ハイローオーストラリア(Highlow.com)で予想を当てられるようになるにはオシレーター系インジケーターを使いこなせるようになるのが重要です。
テクニカル分析では予想の正確性を高めるために複数のインジケーターを組み合わせることがよくあります。
オシレーター系インジケーターを二つか三つ組み合わせて使うと予想が当たりやすくなり、ハイローオーストラリアで稼げる可能性が高まります。
しかし、初心者にとっては一つのインジケーターを使うだけでも大変で、複数のインジケーターを組み合わせるのは困難かもしれません。
そもそもどんな組み合わせ方をしたら良いのかがわからずに手を出せない人もいるでしょう。
この記事ではテクニカル分析の初心者を対象に、オシレーター系インジケーターを組み合わせるときの基礎を概説します。
ハイローオーストラリアで予想を的中させるための基盤になる知識をここでつけておきましょう。
目次
オシレーター系インジケーターとは
テクニカル分析を通してハイローオーストラリアでうまく稼ごうと勉強を始めたときにはオシレーター系インジケーターについて知ることになります。
ただ、聞いたことがあるだけでオシレーター系インジケーターとは何かを意識したことがない人もいるのではないでしょうか。
インジケーターはエントリーの仕方だけ覚えて使えば良いという気持ちで学んでいると、オシレーター系とは何かがわかっていない場合もよくあります。
しかし、複数のインジケーターを組み合わせて使っていくには個々のインジケーターの特徴を理解することが欠かせません。まずはその大枠としてオシレーター系インジケーターの意味を確認しておきましょう。
オシレーター系インジケーターは英語の「Oscillator」に由来しています。
Oscillatorとは振動するものという意味で、オシレーター系インジケーターは価格が上下に揺れ動いている様子を示す指標を指します。
相場の過熱感を示す、あるいは買われすぎか売られすぎかを評価する指標がオシレーター系インジケーターということがよく言われています。
オシレーター系インジケーターは市場の原理に基づく値動きの予測をするための指標です。
為替取引では通貨が割安なタイミングで買い、割高になったら売ることで利益を得ていきます。
値動きの予測が立てられれば、取引の勝率を上げることができますね。
価格が上がったときには売って利益にしようという動きが強まり、逆に価格が下がったときには買って今後の値上がりを期待しようという傾向が生じます。
このような市場の原理に着目すると、買われすぎたら価格が上がるので売られて、売られすぎたら価格が下がるので買われると考えられるでしょう。
このような考え方で生み出されたのがオシレーター系インジケーターです。
オシレーター系インジケーターは値動きが反転するタイミングを見極めるのによく使用されています。
買われすぎか売られすぎかがわかったタイミングで逆張りのエントリーをするのがバイナリーオプションでは常套手段です。
オシレーター系インジケーターを組み合わせる理由
オシレーター系インジケーターは過熱感を推し量ることができる点で共通しているなら、どれか一つを使えば十分ではないかと思うかもしれません。
確かに買われすぎか売られすぎかはオシレーター系インジケーターを一つ使うだけで見定められます。
しかし、オシレーター系インジケーターが何に着目して過熱感を評価しているかは個々に異なり、相場の一面しか見ることができません。
そのため、一つのインジケーターだけでは見誤ってしまうリスクがあります。
逆張りでエントリーするときに、そのまま価格が同じ方向に進んでしまったらバイナリーオプションでは間違いなく負けます。
リスクを回避するためには価格の動きが転換する根拠を複数集めるのが良いと考えられるでしょう。
つまり、勝てる可能性を少しでも上げるために複数のインジケーターが組み合わせて使われています。
オシレーター系インジケーターが同じ面を見て市場の過熱感を評価していたのであれば併用する意味はありません。
ただなんとなく複数のインジケーターを使うのではなく、適材適所にインジケーターを使用し、精度の高い予測ができるようになりたいですよね。
何に基づいて買われすぎだと示しているのか、市場のどんな面を見て売られすぎだという結果になっているのかを理解すると、組み合わせ方も工夫できるようになります。
どのような点を重視して相場の動きを見るべきかを考え、適切なオシレーター系インジケーターを使うと正しい見極めができるのです。
