記事を読むとわかること
- 白川術とはどんな取引方法か
- 白川術に関連する仲値ゴトー日取引とは何か
- ハイローオーストラリアで白川術を使えるのか
- バイナリーオプションの成功術に関する注意点
白川術はバイナリーオプションの成功術として話題になっていました。ハイローオーストラリアも白川術で攻略できるかもしれないと思って興味を持っている方もいるのではないでしょうか。
結論としては、ハイローオーストラリアで白川術を使うのはおすすめできません。
白川術の全貌を理解し、ハイローオーストラリアの成功術にかかわる問題を理解しましょう。
白川術に頼らなくてもハイローオーストラリアでは稼げるので、まずは口座開設をして稼ぐ準備をするのがおすすめです。そのうえで本記事をぜひ熟読してください。
目次
白川術とは?
白川術とはネット上で登場してきたバイナリーオプションの成功術です。
以下の条件でハイロー取引をすると儲かるというのが謳い文句になっていました。
白川術の成功条件 | |
---|---|
使える日 | ゴトー日 |
通貨ペア | USD/JPY |
取引方法 | 1分取引 |
タイミング | 9:50~9:55に1分おき |
エントリー方法 | High |
白川術が成功する根拠は「ゴトー日に仲値発表の時間に向かって円安ドル高になる」という傾向です。
円安ドル高になるとUSD/JPYは上がるので、Highエントリーをすれば良いと考えられます。とてもシンプルで誰でもできる成功術です。
1分取引に対応しているバイナリーオプション業者でなければできないので、ペイアウト倍率も高いハイローオーストラリアが推奨されていました。
ただ、ハイローオーストラリアで白川術を使うのはおすすめできません。結局は成功術と銘打っているだけで、大して勝てない方法だと知られています。
ハイローオーストラリアではもっと堅実な方法で取引をした方が稼げます。当サイトではさまざまな取引手法を紹介していますので、ぜひ参考にしてハイローオーストラリアで成功してください。
【白川術の原型】仲値ゴトー日取引とは
白川術が本当に勝てるのか、勝てないのかを考察するには、白川術の原型になっている仲値ゴトー日取引から理解を深めた方が良いでしょう。
白川術を使うかどうかを判断するうえでも重要な知識になるのでチェックしておくのがおすすめです。
仲値ゴトー日取引とは仲値トレードをゴトー日におこなう方法です。まずは仲値トレードとゴトー日について確認しておきましょう。
仲値トレードとは
仲値トレードは仲値が決まるタイミングを狙い撃ちするトレード方法です。
仲値とは外国為替取引をするときに基準になるレートのことで、売値(TTS)と買値(TTB)の平均値です。東京市場では毎朝9:55に仲値が発表されます。
仲値が決まるとその日の買値と売値の様子が確定します。
日本では輸出産業に大手企業が多いのが特徴です。輸出企業ではドル決済をするためにドルが必要です。
仲値が発表されると円高ドル安になるケースが多いので、輸出企業は仲値の発表前にドル買いをします。結果として、仲値発表の時刻に向けて円安ドル高に向かいます。
この傾向がある影響で、日本の輸出企業の習慣としてドル決済前には仲値発表前にドル買いをすることが多く、円安ドル高になりやすいタイミングになっているというのが実態で、このタイミングでエントリーして利益確定まで短時間で達成するのが仲値トレードです。
また、仲値発表の後は円高に向かって元の相場に戻るので、仲値発表後を狙ってトレードをする場合もあります。
ゴトー日とは
ゴトー日とは5日、10日、15日、20日、25日、30日のことです。日本では給与の支給日として有名で、金融機関が混み合う日としてもよく知られています。
ゴトー日とは
5日 | 10日 | 15日 |
---|---|---|
20日 | 25日 | 30日 |
裏を返せば、ゴトー日には企業が給与支払いなどの資金決済をする日です。
企業間の取引でも20日や30日を支払い期日とすることが多く、海外企業への支払いもよくあります。
