ハイローオーストラリア(Highlow.com)の攻略法には1日取引の高いペイアウト率に着目する方法があります。1日取引は終了間際になってもエントリーでき、予想が当たればペイアウトを受け取れます。
これに着目して朝活をしてハイローオーストラリアで稼ぐことができるかが気になっている方も多いでしょう!
1日取引は朝に終了するスケジュールなので、朝活に適しているのは確かです。
この記事では実験を通して1日取引の終了間際を狙うのが良いかどうかを検証しました。
目次
ハイローオーストラリアの1日取引の終了時刻
ハイローオーストラリアの1日取引で終了間際を狙う朝活をするなら、まずは取引スケジュールを確認しましょう。
通貨ペアとゴールドは朝6時
ハイローオーストラリアの全ての通貨ペアと商品指数のゴールドは朝6時に終了します。
取引開始は終了時刻の15分前まで受け付けています。そのため、午前5時45分までにエントリーすれば、その日の朝6時に結果を得ることが可能です。
UKOILとUSOILは朝5時
商品指数で原油先物価格に相当するUKOILとUSOILは朝5時までの1日取引になっています。
エントリーの受付は15分前までなのは同じで、午前4時45分までエントリーが可能です。
株価指数は市場が閉じるとき
ハイローオーストラリアの株価指数は1日取引となっていますが、厳密に言えば市場が開いている時間に取引できる仕組みです。
JPN225
日本の株式指数のJPN225では午前中の前場と午後の後場に分かれていて、それぞれ午前11時30分、午後3時に終わります。
これでは朝活には使えませんが、昼間の取引で終了間際を狙うことはできます。
US30、NAS100、SPX500
US30、NAS100、SPX500はアメリカの市場なので早朝に終わります。
サマータイムかウィンタータイムかによって5時に終わるか6時に終わるかが違うので注意しましょう。
株価指数
株価指数は1分前までエントリーを受け付けています。
アメリカの株価指数なら4時59分か5時59分まで取引を開始できます。
1日取引の終わる直前を狙うメリット
1日取引の終了間際にエントリーするのには魅力があるので日常的に挑戦しているトレーダーもいます。
終わる直前を狙って取引をするのにはどんなメリットがあるのでしょうか。
ペイアウト率が高い
通貨ペアを利用するときにはペイアウト率が高いからです。1日取引は1.95倍のペイアウト率で、1.85倍の15分取引に比べて0.1倍も高くなっています。
1時間取引のペイアウト率の1.90倍と比べても高いので、1日取引は魅力的です!
最後の15分を狙って取引をすると、15分取引の最終回号に入った直後にエントリーするのと同じです。最後の1時間のうちの始めの45分間、つまり終了の60分前から15分前までは1時間取引と同じ取引条件なのにペイアウト率だけ高いことになります。
ただし、ゴールドなどの商品指数や株価指数については1日取引しかないので特にペイアウト率のメリットがあるわけではないので注意しましょう。
リスクを下げられる
1日取引は長時間の値動きを予想するので、テクニカル分析に慣れているトレーダーでも予想外のことが起こって外れるリスクを抱えることになります。しかし、終わり際を狙ってトレードをすれば、リスクと予測のしやすさのバランスを取ることが可能です。
ハイローオーストラリアのターボ取引は時間が短すぎるとリスクが高いことが知られています。ノイズが発生しやすく、テクニカル分析が外れることがあるのです。
長すぎず、短すぎない取引時間に調節できるので勝率を上げやすいのがメリットです。ハイローオーストラリアでは1時間を超える取引時間を確保できる唯一の方法です。
1日取引の終了2時間前頃から取引した結果
ここでは1日取引の終了2時間程度前からスタートした結果を紹介します。終了15分前にエントリーするのでは結局15分取引をするのと同じなので検証する意味もあまりないからです。
2時間もあると予想が難しいという人も多いでしょう。外れそうなときに転売を使えるのはハイローオーストラリアの魅力です。転売をすればその時点で転売ペイアウトを受け取って取引を終了できるため、予想が外れているときにも資金を全額失わずに済みます。
転売ペイアウトが相場の様子や取引の時間に応じてどのように変化していくのかも見ていきましょう。
ETH/USDの場合
仮想通貨のイーサリアムはアメリカで取引がだんだんと活発になってきています。時間帯を考えると朝4時頃はアメリカやカナダくらいしか市場が動いていなくて、ようやくニュージーランドで市場が動き始める時間です。この状況を加味して選んだのがETH/USDで、ある程度の取引量があって値動きを期待できます。
ETH/USDのチャートをハイローオーストラリアの取引プラットフォームで見てみると、全体としてなだらかな曲線を描いていることがわかります。
このまま価格が下がっていくか、反発して上がるかの判断が難しいところでしょう...
