ハイローオーストラリアの攻略法としてインジケーターの併用が重要とよく言われています。
テクニカル分析には様々な種類のインジケーターが使用されていますが、単独でエントリー条件を決めると勝率があまり上がらないことが多いのが問題です。
ダマシに遭ってしまって大損をするリスクを減らすためにも、複数のインジケーターを利用するのが中級者くらいのトレーダーになると当然になっています。
ハイローオーストラリアではビットコインが大きな話題です。通貨ペアの中に取り入れられ、日本円と米ドルの両方との通貨ペアで取引ができます。
ビットコインの通貨ペアは、USD/JPYやEUR/JPYなどの人気の通貨ペアよりもテクニカル分析が通用しやすいとよく言われています。
その意味を正しく理解することを目的として、この記事では有名なインジケーターのストキャスティクスとCCIを使ってビットコインで勝てるかを検証しました。
ストキャスティクスもCCIも単独で使うとダマシに遭ってしまい、勝率が上がりにくいと言われています。
ハイローオーストラリアのビットコインで併用すると勝てるのでしょうか。あるいはストキャスティクスとCCIは単独でもビットコインなら勝てるのかもしれません。
その事実を明らかにするための実験をしたので、ぜひ詳細をご確認ください。
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ストキャスティクスとCCIのエントリー条件と併用の方法
ハイローオーストラリアのビットコインの中でもペイアウト率の高さと不測の事態によるリスクの低さのバランスを考えて、1分取引でのインジケーターの効果を見てみることにしました。
ストキャスティクスとCCIはそれぞれが典型的なエントリー条件を持っています。
トレーダーによって変法がありますが、ここでは最も標準的な以下の条件を適用します。
✔ ストキャスティクス
・20%以下の領域で%Kが%Dを下から上に抜けたらハイ(ゴールデンクロス)
・80%以上の領域で%Kが%Dを上から下に抜けたらロー(デッドクロス)
✔ CCI
・100%未満から100%以上になったらロー
・-100%を超えている状況から-100%以下になったらハイ
✔ 併用による攻略法
・CCIが100%以上のときに、ストキャスティクスが80%以上でデッドクロスしたらロー
・CCIが-100%以下のときに、ストキャスティクスが20%以下でゴールデンクロスしたらハイ
ストキャスティクスとCCIの併用方法としては以下のエントリー条件の作り方でも紹介しているように、相場の状況を見るインジケーターとエントリーのタイミングを見極めるインジケーターに分けて考えます。
一方のインジケーターがハイでエントリーできる相場だと示しているときに、もう一方のインジケーターがエントリーの瞬間を示したらハイでエントリーという形での併用が常套手段です。
ストキャスティクスはゴールデンクロス・デッドクロスでエントリーのタイミングを明確に示すことができます。
CCIは大きくプラスなら買われすぎの相場、大きくマイナスなら売られすぎの相場だと示しているだけで、厳密にどの瞬間がエントリーすべきかを示しているわけではありません。
そのため、CCIでエントリー可能な相場かどうかを判断し、ストキャスティクスでエントリーするタイミングを決めるのが合理的な併用方法です。
このようにして定めた条件で以下の三つについて勝敗数と勝率を見てみた結果を紹介します。
◆ストキャスティクスのみ
◆CCIのみ
◆ストキャスティクスとCCIの併用
果たしてどのような結果になったのでしょうか。
ハイローオーストラリアのビットコインではどの方法が勝てるのかを見てみましょう。
ストキャスティクスとCCIを単独/併用した結果
ハイローオーストラリアのビットコインの1分取引を試す相場として以下を選びました。
ビットコイン相場が1分足チャートで見て一度大きく上下動を起こした後、レンジ相場に入っているのが特徴です。
ストキャスティクスもCCIもレンジ相場に強いインジケーターなので、単独で使う上でも併用する上でも効果が発揮されやすいでしょう。
このようなビットコインの相場ではハイローオーストラリアでどのようなインジケーターの使い方をすると稼げるのかを見てみます。
