徹底したチャート分析はハイローオーストラリア(Highlow.com)攻略の定石です。チャートを分析する手法には色々なものがありますが、フォーメーション分析について聞いたことがあるでしょうか。
フォーメーション分析は広い意味ではテクニカル分析の一つです。チャートを目で見て価格の動きを予測するための手法として古くから用いられています。
ハイローオーストラリアでのバイナリーオプションに必要な価格の動きに関する情報を導き出すのにもフォーメーション分析は有効利用できます。
価格の動きはテクニカル分析で考えるものだと思っていた人は、フォーメーション分析も学んでみてはいかがでしょうか?
この記事ではフォーメーション分析の基礎を紹介します。ハイローオーストラリアの攻略に使う方法も解説するので活用して下さい。
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目次
フォーメーション分析とは
価格が描き出している図形や形状に着眼する分析手法です。
普段はチャートをローソク足で見ているトレーダーが多いでしょう。ローソク足があると見づらいですが、ラインチャートにしてみるとギザギザのあるラインとして価格が表示されます。
この形状を見て値動きがどちらに進むかを予測するのがフォーメーション分析です。
フォーメーション分析はパターン分析とも呼ばれていて、見た目の様子をパターンに当てはめるだけで価格が上がるか下がるかを予測できるのが特徴です。
分析を通して値動きの起こり方を学べる点から、チャート分析を始めたばかりの初心者はまず手を付けるべき手法だと昔から言われています。
フォーメーション分析は二つに分けよう
フォーメーション分析を使いこなしていくには、分析手法を大きく2つに分けるのが良い方法です。フォーメーションはコンティニュエーションフォーメーション、リバーサルフォーメーションの二種類に分類できます。
この二つの違いは価格が向かう方向性です。フォーメーション分析では上下のどちらかから価格がパターンを描き出し始め、一定の形状を描いた後に上下のどちらかに向かっていく姿をイメージして価格が動く方向を導き出します。
✓コンティニュエーションフォーメーション
下から入って上に抜けていく、あるいは上から入って下に抜けていくパターン
✓リバーサルフォーメーション
逆に下から入って下に抜けていく、上から入って上に抜けていくパターン
フォーメーションを二種類に分類するとエントリーの方向性をすぐに考えられます。
ハイローオーストラリアのハイロー取引では、価格が値動きに沿っていくか、逆に向かうかの二つの方向性からどちらかを選ぶのが基本ルールです。
コンティニュエーションフォーメーションなら同じ方向に沿って進む順張り、リバーサルフォーメーションなら逆に向かう逆張りに相当すると考えられます。
実際にはパターンの形状によって最後のエントリーの瞬間は順張りのことも逆張りのこともあり得ます。ただ、パターンができ始めた段階で、どちらに価格が向かうかを予測できるのでトレードのイメージをしやすいでしょう。
コンティニュエーションフォーメーション
ここではコンティニュエーションフォーメーションの例を紹介します。上昇トレンドからは上昇トレンドに、下降トレンドからは下降トレンドになるパターンということを念頭に置きながら見てみましょう。
トライアングル・三角保ち合い
トライアングルあるいは三角保ち合いは典型的なコンティニュエーションフォーメーションです。トレンド相場から売買が拮抗する保ち合い状態に入り、さらに同じトレンド相場が継続するときによく起こるパターンとして知られています。
トライアングルには三種類がありますが、基本的な概形には違いがありません。価格をライン表示したときに狭い幅で価格が上下動を起こしてギザギザした形状になります。このときに時間が経過するにしたがって上下動の幅が狭くなっていくのがトライアングルです。
アセンディング・トライアングル
高値を通るラインが水平ラインになり、低値を通るラインが右肩上がりになります。上昇トレンドのときに発生するパターンで、三角形が閉じる頃になると高値を通るラインをクロスして上昇トレンドを再開します。強気のフォーメーションと呼ばれるトライアングルです。