テクニカル分析に基づいて上昇に変わる可能性が高いと判断ができたので、ここでハイのエントリーをしました。
エントリー後の転売ペイアウトを追跡していきましょう。取引開始直後からETH/USDは下がっていく傾向があり、予想が外れそうな雰囲気が出てきました。転売ペイアウト率も下がっていて、6割を瞬く間に切ってしまっています。
その後もレートは下がる方向に進んでいきました。時々反発を受けて値上がりを起こしていますが、最終的には大きな値下がりになっています。転売ペイアウトの変化を見てみると、最後は1万円に対してたった186円のペイアウトしかない状況でした。
ハイローオーストラリアの転売ペイアウト率がどのように計算されているかはわかりませんが、目標レートから離れれば離れるほどペイアウトが小さくなることが見て取れました。
投資では損切りは早めの決断が必要と言われていますが、ハイローオーストラリアの転売も負けているときに使うなら決断を早くした方が良いと考えられます。
USD/CADの場合
USD/CADでも1日取引の終了2時間前を狙って取引をしてみました。通貨ペアの選び方のアイデアはETH/USDと同じです。
アメリカ大陸でしか市場取引がほとんどないので、アメリカとカナダのペアを選んで検証をしました。
USD/CADの相場を見ると下降トレンドがある様子を見せています。ローでエントリーすればこのまま下がり続けるのではないかと考えられる局面です。ただ、チャートの全体像を見るとレンジ相場になっているようにも捉えられます。すると、ちょうどサポートラインに触れたところで、反発を受けて上がるとも解釈可能です。
このタイミングでテクニカル分析をすると、オシレーター系インジケーターは反発を示し、トレンド系インジケーターはトレンド継続を示していました。
ただ、今回はハイローオーストラリアの1日取引の終了間際を狙う取引の実験なのであえて取引を決行しました。
トレンド継続と考えてローでエントリーした結果を紹介します。
エントリーしてしばらくするとUSD/CADのレートが見事に上昇してきました。30分ほどの間に転売ペイアウト率も0.2倍くらいになってしまって、もはや損切りすべきか、期待を込めて待つべきかを悩む状況です。
少しでも損を減らしてトータルで稼げるようにするのがハイローオーストラリアでは重要です。
ハイローオーストラリアで取引に慣れている人ならもうここで転売して損切りでしょう。
この先まで持っているとどうなるかを見る目的で追跡してみます。
だんだんとUSD/CADのレートが上がっていきました。チャートを見るとわかりますが、ちょうどノイズでレートが下がったタイミングにエントリーしていました。ノイズとわかっていればハイでエントリーできましたが、テクニカル分析はノイズに弱いので見きわめられなかったと言えます。
その後、USD/CADは上がり続けて転売ペイアウトはゼロになってしまいました...
もはや損切りすることもできない状況で、最後まで待つか、転売ペイアウトが上がってきたら転売しようと考えざるを得ない状況です。ただ、この後、ずっと追跡をしていても転売ペイアウトが1円以上になることはありませんでした。もしかすると、一度0円まで下がってしまうともう上がってこないのかもしれません。この点は要検証です。
1日取引の終了1時間前頃から取引した結果
1日取引の終了2時間前にエントリーする方法はこの2例では惨敗でした。
テクニカル分析を使っていても相場が予測できていなかったことを考えると、なかなか難しいタイミングなのかもしれません。
1時間くらい前を狙ったらどうなるかも気になる点でしょう。ハイローオーストラリアで1戦するために4時に起きるのは大変ですが、5時ならできる人も多いはずです。
ここではBTC/USDの検証実験をしてみました。
BTC/USDの場合
ビットコインは世界中で24時間取引されているので、どんな時間帯でも値動きが起こっています。早朝の時間帯もアメリカは夕方、ヨーロッパは夜なので取引が活発です。
BTC/JPYでは日本円があまり動かないので、BTC/USDの方が取引しやすいという考えでBTC/USDを採用しました。
ハイローオーストラリアの取引プラットフォームでBTC/USDの相場を見てみると、若干のノイズがあったことに目を瞑ればレンジ相場です。ちょうどサポートラインに乗った辺りなので、ハイでエントリーするのが良さそうな様子になっています。
ただ、細かく相場が上下動を起こしているので、ちょうど下がった様子が見られたピンポイントでエントリーしました。
その直後の転売ペイアウト率は0.92倍くらいになっています。
レンジ相場なのでなかなか大きな動きが見られませんが、ようやく100ドルくらい高くなりました。これに伴って転売ペイアウト率も1.15倍くらいになっています。大金を投入してこのタイミングで転売するのも賢い方法かもしれません。
この後、ゆっくりとBTC/USDは下がってきてしまいました。かなり危うい状況でしたが、最終的には42802ドルでハイエントリーし、42815ドルで判定されて勝てました。
さらにその後のBTC/USDをハイローオーストラリアのチャートで見てみると、以下のように下がり続けています。
紙一重で勝てたというのが実情で、レンジ相場に長めの時間で取引するのは難しいと言わざるを得ません...
まとめ
ハイローオーストラリアの1日取引で終了間際を狙って朝活をするのが良いかどうかを実験的に見てきました。理論的にはペイアウト率が高いことや、ビットコインとイーサリアムを使えるメリットがあります。
朝活するなら1日取引の終了を狙うべきかというと、狙い方次第だというのが今回の結論です。
ハイローオーストラリアの1時間取引を模倣して、およそ1時間前にエントリーしたらBTC/USDでは勝てました。しかし、2時間前くらいを狙った場合には見事に予想が外れています。相場を予想する力がどれだけあるかによってこの戦略が有効かどうかは決まるので、慣れれば勝てるようになると考えられるでしょう。
朝の6時前ならハイローオーストラリアでは15分取引も1時間取引も使えます。1日取引に限定せずに全部使いこなした方が良いのは確かです。ただ、自分の得意な取引手法を確立するのはハイローオーストラリアで成功するコツです。
ハイローオーストラリアは朝活に適している通貨ペアが豊富にあるのがメリットです。通貨ペアの魅力では国内業者や他の海外業者に比べて明らかに優れているので、朝にバイナリーオプション取引で稼いでいきたいならハイローオーストラリアを選びましょう。