ハイローオーストラリア(Highlow.com)でのエントリー条件は実戦的に使えるものを自ら作り上げることが大切です。自分で考えてエントリー条件を作れると急速にハイローオーストラリアで勝てるようになっていきます。
一般的に知られているエントリー条件は自分に合っている条件を組み合わせているとは限らず、テクニカル分析が大変でエントリーチャンスを逃がしてしまったり、その通りにエントリーしているのに外れる確率の方が高かったりする場合も稀ではありません。
本気で勝てるトレーダーになりたいならエントリー条件の作り方をマスターし、自分のトレードスタイルに最適な条件を自分の力で作っていきましょう。
作り方講座の基礎編ではエントリーの必要条件と決定条件について詳しく解説しました。
しかし、実査に作ろうとしてみると結構大変だったり、なかなか予想が当たる条件を構築できなかったりする場合もあります。
基礎編で紹介したのはあくまでベースとなる部分なので、実践してみるともっと細かな点に留意することが必要です!
ここではハイローオーストラリアのエントリー条件作りを実践しているトレーダー向けに条件の詳細な詰め方や、実用性が高いエントリー条件の決め方を解説します。
条件の組み合わせ方は無数にある
ハイローオーストラリアのエントリー条件を作るときには必要条件を考えて組み合わせていき、最終的にエントリーを決断するための決定条件を合わせることで完成させるのが基本です。
必要条件は複数用意するのが定石で、全ての条件を満たしているときに決定条件を満たしていたらエントリーという流れで勝率が上がるように設計していきます。
ただ、条件の組み合わせ方は無数にあるので虱潰しに組み合わせていかなければならないのかと思った人もいるでしょう。
最もわかりやすいのは?
最もわかりやすいのはレンジ相場で逆張りエントリーをする条件を作りたいケースです。
レンジ相場での逆張りエントリーに向いているのはオシレーター系インジケーターということがよく知られています。
ほとんどのオシレーター系インジケーターについて「この条件を満たしたら逆張り」という定石があるので、単純にそのいくつかを組み合わせたら必要条件は定まると考えるかもしれません。
しかし、オシレーター系インジケーターにはなん十種類もあります。有名なインジケーターだけでもRSI、ストキャスティクス、MACD、CCI、Williams%R、RCI、RVI、シャンデモメンタムオシレーターなどといったように枚挙にいとまがありません。
さらにトレンド系インジケーターの中にも逆張りに適しているものがあります。
ボリンジャーバンドや一目均衡表、パラボリックなどのように逆張りでも使われているトレンド系インジケーターも組み合わせられると考えると、途方もない数のエントリー条件を構築できます。
この組み合わせ方を考える上で重要なのは相性です。
条件の組み合わせには相性があって、合わない者同士を組み合わせても意味があまり大きくありません。
一方の条件はなくてもあまり変わりがないという組み合わせも多数存在するのです。
組み合わせるインジケーターを増やせば、より相場の状況が特定の値動きをするという根拠を得られます!
しかし、一つ一つの分析に時間も手間もかかるので、最小限の効果的な組み合わせにするのが合理的です。
ハイローオーストラリアで勝ち続けられる条件を作るにはスピード感も重視する必要があります。相性を重視して条件構築にインジケーターを併用し、コストパフォーマンスが高いエントリー条件を作っていきましょう。
条件の相性とは
ハイローオーストラリアで勝ちやすいエントリー条件を作る上では相性について詳しくなる必要があります。
エントリー条件の相性とは何かをここで考察しておきましょう。
他にも色々な表現ができますが、端的に言えば組み合わせるとバイナリーオプションで勝てる確率が上がるなら相性が良く、勝率があまり上がらないのにエントリーチャンスが大幅に減ると相性が悪いと考えると良いでしょう。
条件を決めるときにはインジケーターを使うのが典型的ですが、二つのインジケーターを組み合わせれば常に勝率は向上するのではないかと思うかもしれません。
しかし、インジケーターの相性が悪いと一概に勝率が上がるとは言えないので注意しましょう。
インジケーターによって相場の異なる面を評価できれば勝率は上がります。しかし、ほとんど同じような面を見る組み合わせでは相性が悪く、勝率はほとんど変わらないのです。
相性が良くない組み合わせ
あまり意味がない組み合わせとしてわかりやすいのはRSIとシャンデモメンタムオシレーターです。
どちらも通貨が買われすぎか売られすぎかを見極めるためのオシレーター系インジケーターとして利用されています。
RSIとストキャスティクス、シャンデモメンタムオシレーターとCCIといった組み合わせで条件を作ると相性の良いものができますが、RSIとシャンデモメンタムオシレーターではかなり難しいでしょう。
この二つのインジケーターの概念が共通してしまっているからです!
