1分取引はハイローオーストラリア(Highlow.com)で人気の取引です。他の海外バイナリーオプション業者を利用している人からもあっという間に終わる取引方法としてよく着目されています。
1分取引を攻略できれば短い時間でたくさん稼げるでしょう。しかし、短時間取引はリスクが高いから避けた方が良いという意見もあります。
まだハイローオーストラリアで摂り非意をした経験がない人や、ハイローオーストラリア初心者にとっては1分取引に不安があるのは確かでしょう...
ハイローオーストラリアでできるようになったBTC/USDのターボ取引を使い、1分取引が成功するのかを見てみましょう。
目次
Williams%Rのエントリー手法
Williams%Rは感度が高いテクニカル指標として知られていて、短時間取引でタイムリーに予想を立てられるという定評があります。Williams%Rの意味する内容は考案者のWilliamsによって提唱されていて、以下のようにとてもシンプルです。
・Williams%Rが0%~-20%:買われすぎ
→ビットコインが買われすぎのときには売られて値下がりするからローエントリー
・Williams%Rが-80%~-100%:売られすぎ
→ビットコインが売られすぎのときには買われて値上がりするからハイエントリー
ただ、ハイローオーストラリアでWilliams%Rを使うときには、0%~-20%ならいつでもローエントリー、-80%~-100%ならいつでもハイエントリーして大丈夫というわけではありません。
そのため、Williams%Rのエントリー手法は以下のようになります。
・Williams%Rが0%~-20%にあった際に-20%のラインを下回った:ローエントリー
・Williams%Rが-80%~-100%にあった際に-80%のラインを上回った:ハイエントリー
このエントリー手法は以下の記事で詳しく解説したものです。詳細は割愛するので、気になる方は以下の記事を参考にして下さい。
Williams%RでBTC/USDの1分取引
ハイローオーストラリアの1分取引は果たしてWilliams%Rの基本的なエントリー手法で攻略できるのでしょうか。ここではまずランダムに選んだ最近のBTC/USDのチャートを分析してみます。
Williams%Rはチャンスを生かせるのか
チャートの下に表示したのがWilliams%Rです。このチャートを見ると5回にわたって0%~-20%、-80%~-100%になったことがわかります。
1回目:-20%を下回った直後は陰線でした。(勝ち)
2回目:-20%を下回った直後は陰線でした。(勝ち)
3回目:-80%を上回った直後は陽線でした。(勝ち)
4回目:-80%を上回った直後は陰線でした。(勝ち)
5回目:-20%を下回った直後は陰線でした。(勝ち)
つまり、5戦5勝だったことがわかります。ハイローオーストラリアでは1分取引のペイアウト率が1.9倍です。
1万円ずつ取引をしていたなら毎回9000円ずつ利益になり、45000円を手に入れられたことになります!
RSIも1分取引で使えるのか
参考として逆張りでよく用いられていて確度が高いと言われているRSIも表示しました。
この1時間ほどでRSIは一度だけ30%を下回っています。RSIについては以下の記事で詳しく紹介していますが、70%以上なら買われすぎ、30%以下なら売られすぎを示すテクニカル指標です。
RSIが30%以下になったタイミングでハイエントリーをしていたら勝てていたことがわかります。RSIも1分取引で有効な可能性が示唆されましたが、1例しかないので運が良かっただけかもしれません。
続く時期のBTC/USDの1分取引
5戦5勝となるとランダムではなく作為的にチャートを選んだのではないかと思うかもしれません。BTC/USDの続く時期についてもどのような結果になったかを見てみましょう。
Williams%Rを使った場合
Williams%Rのエントリー手法を適用できるタイミングは続く1時間ほどの期間に12回もありました。
1回目:-80%を上回った直後は陽線でした。(勝ち)
2回目:-80%を上回った直後は陰線でした。(負け)
3回目:-80%を上回った直後は陽線でした。(勝ち)
4回目:-20%を下回った直後は陽線でした。(負け)
5回目:-20%を下回った直後は陰線でした。(勝ち)
6回目:-20%を下回った直後は陽線でした。(負け)
7回目:-20%を下回った直後は陰線でした。(勝ち)
8回目:-20%を下回った直後は陰線でした。(勝ち)
9回目:-20%を下回った直後は陰線でした。(勝ち)
10回目:-80%を上回った直後は陰線でした。(負け)
11回目:-80%を上回った直後は陽線でした。(勝ち)
12回目:-20%を下回った直後は陰線でした。(勝ち)
集計すると12戦8勝4敗、66.7%の勝率です。1万円ずつ取引をしていたとしたら、15.2万円のペイアウトを受け取り、取引のために合計12万円を使ったことになります。差額を出すと1時間ほどで3.2万円も稼ぐことができました。
前の1時間に比べると驚異的な勝率があったわけではありませんが、他のタイミングでもWilliams%Rのエントリー手法で稼げる可能性があるとわかりました。
RSIを使った場合
参考のためにRSIを使ったらどうなっていたかを見てみましょう。
RSIが基本的なエントリー条件を満たしたのは30%を下回った1回だけです。RSIがわずかに30%を下回った後の星は陽線なので際どく勝てたことがわかります。
その後、RSIがさらに下がったのを見て大きな反発があると見ることができた人は、次足でハイエントリーしてもう一回勝てたかもしれません。
