記事を読むとわかること
- エンベロープと移動平均線乖離率の意味
- エンベロープと移動平均線乖離率の共通点・相違点
- エンベロープ・移動平均線乖離率の一方でしかできないこと
- ハイローオーストラリアで併用する方法
ハイローオーストラリアで生かせるインジケーターを探していたときに、エンベロープと移動平均線乖離率は似ていてわかりづらいと思ったことはありませんか?
エンベロープと移動平均線乖離率は使い分けも併用も肝心です。
ハイローオーストラリアで賢く併用すればきっと勝てます。
ぜひエンベロープと移動平均線乖離率をマスターして、ハイローオーストラリアでチャンスを生かしていきましょう。
目次
エンベロープと移動平均線乖離率の共通点・相違点まとめ
エンベロープと移動平均線乖離率の違いを知りたい方のために、まずは共通点と相違点を要約しました。
インジケーターとしての意味を理解するにも、ハイローオーストラリアで応用するにも以下のポイントを押さえておけば十分です。
共通点 |
---|
・移動平均線からレートがどれだけ外れているかを見るインジケーター ・平均からの「ずれ」を見てトレンドの発生や転換点を見極めるのに有効 |
相違点 |
・エンベロープ→一定の乖離幅のバンドで同じチャートに表示 ・移動平均線乖離率→乖離率を±〇%として別のチャートに表示 |
エンベロープと移動平均線乖離率はどちらも現在のレートが平均からの「ずれ」に着目してエントリーポイントを見極めるためのインジケーターです。
「ずれ」があると平均に戻ろうとする力がはたらくか、トレンドの発生で今までとは違う相場になります。
エンベロープも移動平均線乖離率も「ずれ」に基づいて勝てるチャンスを見出せます。
ただし、表示の仕方が違うことで、エンベロープと移動平均線乖離率では分析方法も異なります。
エンベロープと移動平均線乖離率は使い分けることも、併用することもできる魅力的なインジケーターのペアなので活用していきましょう。
エンベロープと移動平均線乖離率
エンベロープと移動平均線乖離率についてあまり詳しくない方もいるのではないでしょうか。
ここではバイナリーオプションの分析に使う目的で押さえておくと良いポイントをまとめました。
エンベロープとは何か、移動平均線乖離率とは何かを確認しておきましょう。
エンベロープとは
エンベロープとは移動平均線の上下に等間隔なラインとして表示するトレンド系インジケーターです。
「移動平均乖離率バンド」とも呼ばれていて、移動平均線からの乖離率のボーダーラインを表示しています。
例えば、5%ラインの場合には、ラインの位置が移動平均線から5%だけレートが乖離しているところです。
ローソク足が5%ラインにタッチしたときには移動平均線乖離率が5%になっています。
乖離率としてよく用いられているのは1%、3%、5%です。25期間移動平均線では5%、5期間移動平均線では3%が標準的です。
ただし、相場状況によって適切に変更すると予測度が高まります。
一般的には複数の乖離率のエンベロープを表示して、相場予測度が高い乖離度を選んで使っていきます。
価格がエンベロープに接触し、反発が起こる数値を設定してみてください。
移動平均線乖離率とは
移動平均乖離率とは現在のレートが移動平均線からどれだけ外れているかを「%」で表すオシレーター系インジケーターです。
移動平均線乖離率は移動平均と終値から計算されるのが一般的で、以下のようにして簡単に計算できます。
計算方法 | ||||
---|---|---|---|---|
移動平均線乖離率 | = | (終値-n期間の単純移動平均) | ÷ | n期間の単純移動平均×100% |
期間設定は注目している移動平均線と同じにします。
5期間、25期間がよく用いられていますが、相場によってベストな期間設定は異なる点には留意しておきましょう。
移動平均線乖離率は移動平均線よりもレートが高いときにはプラス、低いときにはマイナスの値になります。
例えば、移動平均線が100を示しているときにレートが110だったら+10%です。レートが90だったときには移動平均線乖離率は-10%になります。
大きな乖離が起きているかどうかを視覚的にも数値的にもチェックできるのでわかりやすいインジケーターです。
エンベロープと移動平均線乖離率の決定的な使い方の違い
エンベロープと移動平均線乖離率は表示の仕方に違いがある影響で、使い方にも決定的な違いが生まれています。
エンベロープではできても移動平均線乖離率ではできない分析手法もあります。
それぞれのインジケーターを有効活用する手法を知っていると勝てるチャンスが増えるのがメリットです。
ここでエンベロープと移動平均線乖離率に独特な分析手法を理解しておきましょう。
エンベロープでしかできない分析手法
エンベロープではレートと同じチャートに表示できるので、ローソク足を併用しやすいのが特徴です。
以下の2つの分析手法はエンベロープだからこそできる効果的な方法です。
エンベロープの分析手法
- ラインタッチによる反発の予測
- 短い時間足のチャートによるMTF分析
ラインタッチによる反発の予測
ローソク足がエンベロープにタッチしたときに反発すると予測してエントリーするのはシンプルではないでしょうか。