最初の1時間弱を見てみると、ストキャスティクスもCCIもボーダーラインを越えているシーンがたくさんあることがわかります。
ストキャスティクスの%Kと%Dは何度もゴールデンクロスとデッドクロスを繰り返していて、80%以上や20%以下の領域でもクロスしているタイミングがあるのが見て取れるでしょう。
このチャート上ではストキャスティクスを単独で使ったときにはエントリーできたタイミングが5回、CCIでは8回ありました。
その結果と合わせて、ストキャスティクスを使ったときにCCIエントリーできる相場、エントリーできない相場のどちらを示していたかを表にまとめました。
CCIオシレーター単独 | |
---|---|
1回目 | 勝ち |
2回目 | 勝ち |
3回目 | 勝ち |
4回目 | 負け |
5回目 | 勝ち |
6回目 | 勝ち |
7回目 | 勝ち |
8回目 | 負け |
CCIの結果の方がわかりやすいので先に見てみると、最初に100%を超えたときの次足は陰線だったのでローを選べば勝ちでした。次に100%を超えたときも、その次も陰線で予想が当たっていました。
しかし、その次にCCIが大きくマイナスになって-100%を下回ったときに、次足は陰線のままでした。ここでハイを選んでいたことになるので4回目の取引は負けです。
このようにして全てのエントリーポイントで取引をすると、CCIでは6勝2敗で勝率75%という好成績でした。ストキャスティクスを併用する必要はないのではないかと思える良好な結果です。
次の表でストキャスティクスを単独で使ったときの結果を見てみましょう。
ストキャスティクスオシレーター単独 | |
---|---|
1回目 | 勝ち |
2回目 | 勝ち |
3回目 | 勝ち |
4回目 | 負け |
5回目 | 勝ち |
最初に80%よりやや高いところでデッドクロスが起こったときには次足が陰線になり、ローを選べば勝ちになりました。
次に20%以下でゴールデンクロスが起こった後は陽線、その次に80%でデッドクロスをしたときには陰線です。
どちらもストキャスティクスの予想が当たったことになります。次のデッドクロスでは陽線が続き、さらにその次のデッドクロスでは陰線が続いていました。
合計すると4勝1敗の勝率80%です。ストキャスティクスを使えばCCIよりも勝率が高かったことになります。
ストキャスティクスとCCIの単独利用でも好成績なので、併用したら勝率100%ではないかと思うかもしれません。
しかし、ストキャスティクスの勝敗の下に付したCCIの示している状況を見てみると意外なことがわかります。
1回目 | |
---|---|
ストキャスティクス | 勝ち |
CCI | ✖ |
2回目 | |
---|---|
ストキャスティクス | 勝ち |
CCI | 〇 |
3回目 | |
---|---|
ストキャスティクス | 勝ち |
CCI | 〇 |
4回目 | |
---|---|
ストキャスティクス | 負け |
CCI | 〇 |
5回目 | |
---|---|
ストキャスティクス | 勝ち |
CCI | 〇 |
最初にストキャスティクスのデッドクロスが起きたときにはCCIは100%未満で、買われすぎではないと示していました。ここでCCIを併用していたら勝てるチャンスを逃したことになります。
インジケーターの併用はダマシのリスクを回避するのが主な目的なので、勝てるチャンスを逃す可能性があるのは確かです。
あるインジケーターがエントリーポイントを示していても負けることはあります。そのときに別のインジケーターが今はエントリーすべきではないと示してくれたことで、負けるタイミングにエントリーせずに済むのが併用の効果です。
ところが、この結果を見るとストキャスティクスで負けた4回目のエントリーではCCIもエントリー可能な相場だと示していました。CCIを併用していてもエントリーしたことになるので、併用した結果は3勝1敗、勝率75%です。
ビットコインの1分取引では1時間ほどに5回前後もチャンスがあったのは上出来です。ただ、勝率がどのくらいで安定するのかを見るには取引回数がまだ十分だとは言えません。