機関投資家と言われる銀行や証券会社なども含めて、企業全体として実需取引が活発なのがゴトー日です。
仲値ゴトー日取引とは
仲値ゴトー日取引とはゴトー日に仲値発表のタイミングを狙う取引方法です。FXでよく用いられている方法で、5日に1回チャンスがある魅力的な手法として話題になってきました。
ゴトー日
5日 | 10日 | 15日 |
---|---|---|
20日 | 25日 | 30日 |
↓
仲値に着目して企業がドル買いをする可能性が高いのは決済日です。ゴトー日は決済日のことが多いため、仲値トレードをする日としてゴトー日が合理的なのはイメージできるでしょう。
ただ、仲値ゴトー日取引がバイナリーオプションで成功する確率は極めて高いわけではありません。
あくまでドル買いによって円安ドル高になりやすいだけであって、100%想定通りになるわけではないからです。実需の影響を大きく受けるので、確率的には50%より若干高い程度です。
ハイローオーストラリアではペイアウト倍率が高いため、仲値ゴトー日取引で利益を出せる可能性はあります。
しかし、5日に1回しかチャンスがなく、取引が失敗したときには気長に取り返さなければなりません。
白川術>仲値ゴトー日取引>仲値トレード?
白川術は仲値ゴトー日取引を原型にして、バイナリーオプションでのエントリー方法を具体化した「成功術」です。
仲値トレードの応用としてゴトー日だけを狙う仲値ゴトー日取引は優れているのは明らかでしょう。
さらに取引方法を狭めて具体的に整えた白川術は、仲値ゴトー日取引よりも優れているのでしょうか。
結論としては、ハイローオーストラリアのバイナリーオプションで白川術を使うのは仲値ゴトー日取引よりもおすすめできません。以下の3つの理由があるからです。
おすすめできない理由
※各項目をクリックするとそれぞれの項目冒頭へ移動します。
「1秒のズレも許されません。」という注意書きがある
白川術はエントリーするタイミングが重要だと強く示されています。
「USD/JPYでTurbo取引の1分取引を選び、9:50から9:55に向けて1分おきにHighでエントリーする」のが白川術です。
もう少しかみ砕くと、9:50、9:51、9:52、9:53、9:54の5回、Turbo取引でHighエントリーすれば成功できる成功術として宣伝されていました。
エントリータイミング
9:50 | 9:51 | 9:52 |
---|---|---|
9:53 | 9:54 |
白川術は1秒のズレがあるだけで失敗することが多いこともコメントされていました。
つまり、ハイローオーストラリアで負けたとしても、「1秒のズレが問題だったからですね」と言い逃れされてしまう仕組みになっています。
このようなシビアな取引方法は到底「成功術」とは言えないでしょう。
エントリーするタイミングの秒数について言及がない
白川術がバイナリーオプションの成功術になるには、何時何分何秒にエントリーするかが明確になっていなければならないでしょう。
しかし、白川術では1秒のズレを許さないにもかかわらず、エントリーするタイミングの秒数を明確に示していません。
もう少し具体的にすると、白川術は9時50分0秒にエントリーするのか、9時50分2秒にエントリーするのかについては説明していません。
エントリータイミングの秒数
9:50:00 | 9:50:01 | 9:50:02 |
---|---|---|
9:50:03 | 9:50:04 | ・・・ |
※明確な秒数について言及がありません。
秒単位でシビアな取引をしなければならない成功術なら、秒数がはっきりとしている必要があります。
白川術はタイミングが明確になっていないので、ハイローオーストラリアで使うのはおすすめできません。
1分おきのエントリーには口座凍結のリスクがある
ハイローオーストラリアで白川術がおすすめできないもう一つの理由として、口座凍結のリスクがある点が挙げられます。
