海外バイナリーオプション業者では短時間取引ができるのが有名です。
ハイローオーストラリア(Highlow.com)でも最短で30秒のターボ取引ができる点が注目を浴びています。
ただ、30秒取引をやってみると、もっと短い方が良いと思った人もいるのではないでしょうか。
短時間取引の魅力はわずかな時間で利益が確定することです。結果を見て次の取引を検討したいという人には短ければ短いほど良いとも言えるでしょう。
30秒取引の半分の15秒取引があったらどう思うでしょうか?やってみたいという人もいれば、やめておきたいという人もいるでしょう。
この記事では15秒取引のバイナリーオプションの存在について紹介します。ハイローオーストラリアでも15秒取引ができるのかについても説明するので参考にして下さい。
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目次
バイナリーオプションの取引時間
ハイローオーストラリアでは30秒、1分、3分、5分、15分、1時間、1日という取引時間の選択肢があります。
ただ、このようなラインナップが業界標準というわけではありません。短時間取引に対応している海外バイナリーオプション業者では30秒には対応していなかったり、2分や30分の取引ができたりすることもあります。
規制の影響で最短で2時間の取引時間になっています。業者によって取引時間の設定は異なりますが、2時間が主流で3時間や24時間もあるというのが現状です。
国内業者と海外業者の一般的な違いについては以下の記事でまとめているので、興味のある人は参照して下さい。
15秒取引は存在していた
15秒取引という超短時間取引には国内業者は対応できませんが、海外業者なら対応すること自体は可能です。
ただ、以前にはオプションビットというキプロス共和国に拠点を置いていた海外業者が15秒取引に対応していました。
オプションビットはキプロス証券バイナリーオプション取引委員会に登録していると明示していたため、安心して利用できる海外バイナリーオプション業者として注目されていました。
しかし、2019年初頭にはオフィシャルサイトにつながらなくなり、バイナリーオプション市場から撤退してしまっています。
オプションビットには独自のアルゴリズムで稼働させているアルゴビットというサインツールが取引プラットフォームに実装されていました。そのため、初心者でも自信を持って取引をしやすいと高い評価を受けていたのがオプションビットです。
撤退の理由は定かではありませんが、原因の一つとして15秒取引に対応していたことが挙げられるのではないかとという見解もあります。15秒取引にはトレーダーだけでなく業者にとっても大きなリスクがあるからです。
15秒取引のリスク
15秒取引が注目されて一時的にオプションビットは脚光を浴びました。15秒取引の導入にリスクがないのなら、他の海外業者もこぞって15秒取引に対応したかもしれません。
ここでなぜ15秒取引が業者にとってリスクが高いのかを理解しておきましょう。
サーバー負荷が過度になりやすい
15秒取引は業者にとって大きなサーバー負荷になります。バイナリーオプションではトレーダーからの注文を受けて権利行使価格を決定し、判定事時刻になったら権利行使価格と比較します。
条件を満たしていたならペイアウトを計算して残高に加え、条件を満たしていなかったら残高はそのままにするというのが業者の行っている対応です。
15秒取引では注文を受けて確定してから15秒後には判定をしなければなりません。利益が確定されたら次の取引をしようと考える人も多いでしょう。
30秒取引と比べたら2倍の負荷、1分取引と比べたら4倍の負荷がかかります!
初期にはユーザー数が少なく、慎重に取引をしていてサーバーが耐えられる範囲だったかもしれません。しかし、トレーダーから注目されてユーザーが増えると、それだけ大きな負荷がサーバーにかかります。
さらにバイナリーオプションでは特定の瞬間に多数の注文が集中するケースがあります。経済指標の発表のタイミングが代表的で、発表の前後に連続注文を出すトレーダーもいます。
15秒取引ならタイミングが合えば半分以上勝てると想定して、1秒おきに注文を出すといった戦略も考えられます。
また、オプションビットの場合にはサインツールも提供していたため、公式ツールでサインが出たときには注文が集中したでしょう。
このような一時的なサーバー負荷に耐えられなくなってダウンしてしまい、サーバーの増強もままならずに市場を撤退したというのは十分に考えられるストーリーです。
不正行為の監視の負担が大きい
15秒取引を導入すると不正行為の監視の負担が大きくなります。業者によって何を不正行為としているかは異なりますが、特定の取引方法を禁止しているケースは少なくありません。
そして、その取引方法に該当しているかどうかを常時監視して適正な取引が行われる環境を維持しています。
15秒取引は注文数が肥大化する影響で監視の負担が大きくなります。取引ペースも上がるのでユーザー数が増えると自動監視でも処理が追い付かなくなってきてしまうでしょう。
自動取引ツールを使える業者の場合には状況がさらに深刻になります。アルゴリズムとして結果が出たら次の注文を即座に出す仕組みのものも少なくないからです。さらには取引中でも関係なく、条件を満たしている限りは次々に注文を出すアルゴリズムもあります。
このような形で取引をされては監視が困難なだけでなく、サーバー負荷も甚大になってしまうことは否めません!
