。
スキャルピング取引は超短時間取引と一言で片づけられることが多いですが、具体的にどのくらいの時間間隔で取引をしたらスキャルピング取引なのかは定義されていません。
疑われないための基本の3つを押さえておきましょう。
連打をしない
バイナリーオプションではエントリーするだけで取引ができます。
ハイローオーストラリアにはワンクリック注文の機能があるので、HighかLowかを選ぶだけでエントリーが可能です。
ワンクリック注文で連打してしまうと、スキャルピング取引と見なされやすいので気を付けましょう。
よくあるのがダブルクリックです。
マウスでダブルクリックをうっかりやってしまったために、2つの注文がほぼ同時に出てしまうことがあります。
また、取引が失敗して頭に血が上ったときに、躍起になって連打してしまうことがあります。
ワンクリック注文を使うとエントリーがスムーズにできるので、タイミングをぴったり狙って取引できます。
ハイローオーストラリアで有利な取引をする機能として魅力がありますが、連打による失敗が起こり得る点には留意しておきましょう。
スマホを使うのは避ける
スキャルピング取引をうっかりやってしまわないためには、スマホを使わずにパソコンで取引をするのがおすすめです。
ハイローオーストラリアはスマホにも対応しているので、もちろんスマホで取引をしても構いません。
ただ、スマホのタッチパネルは1回だけタップしたつもりが2回になったり、水で濡れた影響でタップされてしまったりすることがあります。
タブレットでも同様の問題が起こり得るので、パソコンを使うのが安心です。
ただし、ノートパソコンのタッチパッドも感度が良すぎるとタッチしただけで連打になってしまう場合があるので注意しましょう。
マウス操作はミスが起こりにくいのでおすすめです。
操作性が高いのでエントリータイミングを的確に捉えやすいという点でも、ハイローオーストラリアでマウスの使用を推奨します。
エントリーしたら切り替える
ハイローオーストラリアではエントリーしたらレートの推移を追っていきたいと思うのではないでしょうか。
しかし、エントリーしたら切り替えるのがポイントです。
一度エントリーしたオプションから意識を離すとスキャルピング取引をしてしまうリスクが下がります。
Highでエントリーした直後にレートが下がったらどう思うでしょうか。
今のタイミングでエントリーした方がもっと勝ちやすかったはずなのにと考えるのが普通です。さらにエントリーをしたいという気持ちに駆られるでしょう。
しかし、エントリー直後にもう一回エントリーしたらスキャルピング取引と見なされるリスクがあります。
エントリーしたら他のチャートを見て別のエントリーチャンスを探すと効率よく稼げるでしょう。
ハイローオーストラリアでは複数ポジションを持つことができるので、エントリーしたら別のチャートに切り替えて取引を続けていくのがおすすめです。
スキャルピング取引に対する世界的な対応状況
ハイローオーストラリアではスキャルピング取引が禁止されていますが、ハイローオーストラリアだけが厳しいのかが気になる方もいるでしょう。
世界的な対応状況はどうなっているのでしょうか。
簡単にまとめると以下のように投資の種類によって違いがあります。
世界的な対応状況
- FXでは禁止している業者が増えている
- 株式投資や商品先物取引ではあまり禁止されていない
- バイナリーオプションではできない場合が多くて禁止例は少ない
FXで禁止されているのに株式投資などでは禁止されていない理由
同じ投資なのにFXでは禁止されていることが多く、株式投資や商品先物取引では禁止されていることが少ないのはなぜなのでしょうか。
FXでスキャルピング取引が禁止されているケースが多いのは以下の理由があるからです。
FXでスキャルピング取引が禁止されている理由
- サーバーの負荷が大きくなりすぎるから
- リスクヘッジになるカバー取引をしづらいから
- 業者間アービトラージを狙う取引ができるから
FXではバイナリーオプションと同じようにすべての取引が業者のサーバー上でおこなわれます。
スキャルピング取引によって注文が繰り返されるとサーバーの負荷が大きくなるのが問題です。