1分おきのエントリーをするのが白川術の特徴です。1分取引で1分おきにエントリーするのは、判定時刻になった瞬間に次のエントリーをする行為になります。
ハイローオーストラリアではスキャルピング取引を禁止しているため、頻度の高いエントリーは禁止行為と見なされる場合があります。
どのくらいの頻度から禁止になるかは明確にされていません。しかし、口座契約条件ではスキャルピング取引を禁止しているため、数秒~数分で何度もエントリーすると違反になる可能性があります。
5回連続で1分おきにエントリーする白川術はスキャルピング取引と見なされても抗弁できません。
ハイローオーストラリアでは違反によって口座凍結になるかもしれないので、白川術は避けるのがおすすめです。
【注意】バイナリーオプションの必勝法や成功術の危険性
白川術はかなりリスクが高い方法だとわかったのではないでしょうか。実はバイナリーオプションの必勝法や成功術は、白川術に限らず危険性が高いものがたくさんあります。
バイナリーオプションの必勝法や成功術を謡う詐欺が横行していたため、ハイローオーストラリアも誹謗中傷被害を受けました。
バイナリーオプションの必勝法や成功術には詐欺があるので気を付けましょう。典型例として挙げられるのは以下の通りです。
バイナリーオプション詐欺の典型例
- マルチ商法
- 無料セミナーの開催
- ツールの販売
- バイナリーオプションレクチャーの勧誘
マルチ商法としては友達や知り合いをセミナーに紹介すればインセンティブが発生するという話があります。LINEなどに登録させると支払いがあるのもよくあるパターンです。
バイナリーオプションの必勝法や成功術を教える無料セミナーも詐欺の舞台になっています。
セミナー参加は無料でも、セミナーで紹介されたツールの購入に数万円から数十万円がかかるのがよくあるパターンです。
また、有料セミナーへの誘導をするケースもあります。友達を誘って参加すると無料になるといったマルチ商法的なやり方をしている場合もありました。
近年ではSNSを用いてバイナリーオプションレクチャーの勧誘がおこなわれていた事例があります。美女の講師からバイナリーオプションの勝ち方を教われるのが特徴で、ハイローオーストラリアが取引舞台として選ばれていました。
必勝法を教わってもほとんど勝てず、勝てたときには利益の一部を支払わなければならない詐欺的な取引です。
バイナリーオプションの必勝法や成功術はかなりリスクが高いものばかりです。白川術だけでなく、他の必勝法や成功術も鵜呑みにすると深刻なトラブルになりかねません。
ハイローオーストラリアは正攻法で勝つのが安全です。攻略法は必勝というわけではないですが、勝てるチャンスを生かして稼げます。
ハイローオーストラリアで成功するための基盤になるのは確かです。怪しい必勝法や成功術に惑わされず、勝ちやすい方法を使っていけばハイローオーストラリアで稼げます。
ペイアウト倍率が高いハイローオーストラリアは他社に比べて稼ぎやすいので、取引にチャレンジしてみましょう。
まとめ
白川術について詳細な情報を紹介してきましたが、ハイローオーストラリアでは問題が大きいと認識できたでしょうか。
この記事で紹介してきた内容をまとめると以下のようになります。
記事のポイント
- 白川術は仲値の発表前に円安ドル高になりやすいのを狙う成功術として生まれた
- 仲値トレードから生まれた仲値ゴトー日取引に比べて優れているとは言えない
- ハイローオーストラリアではリスクが高いので白川術は避けるのがおすすめ
仲値の発表やゴトー日を狙うのはバイナリーオプションでも効果的です。ただ、100%成功するわけではないので参考にする程度が良いでしょう。
白川術は口座凍結リスクもあるため、ハイローオーストラリアでは避けるのが無難です。
他にもバイナリーオプションの必勝法や成功術はありますが、リスクの高い方法もあるので気を付けましょう。
当サイトでは安全で勝ちやすい攻略法を紹介しています。ハイローオーストラリアで活用して成功を目指してください。