RSIは値上がり幅が値動きの総幅に対してどのくらいの割合かを求めた指標です。
それに対してシャンデモメンタムオシレーターは、値上がり幅と値下がり幅の差が値動きの総幅に対してどのくらいの割合かを算出した割合です。
値下がり幅は値動きの総幅にも含まれている数値なので、これだけの違いによってRSIとシャンデモメンタムオシレーターが相場の異なる面を見ているとは言い難いでしょう。
そのため、RSIでもシャンデモメンタムオシレーターでも買われすぎと示されていたときに、一方のみを条件としたときよりも大きく勝率が上がるとは考えにくいのです。
なお、条件の相性は必ずしもインジケーターの相性だけで決まるわけではありません。
インジケーターを使ってどのような基準を定めるかによって相性が変わることもあります。似ている面を見ては意味がないというのを念頭に置いて条件を設定するのが重要です。
条件の分類を細分化しよう
ハイローオーストラリアのエントリー条件を作り始めると、いくつかのパターンがあるのに気付くでしょう。
わかりやすいのはやはりオシレーター系インジケーターで、各々のインジケーターについて買われすぎか売られすぎかを判断するボーダーラインがあります。
RSIが70%以上、CCIが100%以上、シャンデモメンタムオシレーターが50%を超えているなどといった条件です。
これらはどれも買われすぎだから買い傾向から売り傾向に転換すると考える条件にできます。
ただ、このような大まかな分類をしただけでは相性を考慮したエントリー条件の策定はできません。
本格的に使えるエントリー条件を作るなら、条件の分類を細分化しましょう。
細分化の具体例
例えば、RSIが70%以上なのは値上がり幅の割合が大きいからですが、CCIが大きいのは終値だけと高値と安値の平均値が増加しているからです。
ストキャスティクスも終値と最安値の差を見ているのが特徴で、80%以上なら買われすぎと判断するのが基本です。ストキャスティクスが高くなるのは終値が最安値に比べて大きい傾向があるからです。
このようにして見ると、終値についてはどれも着目しています。しかし、RSIは高値にも安値にも触れていません。
そのため、RSIは高値や安値の影響を加味しないのに対し、CCIとストキャスティクスは高値と安値を加味している点で異なります。この観点からはCCIとストキャスティクスを同じ分類とし、RSIは別の分類にできます。
エントリー条件を作るときにはCCIとストキャスティクスを組み合わせるよりも、まずはRSIとの組み合わせを考えた方が相場の異なる面を評価できるので相性が良い条件を作れると考えられるでしょう。
細分化の仕方は多種多様
細分化は切り口によって色々なやり方があります。先程挙げた具体例ではインジケーターの性質に応じた分類により、相場の同じ面を見ているものを同じ括りに入れました。
同じように値動きを見ているのか、値動きの変化を見ているのかといった観点で分類することもできるでしょう。
サイコロジカルラインやフィボナッチリトレースメントのように投資家の心理を見るインジケーターを使う条件を一括りにして、終値や高値などに基づいて計算するインジケーターとは分けることもできます。
どのような状況で使えるかという点で分類
一方、どのような状況で使えるかという点で分類することも可能です。
順張りか逆張りか、トレンド相場かレンジ相場か、取引量が多いときか少ないときかといった形で状況を複数に分割して、どれに該当するときに使える条件かによって分類すると使い勝手が良いでしょう。
このような分類方法は相性の良さを評価するのにも役に立ちます。この条件は取引量が多いときに有効なものだから、取引量が少ないときにだけ使えるこの条件とは相性が悪いと判断できるからです。
重要度の高さで分類
また、重要度の高さを自分の取引履歴や経験則から分けることも可能です。優先度を5段階に分けて、個々の条件を評価していくと組み合わせを作る際の参考になるでしょう。
ただ、このやり方は恣意性が高く、条件の特徴に基づいているわけでもありません。そのため、エントリー条件をスムーズに作り上げるのには効果的ですが、条件の相性を評価するのには使えないので注意が必要です。
このような細分化をすると条件の特性が見えてくるので、より相性の良い組み合わせを発見するのにつながります。
ある程度のパターンができてきたら一度詳細を考察し、分類をしてエントリー条件の改良を図っていきましょう!