ディセンディング・トライアングル
アセンディング・トライアングルの逆です。ディセンディング・トライアングルの場合には低値を通るラインが水平ラインになり、高値を通るラインが右肩下がりになります。
下降トレンドのときに発生するパターンで、三角形が閉じる頃になると低値を通るラインをクロスして下降トレンドが起こります。弱気のフォーメーションと呼ばれることもあるトライアングルです。
シンメトリカル・トライアングル
シンメトリカルとは「対称の」という意味で、上下がほぼ対称になるトライアングルのパターンです。高値を通るラインが右肩下がり、低値を通るラインが右肩上がりになります。売買の拮抗が続いている様子が見て取れるパターンですが、やはり三角形が閉じる頃にクロスしてトレンドが発生します。
大抵の場合にはコンティニュエーションフォーメーションになり、上昇トレンドから上昇トレンド、下降トレンドから下降トレンドになります。
フラッグ・ウェッジ
フラッグとウェッジもコンティニュエーションフォーメーションとしてよく知られています。フラッグと類似していて、トレンドからレンジ相場のような小さな値動きをする相場になった後、同じトレンドを再開するパターンです。
上昇トレンドの際に発生する上昇フラッグ、下降ウェッジ、下降トレンドのときに発生する下降フラッグ、上昇ウェッジの四パターンがあります。
上昇フラッグは高値を通るラインと低値を通るラインがほぼ平行になり、どちらも右肩下がりになるのが特徴です。数度の上下動を繰り返した後、高値を通るラインとクロスした後は上昇トレンドになります。
下降ウェッジは高値を通るラインと低値を通るラインが両方とも右肩下がりですが、高値を通るラインの方が傾きが大きくて楔形ができるのが特徴です。この場合には楔形が完成する頃に高値を通るラインをクロスし、上昇トレンドになるのが一般的です。
下降フラッグと上昇ウェッジはこの逆のパターンです。
リバーサルフォーメーション
次にリバーサルフォーメーションの例を見てみましょう。リバーサルフォーメーションの場合には上昇トレンドから下降トレンド、下降トレンドから上昇トレンドに向かうので転換になるパターンです。ハイローオーストラリアではリバーサルフォーメーションによる取引で成功している人が多いのでしっかりと覚えておくのがおすすめです。
ダブルトップ・ダブルボトム
ダブルトップとダブルボトムは二つの山・二つの谷によって形成されるパターンです。チャート上では頻繁に発生します。
ダブルトップは上昇トレンドのときに発生するリバーサルフォーメーションです。上昇トレンドのトレンドラインのところまで価格が下がった後、反発を受けて価格が上昇します。そして、本来ならチャネルラインのところまで価格が上がるはずですが、そこまで到達せずに前の高値と同じところで折り返して価格が下がり始めたらダブルトップです。
二つの山の間にある谷に対して水平に引いたネックラインを目安にして値動きを予想できます。
ネックラインとピークトップの幅の二倍くらいピークの位置から価格が下がり、その後にリターンムーブが起こります。価格が一時的に上がってネックラインくらいまで戻し、それからまた折り返して価格が下がっていくのが一般的です。このまま下降トレンドが起こることが多くなっています。
ダブルボトムはこの逆で、下降トレンドのときに起こるリバーサルフォーメーションです。
トリプルトップ・トリプルボトム
トリプルトップとトリプルボトムはダブルトップとダブルボトムのように山と谷によって形成されるリバーサルフォーメーションです。酒田五法では三山に相当しているものです。
トリプルトップでは頂点がほぼ同じ位置に三つ並ぶ山ができるもので、トリプルボトムの場合には谷底がほとんど同じ位置に三つ並ぶ谷ができるものです。この場合にもダブルトップやダブルボトムと同じようにリターンムーブがネックラインとピークトップの幅の二倍くらいの位置で起こりやすく、再びネックラインのところで反発を起こして逆向きのトレンドに変わります。
ヘッド・アンド・ショルダーズ