30%を下回ったときにハイエントリーする基本に従うと1戦1勝、少し高度な取引をしたら2戦2勝だったと言えます。
12時間遡ってBTC/USDの1分取引
もしかしたらBTC/USDの1分取引でWilliams%Rを使いやすい時間帯だったのではないかと思う人もいるでしょう。ハイローオーストラリアでは時間帯に応じた戦略を考えるのはとても大切で、開いている市場によって動向が違うことを考慮できるようになると勝率が上がっていきます。
Williams%Rを使った場合
この1時間にWilliams%Rを使った場合には合計で8回のエントリーチャンスがありました。全てエントリーしたとすると取引の結果は以下のようになっています。
1回目は-20%を下回った直後は陰線でした。(勝ち)
2回目は-80%を上回った直後は陽線でした。(勝ち)
3回目は-20%を下回った直後は陽線でした。(負け)
4回目は-20%を下回った直後は陽線でした。(負け)
5回目は-80%を上回った直後は陰線でした。(負け)
6回目は-80%を上回った直後は陰線でした。(負け)
7回目は-80%を上回った直後は陽線でした。(勝ち)
8回目は-20%を下回った直後は陰線でした。(勝ち)
つまり、この1時間では8戦4勝4敗になっていました。1万円ずつ取引していたなら7.6万円のペイアウトで8万円を消費しています。合計すると4000円の負け越しという結果です。
RSIを使った場合
RSIを使って同じ時間帯の1分取引をしたらどうなったのでしょうか。この1時間には2回の取引チャンスがあったことがわかります。
1回目は30%を下回ったときで、次足は陽線でした。(勝ち)
2回目は70%を上回ったときで、次足は陰線でした。(勝ち)
なんとRSIを使って取引した場合には2戦2勝でした。
Williams%RとRSIでBTC/USDの1分取引をした結果を考察
ハイローオーストラリアで人気の1分取引を攻略できるかどうかをBTC/USDの相場で見た結果、意外なほどに勝てることがわかった人も多いのではないでしょうか。
Williams%RでもRSIでも高い勝率になっているので、総合的に見れば勝ち越せそうな様子があります。ただ、詳しく考察してみると良し悪しがあることもわかります。
Williams%Rはチャンスが多くて勝率は変わりやすい
Williams%Rは1時間で10回以上も取引チャンスがあることもあります。
短い時間でチャンスを手に入れたい人にとって大きな魅力があるのがWilliams%Rによるエントリー手法です。
しかし、Williams%Rでは時間帯によって勝率が50%まで落ち込んで負け越すこともありました。運が悪いと連続で負けてしまい、大損をするリスクがあったのも今回の結果からわかるでしょう。
しかし、予想が当たりやすい相場なら短時間でもまとまった利益を得られる可能性を秘めているのが魅力です。
RSIはチャンスが少なくて勝率が高い
RSIは1時間に1回か2回しかチャンスがありませんでした。短時間で取引できる1分のターボ取引のメリットを生かせていないというデメリットがあります。
数分しか時間がないときにRSIで取引しようとするとチャンスが巡ってこないことの方が多いでしょう。
しかし、今回選び出したチャートでは驚異的なことに全勝しました。勝率が高いことは明らかで、取引チャンスさえ見つけられれば稼げる可能性が高いと言えます。
3枚のチャートを比較してみるとわかること
Williams%RとRSIを使って分析したBTC/USDのチャートを今一度見比べてみましょう。
どのチャートにも緩いトレンドが一度は発生しています。1枚目と2枚目は下降トレンド、3枚目は上昇トレンドです。そして、RSIはその直前か直後に70%か30%のラインを越えていることがわかります。
Williams%Rについてもこのトレンドの終わりのタイミングでは3枚のチャートで全て勝っています。つまり、レンジ相場の中で小さなトレンドが終わる瞬間はWilliams%RもRSIも高い勝率を示すと考えられるのです。
もちろん、レンジ相場で小さなトレンドが頻繁に発生するわけではありません。個のチャンスだけを狙っているとなかなか取引できないでしょう。しかし、ハイローオーストラリアで勝率重視の1分取引をしていきたいなら知っておくと良いポイントです。
また、トレンドの終わりに発生したエントリーポイントはWilliams%RとRSIでずれています。つまり、両方を見て取引をしていたら、トレンドごとに2回のチャンスがあったことになります。
テクニカル指標は種類によって示すエントリータイミングが違うので、併用の仕方をよく考えてみるのが大切です。
Williams%RとRSIのように1回のチャンスで二度利益を生み出せ場稼ぎやすいのでとても重要なポイントです!
まとめ
ハイローオーストラリアで人気の1分取引では感度が高いWilliams%Rを使うと確かに勝率が高くなることがわかりました。BTC/USDを使った場合しか検証していないので他の通貨ペアでも使えるかは確認する必要がありますが、1分取引に使えるテクニカル指標としてWilliams%Rは魅力があるのは確かでしょう。
RSIも並行して調査した結果、取引チャンスがかなり少ないものの、勝率は高い取引を実現できるとわかりました。ハイローオーストラリアではRSIを使うのが1分取引以外でも人気です。
今回の検証はあくまでランダムに選んだチャートでの結果です。どんなBTC/USDの相場でもWilliams%RやRSIが高い勝率を維持するとは限りません。ただ、勝てる可能性が高いことがわかったので、1分取引を攻略して稼ぎたいならまずはこの二つを使ってみましょう。
今までハイローオーストラリアの1分取引に不安を持っていた人も、ぜひこの結果を信じて挑戦してみて下さい。