もう少し取引を続けて、ハイローオーストラリアのビットコインではインジケーターの併用の価値が大きいのかを考えてみましょう。
このビットコインの1分足チャートを見てみると、CCIとストキャスティクスでかなり大きな違いが生じました。
CCIでは100%ライン、-100%ラインを越えるエントリーのチャンスが2回しかなく、どちらも予想が外れる結果になりました。
CCIオシレーター単独 | |
---|---|
1回目 | 負け |
2回目 | 負け |
ストキャスティクスでも決して好成績とは言えず、勝ったり負けたりを繰り返して2勝2敗になっています。
ストキャスティクスオシレーター単独 | |
---|---|
1回目 | 負け |
2回目 | 勝ち |
3回目 | 負け |
4回目 | 勝ち |
このような結果ではあまり併用効果がないとイメージできるでしょう。
結果としてはかなり悲惨で、エントリーしたら勝てたポイントを一つ逃しただけでになり、1勝2敗で勝率が33%でした。
1回目 | |
---|---|
ストキャスティクス | 負け |
CCI | 〇 |
2回目 | |
---|---|
ストキャスティクス | 勝ち |
CCI | 〇 |
3回目 | |
---|---|
ストキャスティクス | 負け |
CCI | 〇 |
4回目 | |
---|---|
ストキャスティクス | 勝ち |
CCI | ✖ |
ますますインジケーターの併用について疑問が持たれる結果です。
さらに取引を続けてみましょう。
このビットコインのチャートでもCCIではペイアウト率が高いハイローオーストラリアでも負ける集計結果になりました。
CCIだけを使った場合には1勝3敗で勝率25%だったからです。
CCIオシレーター単独 | |
---|---|
1回目 | 負け |
2回目 | 勝ち |
3回目 | 負け |
4回目 | 負け |
しかし、ストキャスティクスは驚異の勝率を示し、5戦5勝0敗という成績になりました。
ストキャスティクスオシレーター単独 | |
---|---|
1回目 | 勝ち |
2回目 | 勝ち |
3回目 | 勝ち |
4回目 | 勝ち |
5回目 | 勝ち |
当然ながらCCIを併用するとエントリーポイントを逃すことになり、3勝という結果になっています。
1回目 | |
---|---|
ストキャスティクス | 勝ち |
CCI | 〇 |
2回目 | |
---|---|
ストキャスティクス | 勝ち |
CCI | ✖ |
3回目 | |
---|---|
ストキャスティクス | 勝ち |
CCI | 〇 |
4回目 | |
---|---|
ストキャスティクス | 勝ち |
CCI | 〇 |
5回目 | |
---|---|
ストキャスティクス | 勝ち |
CCI | ✖ |
もう一つだけビットコインのレンジ相場での様子を見てみましょう。
この1分足チャートではCCIを単独で使うと良い成績で、4勝1敗の勝率80%でした。
CCIオシレーター単独 | |
---|---|
1回目 | 勝ち |
2回目 | 勝ち |
3回目 | 負け |
4回目 | 勝ち |
5回目 | 勝ち |
今までとは違ってストキャスティクスは成績が悪く、ストキャスティクスだけでエントリーポイントを決めると2勝3敗で勝率は40%です。
ストキャスティクスオシレーター単独 | |
---|---|
1回目 | 負け |
2回目 | 勝ち |
3回目 | 勝ち |
4回目 | 負け |
5回目 | 負け |
さて、こうなるとストキャスティクスとCCIの併用効果が気になるところでしょう。併用してハイローオーストラリアのビットコインで勝てたのなら見事と言えます。
1回目 | |
---|---|
ストキャスティクス | 負け |
CCI | 〇 |
2回目 | |
---|---|
ストキャスティクス | 勝ち |
CCI | 〇 |
3回目 | |
---|---|
ストキャスティクス | 勝ち |
CCI | ✖ |
4回目 | |
---|---|
ストキャスティクス | 負け |
CCI | 〇 |
5回目 | |
---|---|
ストキャスティクス | 負け |