代表的なオシレーター系インジケーターの見ている面
オシレーター系インジケーターの組み合わせ方を考えるときには市場のどんな面を見ている指標なのかを理解する必要があります。
ここではバイナリーオプションでよく用いられているオシレーター系インジケーターを例に挙げて、何を見ているのかを解説します。
RSI
RSIは相対力指数という日本語名よりもローマ字表記の方が見慣れている人が多いでしょう。
バイナリーオプションのテクニカル分析をしている人ならほぼ使った経験があるはずのオシレーター系インジケーターです。
RSIは値上がり幅と値下がり幅を指標として過熱感を評価しています。
前日の終値と当日の終値の差を計算して、値上がりの幅が値動きの全幅に対してどのくらいの割合になっているかを示しているのが特徴です。
そのため、終値の動向を強く反映していますが、終値が決まるまでの値動きの様子は影響しません。
まっすぐ終値に向かった場合も、急騰を起こしてから下がってきた場合にも同じ計算結果になります。
高値や安値を無視することでノイズによる影響がなくなるメリットもあります。
バイナリーオプションでは判定時刻が終値が決まるタイミングと一致するケースが多いので、RSIが重要なオシレーター系インジケーターとして筆頭に上がっています。
ストキャスティクス
ストキャスティクスはWilliams%Rと対にされることもあるインジケーターで、バイナリーオプションでもよく用いられています。
ストキャスティクスは前日比ではなく、期間中の最安値と最高値を基準としてどのくらい終値が高いかを指標にしているのが特徴です。
つまり、注目している期間の中でその日にどのくらいの高値を記録していたかを見る指標になっています。
前日の終値が高かったか低かったか、その日の高値や低値がどうだったかは関係がありません。
終値に着目している点はRSIに似ているので、終値が重要なバイナリーオプションでは使いやすいインジケーターとして活用されているのです。
ただ、ストキャスティクスは最高値と最安値を使うので、ノイズが発生したときには数値が信用できなくなるのが問題点です。
なお、ストキャスティクスは価格の推移の概念を加えるために移動平均線を使った解析が基本になっています。
RSIの場合と違って前日との違いを計算しているわけではないので、そのままでは価格がこれからどう変わっていくかという時間軸が加味されていないのです。
CCI
CCIは相場の周期性に基づいて作り上げられ、商品市場でよく用いられてきたインジケーターですが、為替市場でも通用することから利用されるケースが増えてきました。
CCIはTPと呼ばれる高値、安値、終値の平均値を使っているのが特徴で、同じ日の数値を使っていることからストキャスティクスと同様に移動平均線を使って経時変化を考慮したインジケーターに仕上げられています。
CCIは終値だけでなく高値と安値も考慮しているのが特徴で、この平均値がその日の価格を代表する値と考えています。
同じ終値だったとしても大きな高値を付けた日にはTPは大きくなり、小さな低値を記録した日はTPが小さくなります。
価格の上下動が大きいときには取引の過熱感があると考えることができるでしょう。
価格の振れ幅という観点から過熱感を評価しているのがCCIの特色です。
MACD
MACDはトレンド系とオシレーター系の性質を兼ね備えているインジケーターで、どちらに分類されることもあります。
MACDは終値の指数平滑移動平均を使用しているのが特徴です。
直近の終値にだけ加重をかける平均値の取り方が指数平滑移動平均で、移動平均線よりも直近の終値の影響を大きく受けます。
MACDは短期指数平滑移動平均と長期移動平滑平均の差を取ってさらに近い期間の終値の影響を大きく見えるようにし、MACDの指数平滑移動平均であるシグナルラインと組み合わせています。
MACDラインとシグナルラインは性質的にはトレンド系ですが、その差を表示したヒストグラムがオシレーター系の指標になります。
ヒストグラムを見ると売り傾向と買い傾向のバランスを見て取ることができるため、買われすぎか売られすぎかを判断可能です。
このような計算方法になっていることから、MACDは終値に基づいていますが、RSIよりも以前の動きを考慮して相場の流れの中で過熱感がどうなっているかを見極めるのに適しています。
RCI
RCIは時間と終値の相関を分析することで市場の過熱感を導き出すインジケーターで、注目している期間における終値の順位に基づいて評価するのが特徴です。