ヘッド・アンド・ショルダーズは日本語では三尊と呼ばれる酒田五法の変法の一つです。細かく分けるとヘッド・アンド・ショルダーズはヘッド・アンド・ショルダーズ・トップとヘッド・アンド・ショルダーズ・ボトムに分けられます。
ヘッド・アンド・ショルダーズ・トップは上昇トレンドの際に一つ目の山ができた後、二つ目の山は高値を更新したものの、トレンドラインで反発を受けずに一つ目の谷と同じくらいまで価格が下がります。そして、三つ目の山が二つ目の山の頂上にすら到達せずに終わってしまったパターンです。
この際には価格の下落が起こって下降トレンドが発生しますが、やはりネックラインに向かうリターンムーブが一度起こります。値下がり幅は二つ目の山のピークトップとネックラインの幅の二倍で、ネックラインまで戻った後は一般的な下降トレンドと同じ下落の仕方をするのが一般的です。
ヘッド・アンド・ショルダーズ・ボトムはこの逆のパターンで、下降トレンドのときに起こります。
ソーサートップ・ソーサーボトム
ソーサートップとソーサーボトムはそれぞれ高値圏、安値圏で起こるリバーサルフォーメーションです。細かいギザギザのような横ばいの相場が発生し、よく見ると緩やかに価格が上昇した後に緩やかにまた下降してくるのがソーサ―トップです。
その後、一度下落を見せた後にレンジ相場が発生して、ネックラインを下回った時点で下降トレンドになるというのが流れです。レンジ相場に入った後はダブルトップかトリプルトップ、あるいはヘッド・アンド・ショルダーズ・トップと同じような形状になります。
ソーサーボトムはこの逆向きになるパターンで、下降トレンドから上昇トレンドに向かうフォーメーションです。
フォーメーション分析でハイローオーストラリア攻略
フォーメーション分析を応用するとハイローオーストラリアの攻略法は比較的簡単に生み出せます。
ここでは1つのフォーメーションを見て複数回のエントリーをする効果的な攻略法を紹介します。
トリプルトップでハイローオーストラリア攻略
典型例として世界的に活用されているのがトリプルトップです。
三回連続でほとんど同じ高値を記録するのは頻繁にあるわけではありませんが、このフォーメーションが出てきたら高い確率で下降トレンドになります。
- エントリーポイント①最初のエントリーポイント最初のエントリーポイントはネックラインをクロスした瞬間です。
その前の山の頂点からネックラインをクロスするまでにかかった時間くらいは少なくとも下降が続きます。
短めの取引時間でエントリーするのが成功のコツです。 - エントリーポイント②次のエントリーポイントその後に受ける反発のポイントもエントリーチャンスです。
ただ、このリターンムーブは短い時間のことが多いので、順張りでエントリーすると間に合わないリスクが高いでしょう。
そのため、フォーメーション分析から転換点を予測しやすいのを生かして逆張りでエントリーするのが良い方法です。 - エントリーポイント③最後のエントリーポイント最後のエントリーチャンスはネックラインでの反発から生じる下降トレンドです。
ネックライン付近で逆張りを狙うこともできますが、この後の下降トレンドは比較的長い場合が多いのが特徴です。
折り返したのを見てすぐに順張りエントリーした方が確実性が高いでしょう。
まとめ
フォーメーション分析は形状を見るだけで価格の動きを予測できる分析手法で、ハイローオーストラリア攻略に直接的に使えます。
フォーメーションはコンティニュエーションフォーメーションとリバーサルフォーメーションに分類してパターンを記憶しておくと価格がどちらの方向に向かっていくかをすぐにイメージできるでしょう。
パターンを見るだけでハイローオーストラリアの戦略を考えられるのは魅力的です!
ここで説明したように1つのパターンから複数回のエントリーチャンスをつかむこともできます。
フォーメーションに合わせて分析パターンやエントリーポイントの選び方を決めておくとスムーズにチャンスをつかめるでしょう。
ここで紹介したケースを参考にしてハイローオーストラリア攻略に役立てて下さい。
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