CCI | 〇 |
しかし、ストキャスティクスで負けたタイミングでは全てCCIもエントリー可能な相場だと示していました。
しかも、ストキャスティクスだけで判断していれば勝てるタイミングでCCIがエントリーできないと示していたため、勝てたチャンスを逃す結果になっています。
集計すると1勝3敗で勝率は25%でした。
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インジケーターの併用からわかったビットコインの相場の特徴
1分取引では不確定要素の影響を受けることは否めず、15分取引や1時間取引、1日取引で有効なエントリー条件が有効ではないことも珍しくありません。
ハイローオーストラリアでも人気があるターボ取引はテクニカル分析が比較的難しいことが知られています。
ここでは簡単のためにストキャスティクスとCCIの標準的な条件でハイローオーストラリアのターボ取引に挑戦する実験をしました。
ストキャスティクスを単独で使うのが最も成績が良く、CCIは併用しない方が良いというのが結果です。
CCIを単独で使っても11勝8敗、勝率57.9%なので、辛うじて勝つことができたと言えます。
ストキャスティクスを単独で使えば13勝6敗で勝率68.4%でした。
併用すると8勝6敗、勝率57.1%となり、最も成績が悪かったことがわかります。
取引結果 | |
---|---|
CCI単独 | 11勝8敗、勝率57.9% |
ストキャスティクス単独 | 13勝6敗、勝率68.4% |
インジケーター併用 | 8勝6敗、勝率57.1% |
このようにインジケーターの併用は必ずしも勝率を上げる結果になるとは限りません。
ハイローオーストラリアで勝率を上げるのは安定して利益を得られるようにするために重要ですが、単純にインジケーターの数を増やして併用すれば勝率が上がるわけではないことがよく理解できたのではないでしょうか。
だからこそ、ハイローオーストラリアの初心者はテクニカル分析が難しい、インジケーターがうまく使いこなせないとよく嘆いています。
ただ、通常はインジケーターを一つだけ使ってハイローオーストラリアで取引をしても勝率が50%少々にしかならず、場合によっては50%以下になるのが問題になります。
しかし、ビットコインの1分取引では、ストキャスティクスとCCIのどちらを単独で使っても勝率が損益分岐点を越えました。
この結果から、ビットコインの相場はテクニカル分析が通用しやすいからハイローオーストラリアでも魅力的と言われる理由がわかったのではないでしょうか。
ビットコインの相場ではインジケーターを一つだけ使い、標準的な条件でエントリーをするだけで意外に勝てるのです。
このような特性があるからこそハイローオーストラリアのビットコインはテクニカル分析の初心者にもおすすめです。
テクニカル分析にデビューしたらまずはハイローオーストラリアのビットコインで試してみましょう。
まとめ
ハイローオーストラリアではインジケーターの併用をすれば勝てると言われていましたが、今回の実験でビットコインの相場を使ったら勝率が下がる結果になりました。
インジケーターを一つだけ使った方が成績が良く、標準的な条件でエントリーするだけで損益分岐点を超えています。
ハイローオーストラリアのビットコインはテクニカル分析が通用しやすいというのは、このように単純な方法でも勝てる可能性が高いからです。
ビットコインはファンダメンタルズ分析も重要なのでしっかりと情報収集してください!
今回、ストキャスティクスとCCIの併用による目覚ましい効果を見出すことはできませんでした。しかし、ビットコインの相場の特性を垣間見ることができたでしょう。
ハイローオーストラリアで勝率を上げるにはインジケーターを併用するテクニカル分析が必要だとよく言われます。
しかし、ビットコインを狙えば初心者でもたった一つのインジケーターで勝てる可能性があります。
この事実が見出されたのをきっかけに、ぜひハイローオーストラリアで口座開設をしてビットコインにチャレンジしてみてください。
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