終値が上がったり下がったりしているときには過熱感が高くなり、一定の上がり方や下がり方になっているときには過熱感が低くなる傾向があります。
対象としている期間に何が起こっているかを分析するのに優れているインジケーターですが、選ぶ期間が変わると順位が大きく変動してRCIの値も大きく変わる場合があるので注意が必要です。
評価したい期間が明確になっているときにはRCIによる分析が有効です。
他のインジケーターとは切り口が大きく異なるので、RCIが適用可能な相場なら併用する価値が大きいでしょう。
ハイローオーストラリアでの2つの基本
ハイローオーストラリアで使う上では、オシレーター系インジケーターの組み合わせ方の基本は2つだけです。
ここで例を交えながら解説するので、頭に入れておきましょう。
1つ目は何を知りたいから考えて組み合わせるインジケーターを選ぶことです。
最初に使うインジケーターは自分のゴールデンスタンダードにしても良いでしょう。
普段はそのインジケーターで市場の過熱感を見るように習慣付けておくとスムーズに正しい解釈ができます。
例えば、RSIを使うなら終値の値上がり幅を見ていると意識して市場を見ることになります。
そして、値動きを見ていたときにいつものパターンという感じで同じインジケーターを組み合わせても予測の正確性が上がらないことがよくあります。
例えば、長いレンジ相場が続いているときにMACDを使っても予測が難しいでしょう。
MACDは長期的な相場の流れを考慮して過熱感を評価するインジケーターだからです。
トレンド相場が起こっているときならMACDが有効と判断できます。
一方、レンジ相場ならストキャスティクスやCCIを使えます。
ただ、ストキャスティクスは期間中の最高値と最安値だけを考慮して終値を評価するのに対し、CCIの場合にはそれぞれの日における三つの値の平均値を取って評価します。
ストキャスティクスはきれいなサポートラインとレジスタンスラインを引けるレンジ相場では予測の精度が高くなります。
しかし、値動きが激しくてラインがうまく弾けないような相場では過熱感を誤って評価することになるのが通例です。
CCIの場合にはこの点では柔軟性がありますが、数値範囲が決まっていないのでエントリーの可否を判断するのが難しくなりがちです。
また、相場には一定の周期があるという仮定に基づいているため、ランダムな上下動を起こしているレンジ相場では予測が外れやすくなります。
このように相場の状況に応じて適切なオシレーター系インジケーターがあるので、組み合わせるときにはよく考えて選びましょう。
2つ目は全てのインジケーターが首尾一貫する結果を示していると確認してエントリーすることです。
オシレーター系インジケーターを複数組み合わせてみると結果が一致しないことがあります。
RSIで分析してみたら70%以上で買われすぎの相場だとわかったとしましょう。
ここでストキャスティクスを見てみると60%付近だったとすると、まだ買われすぎの状況ではありません。
このように市場の過熱感の評価が一致しなかった場合には、価格の動きが反転しないリスクが高いのでエントリーを控えるのが無難です。
もちろん、この状況でも売り傾向が強まることもあります。
取引の成功率が下がるからやめるに越したことはないという理解をしておきましょう。
ハイローオーストラリアのバイナリーオプションでは勝率を一定以上に上げるのが稼ぐためのコツなので、取り逃がしが多少あったとしても動じず、エントリーするからには勝つと考えるのが大切です。
まとめ
ハイローオーストラリアで予想を当てられるようにするにはオシレーター系の組み合わせ方の基礎を2つ身につけることがまず大切です。
市場の過熱感を評価するオシレーター系インジケーターは、個々の持っている性質が異なることを理解して、ここで紹介した考え方を活用していけばきっとハイローオーストラリアで稼げるようになります。
オシレーター系インジケーターを組み合わせて使うときには相場を見て何を使うべきかをよく考えて選びましょう。
正しく選定できるようになるには個々のインジケーターの計算方法や特徴を知ることが必要です。
そして、組み合わせたインジケーターが首尾一貫する結果を示しているなら勝率が高くなります。
バイナリーオプションでは勝率重視の取引をするのが成功につながるので、オシレーター系インジケーターの組み合わせ方をこれからマスターしていきましょう。
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