不正行為として禁止されている取引は業者の利益を減らす可能性が高いものが多くなっています。そのため、想定していたような利益を得られずに経営破綻を起こしてしまうリスクが高いのです。
トラブルや問い合わせへの対応が難しい
15秒取引ではトラブルの発生による問い合わせが多くなるリスクがあります。サーバー負荷が大きくなる影響でトレーダーが注文を出してから、業者が注文を確定するまでにタイムラグが生じがちです。
その間にレートが動いた場合には約定しないのが一般的になっています。そのため、短時間取引では約定できない、約定拒否されるというトラブルが起こりがちで、30秒取引ですら業者も問い合わせへの対応に苦労しています。
15秒取引となるとさらにトラブル件数が増えてしまい、問い合わせに答えるのが困難になることは否めません!
この判定は誤りではないかといった問い合わせも起こるリスクが高くなります。15秒では大きな値動きが起こらないことがよくあるため、微妙なレートの違いで成功か失敗かが変わることがあります。
一秒に満たない時間差で勝敗が分かれることもあるため、判定レートを操作したのではないかという疑惑を持たれる場合もあるでしょう。このような考えを持ったトレーダーからも問い合わせが相次ぐ可能性があります。
そして、問い合わせをしても返事が返ってこないとトレーダーの不安が高まります。もしかしたら悪徳業者かもしれないという心配が生まれてきて、口座解約をしたいという問い合わせをする人も増えるのは明らかでしょう。
口座解約の申し込みをしたのに何も連絡がないとなると、出金ができずにユーザーは資金を失うことになります。その噂が流れ始めると口座解約や出金の依頼が相次いでしまい、業者は対応に負えなくなるでしょう。
全てに対応して出金をしてしまうと破産する可能性もあります。
このような深刻な事態を引き起こすリスクがあるため、15秒取引を導入しようという業者は少なかったのです。
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ハイローオーストラリアでは15秒取引はできない
ハイローオーストラリアでは何か工夫をしたら15秒取引ができるのではないかと期待している人もいるかもしれません。
しかし、残念なことにハイローオーストラリアでは15秒取引はできません。明らかにできない理由は以下のルールが定められているからです。
ターボ取引は30秒まで
ハイローオーストラリアでの短時間取引といえばターボ取引です。30秒、1分、3分、5分の取引に対応していますが、30秒より短い取引はできません。
15秒取引を導入したオプションビットの様子も見て、新サービスとして導入するのも断念しているのでしょう。
通常取引は判定時刻の1分前まで
通常取引は取引スケジュールに従って行われていて、開催中に途中で注文を出すこともできます。
例えば、15分取引の場合にも開始10分後に注文を出せば5分取引のようなものになります。
ただ、ハイローオーストラリアでは判定時刻の1分前までしか注文を出せません。
そのため、ギリギリまで注文を遅らせても通常取引では1分取引までしか短縮できません。30秒取引がいかに特別な取引かがよくわかります。
15秒取引ができないのはデメリットか
ハイローオーストラリアで15秒取引ができないのはデメリットなのでしょうか。
実際には日本向けのサービスを提供している海外バイナリーオプション業者では15秒取引を提供していない状況なので、特にデメリットになることはありません。むしろ、オプションビットに続いて15秒取引を取り入れていないのがメリットだとも言えます。
上述のように15秒取引に対応するのは業者にとって大きなリスクです。15秒取引を導入したらユーザーが増えるかもしれませんが、過度なサーバー負荷がかかってしまってサーバーダウンを起こしてしまっては信用を失ってしまいます。
それよりは信用を重視して30秒取引までにしておくのが賢いと言えます!
15秒取引に対応したために問い合わせが増えてしまい、回答が遅れるようになってしまってはやはり信用を失います。
海外業者に対して不安を抱きながら利用しているトレーダーも多いので、少し不審に思われるようなことがあると一気に口座解約をしたいという人が増えてしまうリスクがあります。そのリスクを負ってまで15秒取引に対応するのは合理的とは言えません。
新規参入のバイナリーオプション業者なら十分に強固なサーバーを用意し、豊富なスタッフを抱えて15秒取引のサービスを開始しても良いでしょう。
しかし、既存の業者にとっては莫大な設備投資が必要になり、人材の雇用コストも莫大になりかねません。その影響でペイアウト率を下げたり、手数料の負担をユーザーに強いたりする必要が生じてしまうでしょう。
ユーザーに負担を与えない為にも15秒取引を提供しないという選択なんですね!
このような無理な事業展開をせずに、健全なサービスを提供しているハイローオーストラリアは適切な判断を取っていると言えます。
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まとめ
15秒取引に対応しているバイナリーオプション業者はありましたが、あまりにも業者にとってリスクが大きいので他の業者が導入することはありませんでした。
ハイローオーストラリアでもリスクを考慮したためか、15秒取引を導入していないので30秒取引までしか利用できません。
ただ、ハイローオーストラリアが無理に15秒取引に対応して信用を失うリスクを負わなかったのは良かった点だとも言えるでしょう。高ペイアウト率と高水準のサービスで安定して信頼を得ている海外業者として今も高い人気があります。
15秒取引に挑戦してみたいという人もいるかもしれません。ただ、15秒でははっきりとした値動きが起こらず、わずかなノイズによって予想が外れてしまうため、かなりリスクが高い取引になります。
短時間取引に慣れていない人からは30秒取引でもギャンブルのようだとよく言われています!
予想を立てて着実に稼げるトレーダーになるには15秒取引はリスクが高すぎます。できるだけ短時間で取引をしたい人は30秒取引程度が限界だと考えた方が良いでしょう。
ハイローオーストラリアは30秒取引が人気の方法としてよく使われているので、短時間取引にこだあるなら30秒取引の攻略を目指しましょう。
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