他のユーザーが取引できなくなったり、約定できなかったりするリスクが発生するので禁止される傾向があります。
ハイローオーストラリアでスキャルピング取引を禁止しているのもサーバー負荷を軽減するのが目的でしょう。
また、FX業者ではカバー取引によって大損をしないように対応しています。
カバー取引とは
- 逆のポジションを業者が獲得することで、為替リスクを低減する手法
スキャルピング取引によって超短時間で多数の取引が行われるカバー取引の処理が追い付かなくなるリスクがあるため、禁止して経営の安定性を保てるようにしています。
FXでは業者間アービトラージを狙えるので、不正行為を抑止するためにスキャルピング取引を禁止する傾向もあります。
業者間アービトラージとは
- 業者によってレート表示にタイムラグがある点に着目し「後出し」をする手法
不正と見なす業者がほとんどで、FXでスキャルピング取引を禁止する最も大きな理由になっています。
株式投資や商品先物取引では市場が限定されていて業者間アービトラージを狙えないため、スキャルピング取引も禁止されていません。
株式投資では投資家が自分で直接株式を売買するのではなく、注文は証券会社などの業者が担当するため、FXのような数秒単位のスキャルピング取引をやるのは困難です。
どうしても注文にタイムラグが生じるので、株式投資ではスキャルピング取引をあえて禁止する意味がありません。
業者としては投資家がたくさん売買をすれば手数料を取れるので、禁止しない対応をしていると考えられます。
バイナリーオプションでの状況
バイナリーオプションではそもそも実質的にスキャルピング取引ができない場合が多くなっています。
バイナリーオプションでスキャルピング取引をするには連続で何度もエントリーすることが必要です。
同じ取引オプションで複数のポジションを取るエントリーになる場合が多いでしょう。
同じ取引オプションでは1つしかポジションを取れないルールが典型的なので、スキャルピング取引をするのが困難です。
もちろん、USD/JPYでエントリーした後、EUR/USDに切り替えてエントリーするといった形でスキャルピングのようなエントリーはできます。
ただ、画面の切り替えや取引金額の入力などで時間がかかるので、スキャルピング取引と言えるような連続の超短時間取引は困難です。
ハイローオーストラリアは複数のポジションを取れるのでスキャルピングのような取引が可能ですが、他の業者ではできない場合が多いのであえて禁止されていません。
例外的にスキャルピング取引をする方法として挙げられるのがポジションの購入と売却です。
国内バイナリーオプション業者では2WAY方式になっているため、ポジションの購入と売却が可能です。
購入と売却を短時間で繰り返せばスキャルピング取引になりますが、購入価格と売却価格の間にはスプレッドがあるので、超短時間では投資家が損をするのが一般的です。
裏を返せば業者が儲かる行為になっているため、スキャルピング取引が禁止されていません。
ハイローオーストラリアのルールではスキャルピング取引をした投資家もハイローオーストラリアもメリットはありません。
サーバーの負荷を考えると禁止した方がユーザー全体のメリットがあると判断しているのでしょう。
まとめ
スキャルピング取引はFXでも禁止されていることが多い有名な取引スタイルですが、概要やハイローオーストラリアでの注意点がわかったでしょうか。
この記事で解説してきたのは以下のポイントです。
記事のポイント
- スキャルピング取引とは超短時間取引のことでハイローオーストラリアでは禁止行為
- うっかりスキャルピング取引と見なされてしまうと禁止行為になるので注意が必要
- エントリーしたら切り替えをして連続エントリーしないようにするのがコツ
ハイローオーストラリアではシステム上、スキャルピング取引をすることが可能です。
ただ、超短時間取引を繰り返すユーザーが増えるとサーバー負荷が大きくなって不安定になるリスクがあります。
ハイローオーストラリアがスキャルピング取引を禁止行為にしているのは全体のメリットを考えているからでしょう。
ユーザーの満足を重視してサービスを考えているハイローオーストラリアなら安心して取引できるので、ぜひ検討してみてください。