一定の乖離率に到達したときに反発が起こりやすい相場では連勝できるチャンスがある分析手法です。
エンベロープは平均からの「ずれ」の様子が視覚的にわかるのがメリットです。
チャートを見てすぐにエントリー判断ができる点でも優れています。
短い時間足のチャートによるMTF分析
エンベロープは取引時間よりも短い時間足のチャートを併用するMTF分析に活用できます。
ローソク足がエンベロープを突き抜けて高値が更新されたときには反発が起こりやすいですが、次足で下がるかどうかが不安になりがちです。
この際に短い時間足のチャートに切り替えてみると次足が下がる様子が見て取れることがよくあります。
15分足チャートを見ていたなら、5分足や1分足を使うとチャンスが見つかります。
ハイローオーストラリアでは15分取引だけでなく、5分や1分のターボ取引にも対応しています。
エンベロープによるMTF分析を生かして勝てるバイナリーオプション業者なのでおすすめです。
移動平均線乖離率でしかできない分析手法
移動平均線乖離率はレートが表示されているチャートから切り離されているので、独立した分析ができるのが特徴です。
以下の2つはハイローオーストラリアでも特に有用な分析手法なので知っておきましょう。
移動平均線乖離率の分析手法
- ダイバージェンスの活用
- 水平ラインとのクロスによるエントリー
ダイバージェンスの活用
ダイバージェンスとはレートの動きとオシレーター系インジケーターの動きがチャート上で逆転する現象です。
相場の転換点がやってくるときにはダイバージェンスが発生する場合が多くなっています。
移動平均線とレートに「ずれ」が生じたときには反発が起こることもありますが、トレンドが発生してもっと大きく外れていくこともあります。
しかし、ダイバージェンスに着目すると、トレンドの発生ではなく転換点だという根拠を得ることが可能です。
水平ラインとのクロスによるエントリー
また、移動平均線乖離率はシンプルな水平ラインとのクロスを見てエントリーする分析手法が有効です。
「〇%以上、-〇%以下になったらエントリー」といった単純なエントリー条件を使えます。
例えば、5日移動平均線では8%~10%程度で買われすぎ、-8%~-10%で売られすぎと判断するのが通例です。
25日移動平均線では15%以上、あるいは-15%以下を基準にするのが一般的になっています。
この基準についてもエンベロープの場合と同様に通貨ペアによる違いが大きいので注意が必要です!
基準のラインを決めてしまえば簡単にエントリーできるのが移動平均線乖離率のメリットです。
ハイローオーストラリアのターボ取引では速やかな決断が必要になります。
ペイアウト倍率が高いターボ取引を生かすインジケーターとして移動平均線乖離率は魅力的なので活用していきましょう。
ハイローオーストラリアで併用して勝とう!
エンベロープと移動平均線乖離率は使い分けをしつつ、併用してエントリーポイントを見出すことで有効活用できます。
ここではハイローオーストラリアで併用して勝つためのとっておきの戦略をご紹介します。
以下のエントリー条件で取引するのがおすすめの併用法です。
併用法
- エンベロープの3%ラインとローソク足のタッチ
- 移動平均線乖離率が10%以上またはー10%以下
- 移動平均線乖離率のダイバージェンスが発生
ハイローオーストラリアではインジケーターを表示できないので、MT4やMT5、オンラインチャートのInvesting.comなどを利用して移動平均線、エンベロープ、移動平均線乖離率を表示しましょう。
2つのチャートが表示された状態になります。
ローソク足チャートを見て、エンベロープにタッチするかどうかをまず見るのがおすすめです。
そして、ローソク足がエンベロープに触れたときに移動平均線乖離率を見ます。
上側のエンベロープにタッチしたときに移動平均線乖離率が10%以上なら、反発が予想されるチャンスです。
下側のエンベロープにタッチしたときに移動平均線乖離率が-10%以下のときにも転換点になると予想できます。
この際に移動平均線乖離率とレートの推移を比較し、ダイバージェンスが発生しているなら逆張りでエントリーです。
レートが上に乖離しているならLow、下に乖離しているならHighで取引をします。
エンベロープと移動平均線乖離率を併用すると、異なる角度から相場を分析できるので確度が高まります。
ハイローオーストラリアで使っているうちにきっと極められるのでぜひチャレンジしてください。
まとめ
エンベロープと移動平均線乖離率の関係や分析手法について解説してきましたが、共通点も相違点もわかったでしょうか。
この記事で説明した内容をおさらいすると以下の通りです。
記事のポイント
- エンベロープと移動平均線乖離率は平均からの「ずれ」の割合を表示する指標
- 表示方法が違うため、使える分析手法にも違いがあって使い分けが可能
- 併用すればハイローオーストラリアで勝てるチャンスをつかみやすいのでおすすめ
ハイローオーストラリアのバイナリーオプションでは相場の動きを読むのが大切です。
レートの反発が起こる転換点を予測できるエンベロープと移動平均線乖離率は役に立ちます。
それぞれにしかできない分析手法を併用すると確度の高い取引が可能です。
ここで紹介した手法を生かして、ハイローオーストラリアで成功を勝ち取りましょう。