ハイローオーストラリアのエントリー条件を詰めるときには、構成している個々の条件を他と比較して評価するのが良い方法です。
そして、入れ替えた方が相性が良くなりそうな部分が見つかったら入れ替えて使ってみましょう。
エントリー条件はいくつ必要?
ハイローオーストラリアで勝つにはどのくらいの数のエントリー条件があれば良いのかが疑問になってくるでしょう。
エントリー条件を構成する個々の条件は実際にエントリーするときには使わないのでたくさんあっても何も問題はありません。
しかし、ハイローオーストラリアの取引中に使うエントリー条件はあまりにも多いと実用性に問題が生じます。
エントリー条件の最適な数は個人の能力次第で決まるといっても過言ではありません。情報処理能力がとても高い人なら10や20のエントリー条件を用意してトレードに挑み、チャートを見て瞬時にどの条件を満たしているか、あるいはどれも満たしていないかを見抜けるでしょう。
あまり分析に慣れていなくて、情報を丁寧に処理しなければならない人の場合には1つか2つが限界かもしれません!
また、取引時間による影響も大きく、例えば1時間取引をしているなら1つのエントリー条件の吟味に3分かかったとしても複数の条件があって問題ないでしょう。
しかし、15分取引の場合には最大で5つ、取引終了までの時間も考えると3つくらいが限度でしょう。つまり、自分の力量と取引時間から考えてエントリー条件を厳選するのが大切です。
ただ、実際には相場によって使えるか使えないかを瞬時に判断できるエントリー条件も多いでしょう。エントリー条件も上手に分類して、いくつかのセットを作るのが実践的にはおすすめです。
大枠としてはどの通貨ペアか、どの取引時間か、時間帯がいつかといった分類にするとすぐに決まるので合理的です。さらに、価格が天井圏か底値圏か、上昇トレンド相場か下降トレンドかレンジ相場かといった中分類もしておくとわかりやすいでしょう。
さらに自分なりに標準的に使っている条件があるなら、その条件を満たすか満たさないかで分岐させ、それぞれにエントリー条件のセットを作るとスムーズに分析できます。
階層化をすると全体数としてはエントリー条件がたくさんあっても、実際には限られた数の厳選されたものだけに注力して相場を分析すれば良い形ができあがります。
この段階に至ることができてようやくエントリー条件を駆使して自分だから勝てるトレードを作り上げられるようになります。
まとめ
エントリー条件は有望なものを作り上げながら、構成する条件の特性を理解して分類し、相性を考慮して再構築していくことが大切です。
自分の力量やトレードスタイルに合わせて最適化し、作り上げてきたエントリー条件を階層化して分類することにより的確に使いこなせるようになりましょう。
ハイローオーストラリアのバイナリーオプションでエントリー条件を実践的に運用していく際には、定期的に今まで作り上げてきたエントリー条件を見直すのも大切です。
埋もれていたエントリー条件を見て、少し改良すれば勝率が上がると確信できる場合もあります。その振り返りを通してさらに良い条件を構築し、勝てるエントリー条件のセットを作っていきましょう。
ハイローオーストラリアのバイナリーオプションは平日だけしかできません。土日の暇な時間を使って見直しをすると効率的なのでおすすめです。
https://www.andscene.jp/saturday-and-sunday-capture-is-important.html平日は取引に取り組み、土日は振り返りをしてエントリー条件を習熟させていくのが勝利につながります。